2011/12シーズン
発生動向調査 | 検体数 | 検出数 | 検査中 | A(H1N1) pdm09 |
A香港型 | B型 (ビクトリア 系統) |
B型 (山形 系統) |
2011年9月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
10月 | 3 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 |
11月 | 10 | 5 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 |
12月 | 45 | 40 | 0 | 0 | 39 | 1 | 0 |
2012年1月 | 73 | 67 | 0 | 0 | 62 | 2 | 3 |
2月 | 34 | 26 | 0 | 0 | 17 | 4 | 5 |
3月 | 24 | 22 | 0 | 0 | 9 | 10 | 3 |
4月 | 13 | 12 | 0 | 0 | 3 | 6 | 3 |
5月 | 4 | 4 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 |
6月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
合計 | 206 | 178 | 0 | 0 | 138 | 26 | 14 |
集団かぜ | 検体数 | 検出数 | 検査中 | A(H1N1) pdm09 |
A香港型 | B型 (ビクトリア 系統) |
B型 (山形 系統) |
2011年9月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
10月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
11月 | 18 | 7 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 |
12月 | 19 | 7 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 |
2012年1月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2月 | 10 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 |
3月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
4月 | 6 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 |
5月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
6月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
合計 | 53 | 18 | 0 | 0 | 16 | 2 | 0 |
2010/11シーズン(参考)
発生動向調査 | 検体数 | 検出数 | 検査中 | A(H1N1) pdm09 |
Aソ連型 | A香港型 | B型 (ビクトリア 系統) |
B型 (山形 系統) |
2010年9月 | 2 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
10月 | 6 | 4 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 0 |
11月 | 9 | 6 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0 | 1 |
12月 | 42 | 34 | 0 | 13 | 0 | 14 | 7 | 0 |
2011年1月 | 144 | 127 | 0 | 92 | 0 | 24 | 11 | 0 |
2月 | 86 | 73 | 0 | 27 | 0 | 24 | 22 | 0 |
3月 | 49 | 44 | 0 | 3 | 0 | 18 | 23 | 0 |
4月 | 23 | 19 | 0 | 0 | 0 | 7 | 12 | 0 |
5月 | 6 | 5 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 |
6月 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
合計 | 368 | 315 | 0 | 139 | 0 | 98 | 77 | 1 |
集団かぜ | 検体数 | 検出数 | 検査中 | A(H1N1) pdm09 |
Aソ連型 | A香港型 | B型 (ビクトリア 系統) |
B型 (山形 系統) |
2010年9月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
10月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
11月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
12月 | 17 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 |
2011年1月 | 53 | 22 | 0 | 17 | 0 | 0 | 5 | 0 |
2月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
3月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
4月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
5月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
6月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
合計 | 70 | 28 | 0 | 17 | 0 | 0 | 11 | 0 |
●2009/10・2008/09シーズンのインフルエンザウイルス分離状況はこちら
2011/12シーズンのインフルエンザウイルス分離・検出状況(平成24年7月17日現在)
●ウイルスサーベイランス:感染症発生動向調査等の目的で2011/12シーズン(平成23年9月〜)に愛知県内の医療機関(名古屋市を除く)で採取され、当衛生研究所に搬入された206検体中178検体よりA香港型(AH3)138株(78%)、B型(ビクトリア系統)26株(15%)とB型(山形系統)14株(8%)が分離されています。今シーズンはA香港型主体でしたが、1月以降にはB型も分離されました。5月下旬の搬入検体を最後にウイルスは分離されていません。
