【記者】 |
県庁の省エネ・節電は去年とどの点が違うのですか。 |
【知事】 |
去年と一番違うのは、去年は昼休み時間を動かしたでしょ。去年やっぱり、ちょっと昼休み時間を動かしたんで、なかなかやっぱりPR、周知、PRしたつもりなんだけど、やっぱりそれがあれだったんで、今年は無理なくということなので、昼休み時間を動かさないということと、それから冷房も去年止めましたが、今年はちょっといろいろ、去年もありまして、今年はそのままにしていきたいということでありますけど、あと、強化したところはあとどこだ。 |
【知 事
政 策 局 長】 |
知事の発言もありましたけど、月曜日から水曜日にやっていたのが主なものでございまして、それを全日に増やす。例えば事務室の一部消灯なんかは月曜日から水曜日ということをやっていたんですけれども、それを月曜日から金曜日まで全部やるとか、エレベーターなんかもそういうところでございまして。量は違いますけど、全日にする。 |
【 記 者 】 |
今回の対策で3つの庁舎で2010年比5.1%の節電になるとのことですが、政府の言っている節電5%の数値を、県民へ周知し求めていくことになりますか。
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【 知 事 】 |
それは数値目標ということですか。それはやりません。
去年も数値目標はやらないということを申し上げましてね。と言うのは数値目標というのはひとり歩きしますし、要は結局、去年もさんざん申し上げたんですが、電力というのはためることができないんですな、特徴は。温泉のかけ流しと一緒でして、使わないと、ビャーと末端で消えて無くなっちゃうわけですよ。だから賢く使うと。賢く使うということが必要なので、そういう意味で、また一方であまりにも過度に萎縮しますと景気が冷え込んでしまいますから、あるものをですね。もちろん無駄遣いはしない、それから限りある資源だからできるだけ節約して使うことをやりますけれども、はなから目標という形はね、私は去年もとりませんでしたけど、今年もとるつもりはありません。
ただ、政府から5%というのが一応国から示されているので、まず県としては、こういった形で無理なく5%ぐらいの省エネ・節電をやっていくということを、こういうことをやりますよということを県民の皆様に周知して、それぞれの皆さんでやれることをやっていただくということが必要じゃないか。
そういう中でも特に、特にやっぱり夏場になりますと一番電力を使うのは、ピークは午後1時から4時、13時から16時なので、逆にいうとそれ以外は、夜、そんなこと言うと、あんまり言うと怒られるけど、夜は別に、全然ピークでも何でもないので、工場も動いてないし。夜勤のところあるけど、基本的にはあれだから、そういう意味で午後、13時から16時の間のピークカットを是非重点的に念頭に置いていただいて、それぞれの部署部署で無理なく、スマートユースで節電をお願いできれば。そういう呼びかけをしていきたいと思います。
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