知事の記者会見
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令和2年7月6日(月) 午前10時
1 知事発言
 すみません、定例会見のときは、やっぱり口元が見えるようにマスクを外させていただきます。
 ちなみに、このマスクは、先週、中日ドラゴンズの矢野社長がみえたときに。ユニフォームで作ったマスクということでございます。ちょっと厚いね。ちょっと厚いね、生地が。ということでございます。

(1)7月3日からの大雨(令和2年7月豪雨)について
 さて、会見の前にですね、7月3日からの大雨について少し申し上げます。
 先ほど県議会本会議で私が申し上げましたが、愛知県内では、現在のところですね、被害等は確認をされておりません。
 一旦、7月4日土曜日午前1時10分の大雨警報の発令に伴いまして災害対策本部を設置をいたしましたが、その後警報が解除されましたので、一旦この災害対策本部は閉じた上で、また、昨日のですね、5日日曜日午後11時37分にまた大雨警報が発令されましたので、再び災害対策本部を設置し、今も継続中ということで、今、警戒を行っているということでございます。
 愛知県内では、7市町村で災対本部が設置をされ、対応に当たっているということでございます。引き続き状況を注視しながら、速やかに対応していきたいというふうに思っております。
 なお、熊本、鹿児島、南九州等でありますが、本県への応援要請は今のところはありません。もしあればですね、直ちに対応していきたいということで、準備は整えております。

(2)新型コロナウイルス感染症について
 そしてもう一つは、お手元にですね、本日時点といいますか、のコロナウイルスの感染状況等々についての資料を、お手元にお配りしてありますので、御覧をいただければというふうに思っております。
 2枚目の検査件数につきましても、昨日までのものをですね、通常は大体3時に集計をしておりますが、少し、1時間早めてですね、集計をさせていただいたものを、昨日までの検査件数ですね、お配りをしておりますので、御覧をいただければというふうに思っております。
 今現在、愛知県におきましては、まとめますと、5月の感染者数は22人、1か月で22人。6月は1か月で16人ということでございます。そして、7月は昨日まで、5日連続0ということでございました。というのが今の状況でございます。そして入院中は、この資料にもありますように、全体で5人。海外検疫の方が3人なので、今現在は8人ということでございます。また資料を御覧をいただければというふうに思っております。

(3)県産牛肉及び名古屋コーチンの学校給食への無償提供について
 そして、このコロナウイルス対策の関連でもありますが、愛知県産牛肉及び名古屋コーチンの無償提供による学校給食への提供が、7月2日の木曜日から実施をされております。
 まず、県産牛肉については豊橋市の小中学校からスタートをし、名古屋コーチンについては江南市の定時制高校ですね、古知野(こちの)高校の定時制高校の給食からスタートということでございます。
 なお、明日7日の火曜日ですね、小牧の小学校、小牧市立篠岡(しのおか)小学校で取材をいただけるということでございますので、またよろしくお願いを申し上げます。明日は、小牧は名古屋コーチンですね、名古屋コーチン入りの「天の川そうめん汁」ということだそうでございますので、また取材をいただければというふうに思っております。

(4)「新規採用職員全体研修」の実施について
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/jinjika/shinsaikensyu20200706.html)