●集団かぜ:2011/12シーズンは5事例47件よりA香港型を16株分離しました(平成23年11月に知多、豊田市、豊橋市保健所管内、12月に津島及び瀬戸保健所管内、平成24年2月に衣浦東部保健所管内)。これらの分離ウイルス株はVictoria/208と呼ばれるグループ(clade)に属しており、今シーズン国内各地から同じグループに属する株が多数分離報告されています。また、1事例6件よりB型ビクトリア系統を2株分離しました(4月に瀬戸保健所管内)。
●抗ウイルス剤感受性(耐性マーカー)サーベイランス(名古屋市を除く):今シーズンはA(H1N1)pdm09ウイルス株を分離していないため、タミフル耐性マーカー遺伝子(H275Y変異)検索実績はありません。全国では8株の検索報告がありますが、耐性マーカーは検出されていません。
●入院サーベイランス:平成24年第27週までに県内全14基幹定点医療機関より報告された入院患者は450名でした。うち1例の気管吸引液よりPCR検査にてA香港型インフルエンザウイルス遺伝子断片を検出しました。
2011/12シーズンのインフルエンザウイルス分離・検出状況(平成24年5月18日現在)
●ウイルスサーベイランス:感染症発生動向調査等の目的で2011/12シーズン(平成23年9月〜)に愛知県内の医療機関(名古屋市を除く)で採取され、当衛生研究所に搬入された194検体中168検体よりA香港型(AH3)134株(80%)、B型(ビクトリア系統)21株(13%)とB型(山形系統)13株(8%)が分離されています。今シーズンはA香港型主体ですが、1月以降にB型が分離されるようになりました。当県ではA(H1N1)pdm09の分離成績はありませんが、全国では13株の分離報告があります。
●集団かぜ:平成23年11月に知多、豊田市、豊橋市保健所管内の小学校若しくは幼稚園で発生した3事例中2事例からA香港型が7株、12月には津島及び瀬戸保健所管内の小学校で発生した2事例からA香港型が7株、平成24年2月に衣浦東部保健所管内の小学校で発生した事例からA香港型が2株分離されました。これらの分離ウイルス株はVictoria/208と呼ばれるグループ(clade)に属しており、今シーズン国内各地から同じグループに属する株が多数分離報告されています。また、4月に瀬戸保健所管内の小学校で発生した事例からB型ビクトリア系統が2株分離されました。
●抗ウイルス剤感受性(耐性マーカー)サーベイランス(名古屋市を除く):今シーズンはA(H1N1)pdm09ウイルス株は分離していないため、タミフル耐性マーカー遺伝子(H275Y変異)検索実績はありません。全国では5株の検索報告がありますが、耐性マーカーは検出されていません。
●入院サーベイランス:平成24年第19週までに県内全14基幹定点医療機関より報告された入院患者は449名でした。うち1例の気管吸引液よりPCR検査にてA香港型インフルエンザウイルス遺伝子断片を検出しています。
2011/12シーズンのインフルエンザウイルス分離・検出状況(平成24年3月14日現在)
●ウイルスサーベイランス:感染症発生動向調査等の目的で2011/12シーズン(平成23年9月〜)に愛知県内の医療機関(名古屋市を除く)で採取され、当衛生研究所に搬入された145検体中125検体よりA香港型(AH3)117株(94%)、B型(ビクトリア系統)3株とB型(山形系統)が5株分離されています。今シーズンはA香港型主体ですが、1月以降B型(特に山形系統)が増えてきました。当県ではA(H1N1)pdm09の分離成績はありませんが、わずかながら他県から分離報告があります。
●集団かぜ:平成23年11月に知多、豊田市、豊橋市保健所管内の小学校若しくは幼稚園で発生した3事例中2事例からA香港型が7株、12月には津島及び瀬戸保健所管内の小学校で発生した2事例からA香港型が7株、平成24年2月に衣浦東部保健所管内の小学校で発生した事例からもA香港型が2株分離されました。これらの分離ウイルス株は、今シーズン国内で分離・報告されたAH3亜型株と同じVictoria/208と呼ばれるグループ(clade)に属していました。
●抗ウイルス剤感受性(耐性マーカー)サーベイランス(名古屋市を除く):今シーズンは未だにA(H1N1)pdm09ウイルス株は分離していないため、タミフル耐性マーカー遺伝子(H275Y変異)検索実績はありません。
●入院サーベイランス:平成24年第11週までに県内全14基幹定点医療機関より報告された入院患者は420名でした。うち1例の気管吸引液よりPCR検査にてA香港型インフルエンザウイルス遺伝子断片を検出しています。
2011/12シーズンのインフルエンザウイルス分離・検出状況(平成24年1月13日現在)
●ウイルスサーベイランス:感染症発生動向調査等の目的で2011/12シーズン(平成23年9月〜)に愛知県内の医療機関(名古屋市を除く)で採取され、当衛生研究所に搬入された31検体中22検体よりA香港型(AH3)のみが分離されています。今シーズンに入り、全国的にはA香港型が主に(約90%)分離されていますが、B型(ビクトリア系統と山形系統)も約10%、A(H1N1)pdm09(新型インフルエンザより名称変更)もわずかながら他県から分離報告があります。
●集団かぜ:平成23年11月に知多、豊田市、豊橋市保健所管内の小学校若しくは幼稚園で発生した3事例中2事例からA香港型が7株分離されています。12月には津島及び瀬戸保健所管内の小学校で発生した2事例からA香港型が7株分離されています。これらの事例から得られた分離株は、今シーズン横浜市、三重県及び兵庫県での集団発生事例より分離されたAH3亜型株と同じVictoria/208と呼ばれるグループに属していました。
●抗ウイルス剤感受性(耐性マーカー)サーベイランス(名古屋市を除く):今シーズンは未だにA(H1N1)pdm09ウイルス株は分離していないため、タミフル耐性マーカー遺伝子(H275Y変異)検索実績はありません。
●入院サーベイランス:平成24年第1週までに県内全14基幹定点医療機関より報告された入院患者は78名でした。うち1例の気管吸引液よりPCR検査にてA香港型インフルエンザウイルス遺伝子断片を検出しました。
2011/12シーズンのインフルエンザウイルス分離・検出状況(平成23年11月18日現在)
●ウイルスサーベイランス:感染症発生動向調査等の目的で2011/12シーズン(平成23年9月〜)に愛知県内の医療機関(名古屋市を除く)で採取され、当衛生研究所に搬入された2検体中1検体よりA香港型(AH3)が分離されています。今シーズンに入り、全国的にはA香港型が主に分離されていますが、A(H1N1)pdm09(新型インフルエンザより名称変更)及びB型(山形系統)も他県から分離報告があります。
●集団かぜ:平成23年11月に知多保健所管内の小学校で発生した1事例からA香港型が5株分離されています。この分離株は、今シーズン横浜市、三重県及び兵庫県での集団発生事例より分離されたAH3亜型株と同じVictoria/208と呼ばれるグループに属していました。
●抗ウイルス剤感受性(耐性マーカー)サーベイランス(名古屋市を除く):今シーズンは未だにA(H1N1)pdm09ウイルス株は分離していないため、タミフル耐性マーカー遺伝子(H275Y変異)検索実績はありません。
今後も、随時最新のインフルエンザウイルス分離状況を本ページに報告の予定です。