【記者】 |
名古屋市会で減税条例案が継続審議になることが確定していますが、そのことについて知事のお考えを伺います。 |
【知事】 |
名古屋市会の件でありますから、私がコメントするというのは、どうかなというふうに思いますが、その上で個人的な見解を申し上げますと、名古屋市の場合は、22年度に減税をやったという実績があり、今年2月の選挙で河村さんが圧倒的な支持、信託を受けたということからすれば、私は、名古屋市は既に実績があると、減税をやったということでもありますし、そういう意味では、何らかの議決がされて方向づけができたらよかったかなというふうに思いますが、何にせよ、それは名古屋市会の中で議論をして、そういう方向づけになったということでありますから、それはそれとして受けとめなければならないと思いますが、私としては、そういう意味ではちょっと、これまでの経過等々を含めれば、ちょっと残念かなというふうに思います。 |
【記者】 |
知事は、県民税減税について、次の議会に条例案を提出するとおっしゃっていますが、名古屋市会では、財政難で見通しが立たないなどの理由で減税条例案が継続審議となった状況を踏まえて、県としては、県議会にどのように働きかけていくお考えなのか伺います。 |
【知事】 |
これは、前から申し上げておりますように、庁内のプロジェクトチーム、2月に直ちにつくっておりますが、そこで縦横斜めいろいろな側面から検討を加えておりまして、これは12月県議会に提案をするということで、今、詰めているということを申し上げております。その状況は変わっておりません。引き続き、中身を詰めていきたいというふうに思っております。 |
【記者】 |
県議会に、どういった部分で減税の効果があるということを説明していくお考えでしょうか。 |
【知事】 |
今、中身を詰めているところでありますから、その状況ができ上がった段階で関係者に説明をして、理解を得たいというふうに思っています。 |
【記者】 |
名古屋市会での減税についての紛糾は、県へ悪い影響があるとお考えでしょうか。 |
【知事】 |
名古屋市会の議論は名古屋市会の議論だと思っておりますから、私のところで今、検討しているものは、成案が出た段階で御説明をして理解を得たいというふうに思っております。それはそれ、これはこれだと思っております。 |