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【知事会見】【あいち農業イノベーションプロジェクト】 「現場フィールド活用型イノベーション推進事業」における 事業参画企業の決定について

ページID:0554737 掲載日:2024年11月19日更新 印刷ページ表示
2 飢餓をゼロに9 産業と技術革新の基盤をつくろう

 愛知県では、2021年度から、愛知県農業総合試験場(長久手市)や大学が有する技術、フィールド、ノウハウとスタートアップ等のアイディアや技術を活用した共同研究体制の強化を図り、農業分野におけるイノベーション創出を目指す「あいち農業イノベーションプロジェクト」を推進しています。

 今年度からは、新たに、現場の「ほ場」で課題解決のための新技術の開発と迅速な導入を目指す「現場フィールド活用型イノベーション推進事業」を開始しました。

 2024年9月から10月にかけて、県とともに5つのテーマに取り組むスタートアップ等からの技術提案の募集を行い、12者から提案がありました。(募集については2024年9月18日発表済み)

 この度、有識者等による協議を経て、事業参画企業5者を決定しましたのでお知らせします。

 今後は、県、生産者と事業参画企業が協働して、生産性向上のための器具の試作やアプリの開発を進め、迅速な社会実装に向けて取り組んでまいります。

1 5つのテーマの内容と事業参画企業

事業参画企業
  テーマ 参画企業(所在地) 提案内容
1

ハウス内環境と植物生長の見える化

株式会社IT工房z(アイティーこうぼうジー)

(名古屋市中区)

ハウス内の温度、湿度などの環境の変化が植物の生長に与えた影響を見える化し、栽培管理に活かすアプリの開発
2

IoTを活用したノンストレス樹体管理

GREEN(グリーン) OFFSHORE(オフショワ)株式会社

(静岡県浜松市)
生育状況や栽培環境のデータから、高品質な果実生産を可能にするアプリの開発
3 イネカメムシを制するアラートシステム

日本(にほん)農薬(のうやく)株式会社

(東京都中央区)
イネカメムシの発生をAIによりリアルタイムに把握し、アラートを配信するシステムの開発
4 IPM(農薬に頼らない防除)技術を推進するアタッチメント

株式会社新美(にいみ)利一(りいち)鉄工所(てっこうしょ)

(岡崎市)
花きの病気を防除するUV‐Bランプについて、植物や施設の資材への影響を軽減するアタッチメントの開発
5 作業負荷を軽減するアタッチメント

有限会社杉浦(すぎうら)発条(はつじょう)

(高浜市)
キュウリのつる下げ作業の省力化に寄与する器具の作成

※今年度の取組に要する経費は1者あたり100万円を上限に支援

2 選定に至る経緯

 2024年9月18日(水曜日)~10月10日(木曜日)

 ・現場における農家の課題を解決する、革新的な技術の提案を募集。

 ・全国のスタートアップ等12者から応募。

 2024年10月23日(水曜日) 

 ・大学教授や技術開発の専門家、現場で農家に技術指導する県の普及指導員など、

  18人の審査員で構成される審査会で、スタートアップ等5者を選定。

 2024年10月31日(木曜日) 

 ・選定したスタートアップ等5者から事業参画申込書が提出され、正式に参画企業が決定。

このページに関する問合せ先

愛知県農業水産局農政部農業経営課
普及・営農グループ
担当:森、後藤
電話:052-954-6412
内線:3663、3671
メール:nogyo-keiei@pref.aichi.lg.jp

愛知県農業水産局農政部農業経営課農業イノベーション推進室
イノベーション推進グループ
担当:市川、久米
電話:052-954-6413
内線:3673、3670
メール:nogyo-innovation@pref.aichi.lg.jp