【知事】 |
6か所はですね、もともとの6か所を申し上げますと、知多は美浜町、あとは一色の衣崎、吉良町、それから蒲郡は竹島、渥美は小中山、渥美半島の先っちょの内側ね。それからもう1か所は野間の6か所。それにですね、西尾の東幡豆、蒲郡の三谷、渥美では田原、この3つを加えるということでございます。それを今回、ですから、今日採取をして明日検査をするということでございます。 |
【記者】 |
前回基準値を超えていても、今回の検査で基準を下回れば問題なくなるということですか。 |
【知事】 |
問題ありません。
というのは、このプランクトンが春先に発生をするもので、水温が上がると消えるということなので、もうちょっとしたら問題なくなるので、いつこれが消えて問題なくなるかということなので、月2回というよりも、毎週やって、早く安心をしていだきたいということでございます。
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【記者】 |
出荷規制も解除されるということですか。 |
【知事】 |
もちろんそうです。基準値を下回れば解除いたします。 |
【記者】 |
仮に基準を上回った場合は、また来週同じように検査するということですか。 |
【知事】 |
そうです。毎週やります。
3月、4月というのは、この地域というか三河湾だな一番の中心。伊勢湾もそうですけど、潮干狩りというのはこの地域の風物詩ですからね。知多半島道路、潮干狩りの時期と海水浴の時期がいつも大渋滞を起こすということぐらいなので、せっかく皆さん楽しみにしていただいているので、早く安心をしていただけるように、きめ細かく検査、調査をしていきたいと。その都度リアルタイムで公表して、県民の皆さんに早く安心していただきたいというふうに思っております。
ちなみに、いつも申し上げますが、最近、ここのところアサリの国内産がドンドンドンドン減ってきている中で、三河湾だけ増えているんですね。今や全国の国内産アサリの6割を超える量が三河湾でしかとれないということなので。どういうメカニズムなのか不思議なくらいですね、これだけ日本国中広いのに。ですから、そういう意味では、自然のメカニズムというのは恐ろしいというか、すばらしいことだというふうに思いますが、そういう地元の皆さんに本当に親しまれている潮干狩りというかアサリなので、水温が暖かくなれば消えるのはわかっていますから、早いところこれは検査して、早く安心していただきたいというふうに思っております。
私も子どものころから、春先になるとやっぱり海岸でかくのは、むずむずしてくる感じがあるぐらい気持ちのいいものなので、ぜひまた、多くの皆さんに楽しんでいただけるようにやっていきたいというふうに思っております。
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