【記者】 |
有料道路事業の運営を民間でできないか、という話がありましたが、民営化することによって、どういったことを期待しての申請でしょうか。 |
【知事】 |
やっぱりですね、民営化した場合は、一つはコストの低減というのがありますね。合理化、効率化。それからやはり民間のノウハウというのは、できるだけお客さんをたくさん呼ぼうということになると思うんですね。ですから、例えば、県の有料道路でもいろんなパーキングエリアとか、サービスエリアがあるじゃないですか。ああいったものをもっともっと民間のノウハウを入れて、もっとお客さんを呼べるような、そういったものの工夫があり得るんじゃないか、というふうに思いますね。ですから、コストはだからどのぐらい下げられるかというのはありますが、例えば、どれだけ下げても半分にはならんけど、これ下げると、あと売り上げを増やそうとしますよね、当然民間の場合は。そうすると、やっぱりできるだけお客さんに来てもらう、できるだけたくさんの名所をつくるとか、そういったことで工夫はしていただけると思いますから、是非、それは是非、チャレンジをしていきたいなというふうに思ってます。 |
【記者】 |
農業用水を利用した小水力発電の申請は、現状の愛知池の水力発電の施設を改良したいということでしょうか。 |
【知事】 |
いやいや、だからそれは、もう現在やっていますから、あれですけど、これも含め、今後、だから県内小水力発電チャレンジしていきたいので、それだけに一々一々、国の協議がどうのこうのということじゃなくて、それは県に任せていただければいいんじゃないか。
要は、川にそのまま発電所を造るんだったら川でいいんですよ。そこから取ってきた水路まで全部、河川管理者の国と協議をするというのはおかしな話なんで、具体的には、今度、24年25年度2か年で調査をいたしますが、明治用水の本管のやり替え及びああいう大きな用水事業の本管、耐震化の国営事業で第1号をやろうとして、2か年これから調査をいたします。そこで、その中で小水力発電をやっていきたいというふうに思っておりまして、ですからそういったことも含め、現実にこれ、もう事業化すべく調査かけますので、これは国がやりますが、県も負担金あるのでこれは一緒にやるということですけど、ということもあるので、やっぱり実際にやるんだったら我々の権限に任せてもらいたいということで、要望していく実益はあるというふうに思っています。 |
【記者】 |
あいちトリエンナーレ特区について、出演者が謝礼を受け取る場合には、短期ビザでの入国が認められていないということですが、ということは、報酬なしで入国せざるを得ない状況で、有名な人を呼びたいけど呼べないというような支障が考えられるということでしょうか。 |
【知事】 |
要はこれ、短期ビザだと報酬を受け取る活動ができないとなると、その方は来れないということになるよね。だからメンバーを限定されるので、できるだけ限定なしに受け入れたいという意味です。まだこれ、メンバーが決まっているわけじゃないけど、有名な方とか、名の通った方を呼ぶ時に、やっぱり選択肢は広げたいということです。 |