委員会情報
委員会審査状況
警察委員会
( 委 員 会 )
日 時 令和6年3月11日(月) 午前9時58分~
会 場 第3委員会室
出 席 者
ますだ裕二、林 文夫 正副委員長
久保田浩文、寺西むつみ、南部文宏、成田 修、横田たかし、鈴木まさと、
日比たけまさ、山口 健、しまぶくろ朝太郎、筒井タカヤ 各委員
中尾公安委員、警察本部長、総務部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、
刑事部長、交通部長、財務統括官、組織犯罪対策局長、警備部長、
関係各課長等
委員会審査風景
<付託案件等>
○ 議 案
第 69 号 令和5度愛知県一般会計補正予算(第7号)
第1条(歳入歳出予算の補正)の内
歳 出
第8款 警察費
第2条(繰越明許費の補正)の内
第8款 警察費
第3条(債務負担行為の補正)の内
岡崎警察署整備工事
(結 果)
全員一致をもって原案を可決すべきものと決した議案
第69号
<会議の概要>
1 開 会
2 議案審査(1件)
(1)理事者の説明
(2)質 疑
(3)採 決
3 委員長報告の決定
4 閉 会
(主な質疑)
【委員】
令和5年度の2月補正予算のうち、警察活動費の繰越明許費について質問する。
犯罪捜査活動費で進めている証拠品倉庫の新規整備について、電線ケーブルが枯渇しており、年度内に工事を完了することができない状況のため事業を繰り越すと説明があった。証拠品倉庫は犯罪現場から収集された証拠物を保管し、管理する上で大変重要な施設であると認識している。証拠品倉庫は、事件の解決や裁判で使用される可能性のある証拠品が損傷や紛失をしないよう、法的手続に従って適切に保管、管理する重要な役割を果たしているため、工事の完了時期の遅れからどのような影響が及ぶのか危惧している。
そこで、工事完了が遅れることによって、警察活動に影響があるのか伺う。
【理事者】
工事完了遅延に伴う影響について、県警察では、現在、借用している既存の施設を、引き続き活用する予定であるため、警察活動上は特段の影響はない。
一方、既存施設の借用に関しては、証拠品の搬出作業に要する期間を見込み、本年7月まで賃借契約を結んでいるが、工事完了遅延に伴い、契約期間を延長した場合、賃借料の追加負担が考えられるため、適切に対応する。
【委員】
警察活動上は特段の影響はないと聞いて安心した。一方で、賃借契約期間の延長による追加の負担が考えられるとのことで、県民の負担にならない対応が必要である。同時に、既存の建物の老朽化への対応として倉庫の整備に至ったため、地震等の災害も危惧される中、早期の完成が望まれる。
そこで、今後の整備スケジュールの見通しは、どのような状況なのか。
【理事者】
今後のスケジュールの見通しについて、施設の建設状況は、建物の主要部分の工事は既に完了しており、入手困難となっている電線ケーブルの配線工事とそれに付随する工事を残すのみとなっている。現在、全国的に枯渇している電線ケーブルの確保に向けて、契約相手方と調整を進めている。現時点での完成時期は未定だが、可能な限り早期に完成できるよう努める。
【委員】
証拠品の搬出期間として約4か月を見込んでいると聞いたが、搬出期間の短縮も含めて、最大限の努力をしてもらい、追加の負担を最小限に抑えるため、また、施設の老朽化対策といった当初の目的を果たすため、早期の完成、運用を要望する。