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【知事会見】「あいち農業イノベーションサミット2025 ~共に創る次世代の農業~」を開催します
愛知県では、STATION Aiプロジェクトの一環として、愛知県農業総合試験場(長久手市、以下「農総試」という。)とスタートアップ等(以下、「SU等」という。)が連携して新しい農業イノベーションの創出を目指す「あいち農業イノベーションプロジェクト」を2021年度から実施しています。
この度、本プロジェクトの取組の一環として、「あいち農業イノベーションサミット2025~共に創る次世代の農業~」を下記のとおり、STATION Aiを会場として開催しますのでお知らせします。
サミットでは、革新技術を積極的に導入する東海地域の農業者や農業分野におけるイノベーション創出に取り組むSU等によるトークセッションを行うとともに、農業現場が抱える課題について登壇者・参加者を交えた分科会形式でのディスカッションを行います。また、本プロジェクトの共同研究についてSU等が取組成果を発表します。
さらに、登壇者・参加者が自由に交流できるネットワーキング(情報交換会)も行います。
農業のイノベーションに関心のある方は是非御参加ください。
1 日時
2025年2月12日(水曜日) 午後1時30分から午後5時15分まで(開場:午後1時から)
2 場所
STATION Ai 1階メインホール(愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目2番32号)
3 当日スケジュール
時間 |
内容 |
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午後1時30分~午後1時40分 |
オープニングセレモニー 主催者挨拶 愛知県知事 大村 秀章 |
午後1時40分~午後1時50分 |
プロジェクト事業概要説明 |
午後1時50分~午後2時35分 |
トークセッション(テーマ1)及び分科会1(No.1・2) |
~休憩~ |
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午後2時45分~午後3時30分 |
トークセッション(テーマ2)及び分科会2(No.3・4) |
~休憩~ |
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午後3時40分~午後4時30分 |
あいち農業イノベーションプロジェクトの取組発表及び 分科会3(No.5・6) |
午後4時30分~午後5時15分 |
ネットワーキング(情報交換会) |
4 内容(予定)
(1)トークセッション
SU等と農業者、自治体等との共創による農業イノベーションの創出に向けた以下の2つのテーマについて、農業者や企業側の先駆者を招いて、それぞれの立場や経験から取組を成功させるためのポイントや課題等を議論します。
企業名(所在地) 役職・氏名 |
紹 介 |
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一般社団法人AgVentureLab(アグベンチャー ラボ) (東京都千代田区) 代表理事理事長 荻野浩輝 氏 |
農林中央金庫にて執行役員兼デジタルイノベーション推進部長等を務めた後、2019年一般社団法人AgVenture Labの立上げに伴い、同社の代表理事理事長に就任。SU等の支援や起業家育成を通じ、農業や社会の課題解決を目指し活動している。 |
ア テーマ1「農業イノベーターが考える先端技術の開発&活用のポイント」
東海地域で先進的な経営に取り組む農業者が、どのように収益性の向上につながる技術を開発していくべきか、どのように先進技術を農業現場へ導入していくべきか、また、SU等や自治体などとの共創のあり方について議論します。
産地名・企業名(所在地) 役職・氏名 |
紹 介 |
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JA西三河きゅうり部会 (西尾市) 下村堅二 氏 |
生産技術エンジニアとしての経験を活かしてJA西三河のスマート農業を牽引している。キュウリ選果機の効率化やICT化、きゅうり部会におけるデータ駆動型農業の推進など、市内のキュウリ栽培農家の中でも中心的な役割を担っている。 |
JAひまわりスプレーマム部会 (豊川市) 山田裕也 氏 |
スプレーマム栽培における施設利用率の向上、スマート農業技術の導入等による単収増加、労働時間の削減やパートタイマーの効率的管理に取り組んでいる。第63回農林水産祭で内閣総理大臣賞を受賞。 |
株式会社あさい農園 (三重県津市) 代表取締役CEO 浅井雄一郎 氏 |
経営コンサルティング会社を経て、実家の花木生産を継承し、2008年よりミニトマトの生産を開始。農業法人経営の傍ら、大学大学院でトマトのゲノム育種研究に取り組み、博士号を取得。「常に現場を科学する研究開発型の農業カンパニー」を目指す。 |
イ テーマ2「開発者側から見る農業分野におけるイノベーション創出のポイント」
農業イノベーションの創出を目指すSU等が、技術開発と現場導入、企業間連携や自治体等との共創などのポイントについて、事例を交えながら議論します。
企業名(所在地) 役職・氏名 |
紹 介 |
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株式会社トクイテン (名古屋市西区) 代表取締役・共同創業者 豊吉隆一郎 氏 |
農業の効率化と低コスト化を目指して、自社開発のロボットを用いて有機ミニトマト栽培を全自動化するプロジェクトに取り組んでいる。 |
アクプランタ株式会社 (東京都文京区) 取締役COO 中坂高士 氏 |
学術誌「Nature Plants」に発表した、植物の乾燥耐性を高める酢酸の作用を活用したバイオスティミュラント(※)資材「スキーポン®」を開発したアグリバイオSU。 |
株式会社farmo(ファーモ) (栃木県宇都宮市) 代表取締役 永井洋志 氏 |
地域の課題や生産現場における課題に対して、センサーによる環境モニタリングから栽培管理の遠隔制御システムまで、IoTの技術を駆使し、顧客と一緒に製品を開発する参加型の製品開発サービスを行っている。 |
