ガザ地区における人道上の危機的状況の改善と速やかな停戦の実現を求める決議 イスラエルとハマス等のパレスチナ武装勢力との間では、武力衝突と停戦が長年にわたり繰り返されている。 昨年10月7日のハマス等によるイスラエルに対するテロ攻撃が発生し、ガザ地区での戦闘が始まってから、既に8か月が経過した。 戦闘が長期化する中で、子供や女性、高齢者を含む多くの民間人が犠牲となっており、ガザ地区は人道上の危機的状況にある。 本県議会は、人質を解放し、人道支援活動が可能な環境が確保されるよう、即時の停戦を求めるとともに、持続可能な停戦に繋がるよう強く期待する。 また、未だ多くの人々が身を寄せるガザ地区南部ラファにおける全面的な軍事作戦に反対するとともに、人道支援活動が阻害されることのないよう求める。 国に対しては、人質の解放と停戦が実現するよう、関係国とも緊密に連携しつつ、国際連合安全保障理事会やG7の一員として環境整備に取り組むとともに、引き続き、ガザ地区の人道上の危機的状況の改善、事態の早期沈静化のために格段の外交努力を払うよう強く求める。 以上、決議する。 令和6年7月3日 愛知県議会