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身体障害者手帳情報とマイナンバー(個人番号)の紐付け誤りについて
身体障害者手帳情報とマイナンバー(個人番号)の紐付け誤りについて
デジタル庁を中心としたマイナンバー情報総点検が全国で実施されており、愛知県では身体障害者手帳情報(手帳番号、初回交付年月日)とマイナンバー(個人番号)の紐付け点検(点検B)を実施しました。
その結果、愛知県が所管する身体障害者手帳情報165,491 件のうち、マイナンバーの紐付け誤りが下記のとおり23 件あったことが判明しました。
このような事態を招いたことをお詫びするとともに、今後、同様の事案が発生しないよう再発防止に努めてまいります。
1 紐付けの誤りの状況・内容
(1)子のマイナンバーを入力すべきところ親のマイナンバーを誤入力したもの:16 件
県職員が申請書類の内容を身体障害者手帳台帳システムに入力した際、申請書類に子のマイナンバーと親のマイナンバーの両方が記載されていたため、誤って親のマイナンバーを入力したもの。
(2)別人の障害者手帳申請者のマイナンバーを誤入力したもの:2 件
県職員が複数人の申請書類を同時に身体障害者手帳台帳システムに入力した際、別人の申請書類のマイナンバーを誤って入力したもの。
(3)別人のマイナンバーを誤記入したもの:2 件
申請者本人に代わって市職員が申請書類にマイナンバーを記入する際、住民基本台帳情報を4情報(住所、氏名、生年月日、性別)ではなく、1情報(生年月日)で検索し、生年月日が同じ別人のマイナンバーを申請書類に誤って記入し入力したもの。
(4)申請者の家族のマイナンバーを誤記入したもの:2 件
申請者の家族のマイナンバーが誤って記入された申請書類を、市職員が確認せずに受理した後、県に進達され、県の身体障害者手帳台帳システムに入力したもの。
(5)その他:1 件
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(マイナンバー法)施行に伴い、既に登録されている身体障害者手帳情報に新たにマイナンバーを紐付ける作業を県が行った際、氏名の似ている別人のマイナンバーが誤って登録されたと考えられるもの。
2 紐付け誤りによる影響
・ 23 件の紐付けの誤りにより別人の手帳情報がマイナポータル上で閲覧可能な状態となっていましたが、閲覧履歴はありませんでした。また、行政機関の使用履歴もありませんでした。
マイナポータルで閲覧可能な手帳情報
手帳交付年月日(返還年月日、再交付年月日)、手帳番号、等級コード、障害名、障害程度コード、障害部位コード、障害認定日、旅客鉄道株式会社旅客運賃減額区分
・ 紐付け誤りのあった手帳情報は、2023 年11 月28 日(火曜日)に中間サーバから削除しましたので、閲覧されることはありません。
3 本事案への対応
・ 本事案については、国が設置する個人情報保護委員会に報告するとともに、該当者本人へ文書により通知しました。
・ 今後、国の指示に基づき、身体障害者手帳情報と住民基本台帳情報のマイナンバー及び基本4情報(住所、氏名、生年月日、性別)での照合(点検A)を実施します。
4 再発防止策
身体障害者手帳台帳システムに入力を行っている県福祉相談センターに複数人で確認するよう再発防止を求めるとともに、市町村に住民基本台帳情報は必ず基本4情報での確認を徹底するよう文書で通知します。
このページに関する問合せ先
愛知県福祉局福祉部障害福祉課
医療・給付グループ
担当 大曲・藤井
電話 052-954-6291
内線 3233、3231
mail shogai@pref.aichi.lg.jp