 それでは、私から発表事項を2点申し上げます。
 まず1点でございますが、「新規採用職員全体研修」の実施について申し上げます。
 愛知県では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止といたしました4月1日の「新規採用職員入庁式」に代えまして、新規採用職員386人が参加をして、「新規採用職員全体研修」を7月14日にウィルあいちで実施をいたします。もちろん私も出席をいたします。
 本年度の新規採用職員は、入庁式という社会人としてのスタートを切る上での大きな節目の行事のないままに、社会人生活をスタートをさせました。この「全体研修」は、そうした職員が参加をして、同期との交流を通じて、連帯感を醸成し、気持ちを新たに県職員としてのモチベーションを一層高めてもらうことを目的に実施をいたします。
 研修は、徹底した感染防止対策を講じた上で、二部構成で行います。第一部は式典形式、第二部は事例研究と職員からの質問に答える形で私からもお答え申し上げ、アドバイスをさせていただいて、職員との交流を図ります。
 新規採用職員には、入庁して3か月を経過したこの時期に、今回の「全体研修」を通じて、県職員としての自覚・使命感を一段と高め、一日も早く「日本一元気な愛知」づくりを担ってもらいたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
 ということで、2枚目が資料でありまして、第一部はですね、私からですね、訓示を申し上げ、職員代表の決意表明で終わりということでございます。それで第二部で、10分程度私への質問コーナーを設け、質問に対して私がお答えをするということでありまして、それを10分程度。そしてその後ですね、それぞれのですね、会議室等々に分かれていただきましてですね、「職場の事例研究」と題しまして、グループワーク形式の研修を行うということで、五、六人のグループで、これまでの3か月を振り返り、仕事上でのいろんな事例、困った事例などを各自発表し、課題や解決策について意見交換を行うというものでございます。
 ということございまして、今回はホールや各会議室の収容人員の50パーセント以内ということで、感染防止対策をしっかりやってまいります。座席は隣前後を空けていくと、互い違いだということと、体温チェック、手指消毒、マスクの着用の徹底、そしてドアの開放、送風機などでの十分な換気ということでございます。
 こうした形で様々なですね、行事等々はやはり再開をしていきたいというふうに思っております。
 6月19日からはプロ野球がスタートをし、4日土曜日からはJ1も再開をしておりますし、7月10日からは両方とも観客を5,000人入れてですね、有観客の試合ということになります。また、7月の10日、11日、この金、土にはですね、名古屋フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会が、愛知県芸術劇場のコンサートホールにおきまして、収容人員の5割の観客900人規模で行われる予定ということでもありますので、そういった形で様々なイベント、行事、プロスポーツの再開をしていければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
 それが1点目ということでございます。

(5)情報通信(ICT)政策推進監の新設について
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/jinjika/ido20200709.html)

 そして、続きまして2点目でございます。
 お手元の資料を御覧いただきたいと思いますが、情報通信(ICT)政策推進監の新設について申し上げます。
 この度、経済産業局に情報通信(ICT)政策推進監を新設をいたしまして、総務省情報流通行政局情報通信作品振興課放送コンテンツ海外流通推進室長の吉田弘毅(よしだこうき)氏を採用することといたしました。
 現在、情報通信技術など次世代技術の進展によりまして、モノやサービスの生産性が飛躍的に高まっております。特に、2020年3月からは、第5世代移動通信システム5Gのサービスが本格的にスタートをし、ビッグデータ、AI・IoTなどの一層の活用・導入が期待をされております。
 こうした中で、愛知県の主力産業である自動車産業における「CASE(ケース)」や「MaaS(マース)」など、新たな技術・サービスへの対応や、「自動運転」、「介護・リハビリ支援ロボット」、「無人飛行ロボット(ドローン)」などの各分野における近未来技術の社会実装に向けた取組など、様々な施策を着実かつスピード感をもって進めていくことがますます重要となっております。
 今回採用する吉田氏には、ICTに関する県の施策全般の総合調整を担当してもらい、中でも中小企業のICT化の推進、ICT産業の育成・強化、さらには県内行政へのICTの活用などに取り組んでいただきたいというふうに考えております。
 籍は経済産業局に置きますが、組織横断的に、ダイナミックにですね、政策を作っていただければというふうに思っております。まずはですね、日本のICT産業の中での、愛知のICT産業の現状、位置づけを検証、分析をして、いわゆる傾向と対策ではありませんけれども、そうした中で対策を作っていただくということで。
 籍は経済産業局に置き、局長に準ずるポストにさせていただきますが、庁内全体的に、横断的にですね、まずは県内行政へのICTの活用ですね、AIとかロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)の活用だとか、クラウド化などということを行政面でもやっていただきますが、経済産業局に置くというのは、やはり経済・産業、中小企業のICT化の推進、それからICT産業の育成・強化、それから何といってもスタートアップ。スタートアップはやはりデジタル技術と非常に密接に絡みますのでですね、そういった意味でのスタートアップ、イノベーション企業の発掘、育成、そうしたことを手がけていただければというふうに思っております。
 愛知県が今、力を入れているICTに関連した様々な取組につきまして、国や関係機関との連携を含め、スピード感をもって進め、愛知の未来の形づくりに大いに力を発揮していただけるものと期待をいたしております。
 経歴など人事異動のペーパーはこういうことでありまして、今申し上げたとおりでありますが、経歴は3枚目の資料でございまして、御覧をいただければというふうに思っております。
 要はですね、情報通信、デジタル技術の加速的な進展という中でですね、こういったデジタル、ICTについて最先端の知見と幅広い視野、そして国際感覚を身に付けたそうした人材を、総務省の方にですね、そういった人材がいないかということで働き掛けをさせていただいたところ、この吉田さんをですね、推薦いただいたので、採用させていただくと、起用するということにいたしました。
 総務省の総合通信基盤局、情報流通行政局など、情報通信行政を大体というか一当たり、こう全部経験していただいておりますし、またASEAN日本政府代表部にも勤務をし、そうしたアジア、海外の動向にも詳しいということなので、そういう意味では大いに期待したい。今、現職は、コンテンツ海外流通推進室長であり、コンテンツ適正製作取引推進室長ということで、コンテンツ行政、そうしたものも手がけておられるということで、大いに期待をしたいというふうに思っております。
 ちなみにですね、今、この吉田氏を含めて、これで国からのですね、派遣といいますか、出向人事は、これで9名ということでございます。
 ということでございまして、大いに力を発揮をしていただきたいというふうに思っております。
 私からは以上です。

