【記者】 |
議会では、議員報酬の削減を、知事の削減を目安に考えていきたいとの話もあるが、知事ご自身の給与のことは、6月県議会に向けてどのように考えていらっしゃいますか。 |
【知事】 |
明日、予算、それから条例議案の説明をやりますが、先週の木曜日に、各党各会派に予算と条例議案の骨子内容を御説明させていただきました。
その折、私の知事給与については、いろいろ考えまして、3割の削減ということを申し上げました。議員報酬につきましては、これは私(の)マニフェストにも掲げておりますが、そこは議会の中で、各会派で十分議論していただいて決めていただく話だと思っております。
ただ、私自身の考えといいますか腹づもりのことは、私自身の減税・愛知の会の会派もありますから、あと公明党さんともこれまでずっと協議してきましたし、そういったことは申し上げましたし、民主党さんにも自民党さんにも私自身の腹づもりは申し上げましたが、あとはやはり各会派でよくよく話をしていただいてやっていただくということだと思っておりますから、その協議を注視していきたい、見守っていきたいというふうに思います。 |
【記者】 |
知事給与削減を3割とした理由は何かありますか。 |
【知事】 |
これは基準とか根拠というのは正直言ってないと思うんですよ。いろんな状況を、周囲の状況を勘案しながら、言葉で言えばよくよく考えて、よくよく考えて私自身はこういうふうにさせていただくということを決めさせていただいたということです。
それと、私自身だけじゃなくて、副知事さん始め特別職の皆さんにも同じく、さらにその削減額を深掘りさせていただいた。ただ、一般職の皆さんと逆転してはいけませんから、そこの状況を見ながら削減の率を決めさせていただいたということでございます。 |
【記者】 |
知事給与は、本来、もっと低くあるべきということで、3割下げるのか。財政状況を見て特別な措置として3割下げるのか、どちらになるのでしょうか。 |
【知事】 |
私はですね、この議案というのは、その結果を見ていただければいいんだろうと思いますし、それ以上のコメントはあまりしないほうがといいますか、余りするつもりはないんですけれども、正直言って、この水準自体は、よくよく考えてということだと思いますが。
一方で、私はベースとしては、一つは今の愛知県の厳しい財政状況があるということ。それから、今の東日本大震災の復興支援、それから県内のいろんな防災対策とか経済産業振興対策についてもこれは予算が要るといったようなことも勘案して、そして、私自身の給与削減をマニフェストに書いてありますから、この6月議会で提案させていただくというこういうことです。 |
【記者】 |
現在の厳しい財政状況を考えて、知事給与の削減を、今回提案されたということですが、特別職の方々の削減についても同様の理由でしょうか。 |
【知事】 |
特別職についてはですね、今の厳しい財政状況を踏まえて私の削減(と)同じじゃありませんけれども、その数字がどうかって、それはこれもよくよく考えてということでしかありませんが、そういうことで皆さんにお願いをしたと。これは一般職の職員の皆さんにも今回お願いをしておりますから、もちろん昨年同様という水準に最後なりましたが、お願いしておりますから、今の厳しい財政状況を踏まえてということで御理解をいただければと思っております。 |
【記者】 |
河村名古屋市長が、議員のボランティア化を提案されていますが、それについては、同様に議員ボランティア化を進めていくべきだとお考えでしょうか。 |
【知事】 |
議員云々(ボランティア化)についてはですね、いろんなお考えがそれぞれ皆さんあるんだろうと思います。それぞれの考え、みんな私は正しいというふうに思っておりますから、私はそれ以上そのことについては、私自身はコメントは特にありません。 |