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「繊維技術セミナー」の参加者を募集します
あいち産業科学技術総合センター 尾張繊維技術センター(一宮市。以下「センター」という。)では、一般社団法人日本繊維機械学会東海支部(三重県津市)、公益財団法人尾州ファッションデザインセンター(一宮市)及び愛知県繊維振興協会(一宮市)と共催で、繊維業界で注目されている技術を紹介する「繊維技術セミナー」を開催します。
セミナーでは、手触りや肌触りなどの風合いを数値化する試験機KES(ケス)®※の成り立ちから最新の活用事例を紹介します。また、サスティナブルな商品が注目される中で天然繊維である羊毛の魅力や価値を紹介し、その未来について考えます。
参加費は無料です。繊維関連の県内中小企業の方々を始め、どなたでも参加できますので、多くの皆様の御参加をお待ちしています。
1 日時
2024年7月5日(金曜日) 午後1時30分から午後3時30分まで
(受付開始:午後1時)
2 開催形式
(1)会場
あいち産業科学技術総合センター 尾張繊維技術センター 3号館4階技術研修室
一宮市大和町馬引字宮浦35 電話:0586-45-7871(代表)
(2)オンライン配信
Web会議システム「Microsoft Teams」によるオンライン配信
(映像及び音声の配信のみです。講演資料の配布はありません。)
3 内容(詳細は案内チラシを御覧ください) [PDFファイル/324KB]
時間 | 内容 | |
---|---|---|
13時30分~14時30分 |
講演1 AIが進む現在、人間の五感もデジタル化が進んでいます。そんな中、手触りや肌触りについては、まだまだ研究途上にありロボット化やAI化することは難しいとされています。そこで1972年に開発された「風合いを数値化」する試験機KES®が再度注目を集めています。今回の講演では、KES®の成り立ちから実際の製品での活用事例まで御紹介します。 |
|
14時30分~15時30分 |
講演2 人権・環境問題など意識の高まりから世界的にサスティナブルな商品の関心が高まっています。そんな中、地球に優しくない業態2位として挙げられている繊維業界では、バイオマス素材、リサイクル素材などの開発が進んでいます。このような状況下、それらサスティナブルな商品とは何か、定義、条件を解説すると共に、天然繊維である羊毛繊維についての魅力や価値、未来について御紹介します。 |
4 対象
繊維業界の県内中小企業の方々を始め、どなたでも参加できます。
5 定員
会場30名、オンライン配信40名(それぞれ申込先着順)
6 参加費
無料(ただし、通信機器代・通信料は自己負担です。)
7 申込方法
次のいずれかの方法により、お申込みください。
(1)Webページ
以下のURL又は二次元コードからセンターのWebページにアクセスし、「講演会・研修会等参加申込みフォーム」の申込フォームに御記入ください。
申込後に自動返信メールにて確認メールを送信します。
https://www.aichi-inst.jp/owari/other/seminar/
(2)メール
件名を「繊維技術セミナー 参加申込」とし、企業名、所在地、所属、氏名、電話番号、メールアドレス、参加方法(会場又はオンライン配信)を御記入の上、「9 申込み・問合せ先」までお送りください。
(3)FAX
別添ちらし裏面の参加申込書に必要事項を御記入の上、「9 申込み・問合せ先」までお送りください。
参加申込書は尾張繊維技術センターで配布するほか、センターのWebページからダウンロードできます。
https://www.aichi-inst.jp/owari/other/seminar/
8 申込期限
2024年7月2日(火曜日) 午後5時
申込期限前でも定員になり次第締め切ります。その際はセンターのWebページでお知らせします。
https://www.aichi-inst.jp/owari/other/seminar/
9 申込み・問合せ先
あいち産業科学技術総合センター尾張繊維技術センター
素材開発室(担当 松浦、池口、加藤(一))
電話:0586-45-7871(代表)
メール:owari-seminar@aichi-inst.jp
FAX:0586-45-0509
10 主催
愛知県、一般社団法人日本繊維機械学会東海支部、公益財団法人尾州ファッションデザインセンター、愛知県繊維振興協会
【参考】
○一般社団法人日本繊維機械学会
繊維ならびに繊維機械に関する学術の進歩発展を図り、かつこれに関する工業の発展に資することを目的として設立。
設立 1948年
所在地 大阪府大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センター6階
事業内容 繊維ならびに繊維機械に関する研究及び調査、繊維ならびに繊維機械に関する研究集会及び学術交流、他
○公益財団法人尾州ファッションデザインセンター
繊維産業を代表とする尾張西部地域の地場産業振興を図るため設立。
設立 1982年8月7日
2013年4月1日公益財団法人へ移行
代表者 理事長 中野 正康(なかの まさやす)(一宮市 市長)
所在地 一宮市大和町馬引字南正亀4番地1
事業内容 情報の収集・提供、新商品開発、人材養成などの振興事業、ファッション情報の収集・提供事業、他
○愛知県繊維振興協会
公益財団法人尾州ファッションデザインセンターと協力し、繊維業界の振興を図るため設立。
設立 1981年4月1日
代表者 会長 豊島 半七(とよしま はんしち)(一宮商工会議所会頭)
所在地 一宮市大和町馬引字南正亀4番地1
事業内容 繊維製品の品質改善向上の研究、販売促進、ファッション研究、他
【用語説明】
※ KES®
「KAWABATA EVALUATION SYSTEM」の略で、業界では一般的に「ケス」と呼ばれる。1972年頃に京都大学工学部の川端季雄教授とカトーテック株式会社が「布の風合い」を数値化するために共同開発した技術や試験機。「KES」及び「KAWABATA EVALUATION SYSTEM」は、カトーテック株式会社により商標登録されている。
このページに関する問合せ先
あいち産業科学技術総合センター尾張繊維技術センター
素材開発室(担当 松浦、池口、加藤(一))
一宮市大和町馬引字宮浦35
電話:0586-45-7871(代表)
メール:owari-seminar@aichi-inst.jp
FAX:0586-45-0509