2 質疑応答
(1)新型コロナウイルス感染症について
【質問】 東京都の小池都知事が土曜日に、都民に対し不要不急の他県への移動を控えるよう呼び掛けたことについての受け止めと、また、改めてですけれども、愛知県から東京などの流行地への移動、往来についての知事のお考えをお聞かせください。
【知事】 この点については先週も申し上げたかと思います。金曜日でしたかね、第1回の検証委員会がありましたので、そのときにも御質問いただいて、お答えをしたかと思いますが。
 愛知県の状況はですね、感染状況は、先ほど冒頭に申し上げたとおりの状況でありまして、現段階では大変落ち着いているということだと思っております。
 先ほど申し上げたとおり、5月が22人、6月が16人、そして7月はまだ5日間でありますが0ということであります。ということなので、やはり感染状況が落ち着けばですね、やはり社会活動、経済活動は、やはり立ち上げて、一日も早くですね、日常生活、日常を取り戻すということが必要だということで、やはりしっかりとですね、いろんな活動をですね、再開をしていただくように、これはですね、我々としてもしっかり働き掛けをしていきたいというふうに思っております。
 なので、今日6月議会が終了いたしましたが、もう着々と準備しておりますが、夏休み前にですね、県民の皆さんには県内旅行をしていただく。これは6月の補正で組んだものでありますが、もうできるだけ早くですね、これを実行していきたい。1人1万円の補助ということで3億円を用意してありますので、相当これは行き渡っていただけることを期待をしておりますが。
 そういったことでありますとか、また先ほど申し上げたように、プロ野球もね、サッカーJリーグもスタート、有観客も始まると。高校野球の夏季大会もスタートしたと。そして、7月22日から9月3日まではですね、愛知県の芸文センターのギャラリーでですね、「ジブリの“大じゃない”博覧会」もやると。東京の三鷹の美術館から「ネコバス」も持ってきますので、そういう意味ではですね、しばらく東京のジブリ美術館は休館ということで聞いておりますので、そういう意味では相当人気を呼ぶのではないかと私は期待しております。そういったものもしっかり盛り上げていく中でですね、やっていく必要があるというふうに思っております。
 ですので、そういう中でありますが、一方で、この何日かのですね、もうずっと三桁ですか、東京の新たな新規感染者の数。この状況は大変心配をいたしております。そして、東京エリアの1都3県、首都圏のですね、各県でもやはり感染者の方が確認されるという状況でありますので、これは大変憂慮すべき状況ではないかというふうに思っております。
 がですね、この点について、現段階で都道府県間の移動の自粛ということにはなっておりませんので、不要不急のですね、行動等々は控えていただければというふうに思いますが、そこはやはりですね、私どもの方から一律にこの自粛というようなことを申し上げる段階ではまだないというふうに思っております。
 そこは先週、3日の金曜日にも申し上げたかと思いますが、やはり県民の皆様お一人お一人に適切に行動していただく、適切な行動をとっていただくということでお願いを申し上げたいというふうに思っております。ということなので、お一人お一人がそれぞれに感染防止対策を講じていただきながら、適切に行動していただくようにお願いを申し上げたいというふうに思っております。
 以上です。

