【記者】 |
厳しい財政状況の中、来年度について知事の報酬削減継続、一般職についても削減継続を求めて交渉中ということですが、議員の報酬については、議会側にどのような姿勢が求められていると、知事はお感じなのか伺います。 |
【知事】 |
今、言われるように、今、議会の皆さんは11%(削減)ということで、これは今年度限り、(今年度)いっぱいということですから、当然それをどうするかということが議論になるんだろうというふうに思います。
私は今の3割報酬カットを継続するということで私自身決断をしまして、それを提案したいと思っております。また、今もこの厳しい1,800億円の収支不足の中で、職員の皆さんにも、大変残念ではありますが、引き続きの給与抑制をお願いせざるを得ないということで、今、交渉に入らせていただいております。
国の方も国家公務員の給与削減、それからまた国会議員の歳費の問題といったのが議論のテーマになってきています。ですからそういうのを、種々の状況を踏まえながら、踏まえていただいて、県議会の皆さんも、是非、その点をしっかり県民の皆様に説明できるように議論していただきたい。いずれにしても、どうするか2月県議会には決めないかんですもんね。それは真摯な議論をしていただきたいなというふうに思っております。 |
【記者】 |
議員の報酬について、知事が議会側に提案していくことは検討されていますか。 |
【知事】 |
いつも申し上げていますが、まずは、やはり議会の皆さん、自らのことについては、自らまずは真剣に御議論していただくということだと思います。その上で、必要があれば私も何らかの考え、自分なりの考え方を申し上げる、そういう場もあるのではないかなというふうに思いますが、まずは、まずは、自ら御議論していただきたいというふうに思います。
報酬の話ももちろんですが、国会の方はこれで議員定数削減の話が大きなテーマになりますね。消費税の議論の前に、やっぱりまず国のほうが身を切る必要があるんじゃないかということで、国家公務員の給与の削減、それから議員の歳費の見直しの議論、それから議員定数の削減というのは、前からのずっと懸案でありましたから、そういった議論がありますので、国会がそういうふうになったときに県議会の皆さんはどうされるのか、そのことは十分私も注視をしていきたい。そこも含めて、議会の皆さんには、よりより議論をして、協議をして、県民の皆様の御理解と御納得をいただけるような、そういった議論を、是非、期待したいというふうに思います。 |
【記者】 |
県議会の報酬の関係で、議員定数についても注視していきたいと話されましたが、県議会の議員定数も議論が起きて然るべきということですか。 |
【知事】 |
私がというよりも、国会がどういう形で議論が収れんしていくかということだと思いますが、80議席削減と言っておりますからね。衆議院の、480議席から80議席削減、2割弱ですか。ということですから、私は、そうなれば当然、そういった議論、地方議会の定数の問題といったことも当然議論になってくるんだろうというふうに思います。それはまずは、議会の皆さんに真摯に受けとめていただいて、そういったことも含めて御議論をいただければ。ですから、そのことを十分注視をしていきたいという意味で申し上げました。 |