※植物や土壌に対してより良い生理状態をもたらす様々な物質や微生物を指す。
(2)あいち農業イノベーションプロジェクトの取組発表
本プロジェクトで実施している共同研究(研究開発型)課題のうち、4課題についてSU等が取組内容を発表します。
また、本年度より開始した生産現場における取組(現場フィールド活用型)5課題のうち1課題についても紹介します。
No. |
企業名・大学名(所在地) |
取組内容 |
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農総試担当研究室 又は 農業改良普及課 |
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〔研究開発型〕 |
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1 |
GREEN OFFSHORE(グリーンオフショア)株式会社(静岡県浜松市中央区) |
県内で広く普及している環境測定装置と連動した潅水(かんすい)制御システムの構築 |
山間農業研究所園芸研究室 |
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2 |
株式会社ニッポンジーン(東京都千代田区) |
簡易なDNA濃縮技術(農総試開発技術)を用いた環境DNAの検出キットの開発 |
環境基盤研究部生物工学研究室 |
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3 |
株式会社TOWING(トーイング)(名古屋市千種区) |
愛知で栽培される野菜品目(キャベツ、トマト)における高機能バイオ炭利用技術の開発 |
東三河農業研究所野菜研究室 |
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4 |
株式会社ミライ菜園(名古屋市中村区) |
大葉を対象としたスマートフォンによるAI病害虫診断技術の開発 |
環境基盤研究部病害虫研究室 |
||
〔現場フィールド活用型〕 |
||
1 |
有限会社杉浦発条(高浜市) |
安価で使い勝手のよい誘引器具(キュウリ栽培におけるつる下げ器具)の開発・改良 |
西三河農林水産事務所 農業改良普及課西尾駐在室 |
(3)分科会
農業現場が抱える様々な課題をテーマに、参加者とトークセッションの登壇者や本プロジェクトの参画SU等を交えたディスカッションを行います。
分科会 |
No. |
ディスカッションテーマ |
---|---|---|
1 |
1 |
農業ロボットって実際どう? |
2 |
バイオスティミュラントって実際どう? |
|
2 |
3 |
農業の担い手確保みんなどうしてる? |
4 |
儲かる農業経営に必要な要素は? |
|
3 |
5 |
異業種からの農業参入って実際どう? |
6 |
農業における官民連携に求めることって? |
(4)ネットワーキング(情報交換会)
トークセッション及び分科会終了後、登壇者及び参加者、農総試研究員等によるネットワーキング(情報交換会)を行います。
(5)ポスター展示
本プロジェクトで実施している共同研究(研究開発型)全18課題の進捗や成果について、ポスター展示を行います。
5 対象
県内農業者、農業関係者、農業イノベーション創出に取り組むSU等、自治体、関連企業ほか 定員約150名
6 参加申込先
事前参加申込制となりますので、2024年12月16日(月曜日)より2025年2月5日(水曜日)までに、以下入力フォーム(peatixを利用)にて必要事項をご入力の上。参加方法及び参加するプログラムをご選択ください。
応募者多数の場合は先着順とさせていただき、希望どおりの参加方法とならないこともありますのであらかじめご了承ください。その場合、事務局よりご連絡いたします。
<入力フォーム>
(URL)
https://aichi-agri-summit2025.peatix.com
(二次元コード)
7 主催
愛知県
8 問合せ先
(1)本イベントの開催及び当日の取材に関すること
愛知県農業水産局農政部農業経営課農業イノベーション推進室
イノベーション推進グループ(担当:市川、久米)
電話:052-954-6413(ダイヤルイン)
E-mail:nogyo-innovation@pref.aichi.lg.jp
<事務局:県委託先>
有限責任監査法人トーマツ 名古屋事務所
E-mail:aichi_agri_innovation@tohmatsu.co.jp
(2)共同研究開発の内容に関すること
愛知県農業総合試験場 研究戦略部企画調整室(担当:水上、土本)
電話:0561-41-8963(ダイヤルイン)
E-mail:nososi@pref.aichi.lg.jp
【参考】あいち農業イノベーションプロジェクトについて
愛知県では、農総試や大学が有する技術、フィールド、ノウハウとSU等の新しいアイデアや技術を活用した共同研究体制の強化を図り、新しい農業イノベーションを創出するために「あいち農業イノベーションプロジェクト」を2021年度から進めています。
現在、2022年度に選定したSU等と農総試が共同で18課題の「研究開発型」のイノベーション創出に取り組んでいます。
また、2024年度からは、新たな取組として、県の普及指導員がSU等と産地を結び、現場の「ほ場」で既存技術の応用や機器の改良、アプリの開発などにより、課題解決のために必要な新技術の迅速な導入を目指す「現場フィールド活用型」のイノベーション創出に取り組んでいます。
あいち農業イノベーションプロジェクトの概要 [PDFファイル/198KB]
このページに関する問合せ先
愛知県農業水産局農政部農業経営課課
農業イノベーション推進室 イノベーション推進グループ
電話:052-954-6413
内線:3670、3673
メール:nogyo-innovation@pref.aichi.lg.jp
愛知県農業総合試験場研究戦略部
企画調整室
電話:0561-41-8963(ダイヤルイン)
メール:nososi@pref.aichi.lg.jp