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瀬戸窯業試験場の移転について
あいち産業科学技術総合センター産業技術センター瀬戸窯業試験場(瀬戸市。以下、「瀬戸窯業試験場」という。)は、瀬戸地域を中心とする窯業業界の技術支援機関として1971年に設置しました。しかしながら、開所から50年以上が経過し、施設の老朽化が著しいことから、「知の拠点あいち」内のあいち産業科学技術総合センター(豊田市)への移転を進めていました(2022年7月22日記者発表済み。)。
この度、2024年4月1日より移転先での事業を開始しますのでお知らせします。また、事業の開始に当たり、移転記念式典を開催します。
1 移転の概要
移転に当たっては、「知の拠点あいち」内に3棟の別棟(窯炉棟・材料調製棟・電磁器棟:合計458平方メートル)を新築するとともに、各種試験評価装置をあいち産業科学技術総合センター内に移設しました。別棟には県産の木材、三州瓦、地元瀬戸の陶板を使用しています。
一方、全国的な電線ケーブルの品薄により、別棟に付随する排水処理施設の工事完了が4月以降となります。そのため、4月1日から当分の間、排水処理が必要な一部の設備については、応急処置により業務に支障がないよう対応します。
<移転後の機能>
- あいち産業科学技術総合センターの高度計測分析機器や3Dプリンター等を依頼試験で一体的に御利用いただけるようになり、利便性が向上します。
- 公益財団法人科学技術交流財団のあいちシンクロトロン光センターと連携することで、分析・評価の選択肢が広がり、技術支援が充実・強化されます。
- これまでと変わらず依頼試験、技術相談に御利用いただけます。
2 移転後の組織
組織の効率的な運営の観点から、瀬戸窯業試験場はあいち産業科学技術総合センターの直轄とします。また、併せて共同研究支援部を技術支援部に改称します。
3 移転記念式典
(1)日時
2024年4月1日(月曜日)午後1時から午後2時まで(受付開始:午後12時30分)
(2)場所
あいち産業科学技術総合センター
豊田市八草町秋合1267-1 電話:0561-76-8315
(東部丘陵線リニモ「陶磁資料館南」駅 下車すぐ)
(3)次第
・主催者挨拶
大村秀章愛知県知事
・来賓祝辞
石井芳樹愛知県議会議長
川本雅之瀬戸市長
中野昭雄愛知県陶磁器工業協同組合理事長
・テープカット
大村秀章愛知県知事
石井芳樹愛知県議会議長
川本雅之瀬戸市長
中野昭雄愛知県陶磁器工業協同組合理事長
太田稔彦豊田市長
若杉博之尾張旭市副市長
佐藤有美長久手市長
・施設見学
(4)参加予定者
愛知県知事、愛知県議会関係議員、地元市長・市議会議長、関係団体、工事関係者ほか(約50名)
図1 移転先位置図
図2 移転先の詳細
図3 移転先位置図
このページに関する問合せ先
愛知県経済産業局産業部産業科学技術課
管理・調整グループ
担当:田中、岡田、長江
電話:052-954-6347
内線:3388、3381
メール:san-kagi@pref.aichi.lg.jp