【記者】 |
試験焼却を引き受ける意向のところがなかったとのことですが、県の方針として、可燃がれきの受け入れは難しいということですか。あくまで引き受けたいということでしょうか。 |
【知事】 |
先ほど申し上げたとおりでございまして、私が最初、多くの市町村長さんに直接、全員の方に電話をしたり、直接会う機会があった方にはそこでお話をしたりといった時、5月の半ばでしたけれども、その時はとにかく400万トン強をどうにかしなきゃいけないということで、それも県全体で広く分かち合ってやっていければということでお話をし、御依頼した時、皆さん本当に「これはやってかなきゃいけない」ということで、皆さんに本当に真剣に検討いただきました。
ただ、その後、大分状況が変わったということもありますし、今、可燃物についてはめどが立ってきたというのは国の方の通知のとおりなので、そういった状況。それから、御案内のように愛知県は焼却施設というか、廃棄物の焼却の仕事というのは、基本的にはこれは市町村ということでありますので、県は焼却施設を持っておりませんので、そういう意味では市町村にお願いをし、御依頼をしてやろうということでありましたけれども、なかなか今の状況からして難しいということであれば、この可燃物の焼却処理引き受けというのは、なかなか難しいということだと思います。
ですから、私どもとしては3カ所を候補地として、今計画づくり、それから環境調査などをやっておりますが、不燃物につきましては引き続き、これは環境省のほうから要請がありますので、でもって今調整をしておりますので、そちらの方を中心に受入れに向けて取組を進めていきたいというふうに思っています。 |
【記者】 |
アンケートは全て回答がありましたか。回答した市と事務組合の数はいくつですか。 |
【知事】 |
回答は全部出てきました。市町村と一部事務組合合わせて31です。
試験焼却は、今の段階では引き受ける、やるというところはなかったということです。 |
【記者】 |
試験焼却の予算措置がされていますが、この扱いはどうなりますか。 |
【知事】 |
市町村、一部事務組合の皆さんで、試験焼却を引き受けるところはありませんでしたので、その費用は使わないということになります。 |