【質問】 昨日、中部空港の検疫所での、50代の愛知県内に住む女性の感染確認が、厚労省から発表されました。
【知事】 お一人ね。
【質問】 はい。中部空港での国際線の再開後、恐らく初めてかと思うんですけど。
【知事】 そうですね、初めてです。
【質問】 その件について、受け止めをお願いします。
【知事】 フィリピンからマニラ便でですね、来られたのはこれで、6月25日、28日、そして土曜日でしたかな、4日ね、3便目ということでありまして。最初の2便は全員陰性だったということでありますが、今回、お一人陽性の方が確認されたということで、県内の病院に入院ということになるわけでありますが。
 確かにですね、こういった形で海外との往来が再開をしていけばですね、やはり検疫でですね、陽性が確認される方もですね、出てこようかとは思いますが、一方で、やはりそうした往来をですね、人の往来をやはり再開をしていかなければいけないということも事実であります。ということなので、私は、適宜ですね、こういった形での国際便がこれから更に再開される、復活をするということになろうかと思います。
 そうした点でも、やはり水際対策でですね、空港での検疫をしっかりやっていただいて。今まではですね、いわゆるPCR検査の結果が出なくても、公共交通機関でなければ、御家族が車で迎えにくれば帰ってもいいよということでありましたが、今はですね、検疫の方でですね、結果が出るまではホテル等々に滞在をしていただくと。陰性が確認されて御自宅に戻っていただくというような形で運用していただいておりますので、そういった形でですね、取り組んでいただければというふうに思っております。
 いずれにしても、そこはですね、海外からの往来を再開すれば、やはり全く全員が陰性、陽性0ということにはなかなかならないかもしれませんけれども、そこは本当に痛しかゆしのところがあるかと思いますが、やはり人の往来をですね、経済活動をやはり再開をしていかなければいけないということも事実でありますから、そこはやはりバランスをとって、両々にらみながらですね、やっていくということが必要ではないかというふうに思っております。
 これが、来られる方来られる方が次から次へと陽性が確認されるということになればですね、それはやはり少し考えなければいけないといいますかね、そこの国との往来はやっぱり、当然やはり見直さなければいけないということになるかと思いますが、現段階ではそうしたのをやっぱりにらみながら、人の往来、経済活動は再開をしていくということも取り組んでいかなければならないことだというふうに思っております。
 ですから、冷静に対応していくと、落ち着いて対応していくということが必要だというふうに思っております。

(2)リコール運動について
【質問】 今日閉会になりました県議会で、知事の不信任を求める請願が不採択となりましたけれども、受け止めをお願いします。
【知事】 あれは2日でしたかな、議会運営委員会で確認されておりますので。それは議会運営委員会での確認をされた上での段取りのように、今日、最終日の本会議でそのように議会の方で対応されたということで、そのように受け止めております。私からは特にコメントはありません。

【質問】 このリコール運動をめぐりまして、知事の考えに賛同する側のグループと反対する側のグループそれぞれが、動きが活発化してきているのも事実なんですが、それについての所感としてはいかがでしょうか。
【知事】 特にコメントはありません。
 活発化しているかどうかというのはね、受け止め方次第だろうと思いますが、私自身はそういうふうにはあんまり受け止めておりませんが、特にコメントはありません。
 最初から申し上げておりますように、やはり日本は法治国家でありますから、法律に基づいてね、法律に基づき、そしてまた法律に触れないようにね、やられる活動ということであれば、それは御随意にということではないかと思います。ただ、法律に触れてはいけませんけどね。又は法律と違うようなことはしてはいけないということだと思います。
 そしてやはりもう一つは、やはり今、こういう現下の状況でありますから、このコロナウイルス対応ということで、それに、何といいますかね、齟齬(そご)があるようなことでは困りますので、そういったことはしっかりと。すべからくですね、このコロナウイルス感染症対策、感染防止ということはやはり念頭に置いて、適切にやっていただかなければいけないのではないか。これはすべからくね、ということ。
 それからまた、法律に触れる触れないというようなことはあれかもしれませんが、やはり事実でないことを言い募るというのは、最近問題になっている誹謗中傷とか名誉棄損といったことにもなりかねませんので、その点はですね、やはりしっかりと事実に基づいた発言なり、そうした対応はやはりやっていただかなければいけないのではないかというふうに、そういうふうに思います。これはすべからくということでありますけれどもね。
 ということでございますので、特に個別のことについてコメントはありません。

