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中小企業のための「IoT実装技術研修」の参加者を募集します
モノとモノをインターネットでつなぐIoT(Internet of Things)は、自動車産業を始め、多くの製造現場に広がってきています。IoTによって機械設備のコントロールや在庫の見える化などができるため、生産性向上やコスト削減を図ることが可能になります。IoT普及の大きな波にどう対応するか、またどのように活用するかが、今後の中小企業の経営に大きな影響を及ぼします。
そこで、あいち産業科学技術総合センター産業技術センター(刈谷市。以下、「センター」という。)では、中小企業のための「IoT実装技術研修」(3日間)を開催します。研修では、IoT機器を利用してセンサーデータの蓄積・データ分析、IoTシステム構築を実際に体験していただきます。
参加費は無料です。多くの皆様の御参加をお待ちしています。
1 日時
2024年2月6日(火曜日)から2月8日(木曜日)の3日間 各日午前9時20分から午後5時まで
(受付開始:午前9時)
2 会場
あいち産業科学技術総合センター産業技術センター 1階 講堂
刈谷市恩田町一丁目157番地1 電話:0566-45-5640(ダイヤルイン)
3 内容(詳細は案内ちらしを御覧ください) [PDFファイル/317KB]
IoTの概要から、Raspberry Pi(ラズベリー パイ)※1を用いたデータ収集、クラウド※2上へのデータ送信方法・分析・予測、通知手法を学びます。実際にIoTデバイスを実装することで、リアルタイムで遠隔監視できるシステム構築を体験します。
(1)Raspberry Piを用いたデータ収集
・カメラによる画像撮影
・温湿度センサによる環境データ収集
(2)クラウドへデータ蓄積・分析、通知
・収集データをAzure※3へ送信
・Azure上で画像識別、結果の通知
(3)IoTシステムの構築体験
講師:株式会社富士通ラーニングメディア
ナレッジサービス事業本部
結城 陽平(ゆうき ようへい) 氏
4 対象
IoTの導入を検討しており、かつ、過去にセンターで実施したIoT実装技術研修を受講していない県内中小企業の実務担当者。
※研修は、3日間とも参加できる方のみ参加可能です。
※同一企業からの参加は1名とします。
5 定員
10名(申込先着順)
6 参加費
無料
7 申込方法
メールでお申込みください。
件名を「IoT実装技術研修参加希望」とし、会社名、所属、氏名、会社住所、電話番号、メールアドレスを記入の上、「9 申込み・問合せ先」までお送りください。申込後にセンターから確認メールを返信します。
8 申込期限
2024年1月29日(月曜日) 午後5時
申込期限前でも定員になり次第締め切ります。その際はセンターのWebページでお知らせします。参加決定者には、申込期限後にメールで受講証を送ります。
URL:https://www.aichi-inst.jp/sangyou/other/seminar/
9 主催
愛知県、愛知工研協会
10 申込み・問合せ先
あいち産業科学技術総合センター産業技術センター
総合技術支援・人材育成室(担当:山下、佐藤、夏目)
刈谷市恩田町一丁目157番地1
電話:0566-45-5640(ダイヤルイン)
メール:cts-hrd@aichi-inst.jp
【用語説明】
※1 Raspberry Pi
イギリスのラズベリーパイ財団によって開発されている名刺サイズのコンピュータ。元々は教育用途であったが、安価に入手できる高性能なIoT機器として、個人利用に留まらず、企業が業務の効率化やIoT化に活用することも多くなってきた。
※2 クラウド
インターネットなどのネットワークを通じて利用するサービスの総称。「クラウド・コンピューティング」と言う。メールの送受信などのソフトウエアを利用できるサービス、アプリケーションを構築する開発環境を利用できるサービスなどがある。
※3 Azure
マイクロソフト社が提供しているクラウド・コンピューティングサービス。正式名称は「Microsoft Azure」。
このページに関する問合せ先
あいち産業科学技術総合センター産業技術センター
総合技術支援・人材育成室(担当:山下、佐藤、夏目)
刈谷市恩田町一丁目157番地1
電話:0566-45-5640(ダイヤルイン)
メール:cts-hrd@aichi-inst.jp