【質問】 高須さんたちが訴えている運動の理由の一つに、去年のトリエンナーレの企画展の展示内容について、彼らは反発していると。それの責任者が大村知事だということで運動しているということなんですけど、そこの理由については、何か受け止めとかコメントはございますでしょうか。
【知事】 それは昨年来ですね、あり方検証委員会、また途中から、あり方検討委員会を、随時ですね、開催をしていただいて、事実関係はそこで検証をしておりますので、その事実関係に基づいた、何といいますか、それはもう全部オープンになっておりますから、そうした点でのですね、何といいますか、基づいた発言といいますか、基づいた対応をね、是非していただければというふうに思いますね。
 事実はそこに全部、検証・整理されておりますから、そうでないことをですね、ずっと言い募られるというのは、それはいかがなものかというふうには思いますね。その事実をやはりしっかりと踏まえた上での対応を、すべからくそれはですね、お願いをしたいものだというふうに思っております。

(3)東京都知事選挙の結果について
【質問】 昨日の都知事選の投開票の結果を踏まえて何かございますでしょうか。
【知事】 結果といいますか、最初からずっと各メディア、報道機関等々のですね、報道だけでなくていろんな、各政党なり皆さんも事前の様々な世論調査なり情勢分析をされておられますので、そういう意味では、大体そうした方向に沿った結果ではなかったかというふうに受け止めております。
 ただ、このコロナウイルスのこういう状況の中なのでですね、投票率はどういうふうにあれなのかというのはちょっとあれしましたが、正直に言って、東京の人って結構投票に行くんですね。投票率が高いのはちょっと驚きましたけどね。それが一番驚きだったかな。
 というか、大体結果がある程度見えていて、やはりそのコロナウイルス対応で、ましてや終盤、東京でやはり毎日100人以上のですね、陽性者、感染者が確認されるという状況の中だと、僕はもっと投票数が減るのかなと、投票率が落ちるのかなと思いましたが、そういう意味では、大変多くの方がですね、投票に行かれたということには、これが一番、正直に言って、何ていいましょうかね、自分の何か予想よりも多かったなというふうに思いました。
 もちろんですね、選挙に行く、投票に行くということは大変良いことでありますから、そういう意味では、首都東京でね、55パーセントでしたっけ、低いと見るか高いと見るかってあれですけど、そこそこ高い投票率だったということは、驚きましたけども大変結構なことではないかというふうに思います。
 あとはですね、もう全てのメディア、新聞等々が書かれておられますが、やはり現職でありますし、圧倒的な知名度ということでもありますし、そういう中で2期目のスタートということでありますが、何といっても現下のですね、一番大きな課題はこの新型コロナウイルス感染症への対応ということだと思います。
 やはり首都東京でありますから、日本国中、また海外との往来が再開すれば世界中からですね、アジア中からやはり多くの方が集まる、そういう、何といいますかね、大都市でありますから、そこでどういうふうにこの感染症の拡大を抑え、一方でやはり経済活動をしっかりと再開をしていくか。大変難しいかじ取りだと思いますが、何といっても日本の首都でありますし、経済的にもですね、日本の要、中心でありますから、是非、感染拡大防止と経済活動の再開、これをやはりしっかり両立をさせていただきたい。そのことを強くお願いをしたいし、期待もさせていただいているということだと思っております。
 何といっても、やはり愛知・名古屋と比べてやっぱり密集度が違いますのでね、東京はね。そういう意味では大変難しいかじ取りだと思いますし、それからやはり経済の集中度も違いますから、そういう意味ではやはり東京が、やはりしっかり感染を抑え込み、あわせて経済活動もしっかりと再開をしていただくということを、是非、期待したいし、お願いをしたいというふうに思っております。
 我々はですね、また、現段階では何とか落ち着きを見せておりますから、愛知は愛知なりにですね、やはり経済活動をしっかりと再開をし、自動車産業、製造業を含めですね、しっかり経済を回し、日本経済、日本をですね、支えていけるように、我々は我々で、愛知は愛知としてしっかり頑張っていきたい、そういうふうに思っております。