「あいちロボット産業クラスター推進協議会」　第5回オープンセッションの参加者を募集します　～最先端の「つかむ」技術 －最新の技術動向と実例、今後の可能性－～

　あいちロボット産業クラスター推進協議会（事務局：県次世代産業室）では、今年度より新たに「オープンセッション」を開催し、製品開発やロボット活用のヒントになる情報提供や企業間連携・マッチングの場を創出する活動を行っています。
　第5回オープンセッションでは、製造・物流の現場を大きく変えると期待される最先端の「つかむ」技術をテーマに、ソフトロボティクスやAIを活用し不定形物や崩れやすい物等を柔軟につかむ技術について、最新の技術動向や導入事例、今後の活用可能性について学ぶことができます。
　この度、本オープンセッションの参加者を募集しますので、お知らせします。協議会の会員以外の方も参加可能です。ロボットによるハンドリング技術・ソフトロボティクス技術に関心のある方は、是非御参加ください。参加費は無料です。

1　開催日時

​2025年2月25日（火曜日）午後1時30分から午後4時30分まで

2　会場

ウインクあいち（愛知県産業労働センター）18階セミナールーム
（名古屋市中村区名駅4-4-38　電話052－571－6131）

3　対象

（1）ロボットによるハンドリング技術やソフトロボティクス技術に興味のある企業
（2）不定形物など掴みにくい作業のロボット化・自動化にお困りの企業
（3）あいちロボット産業クラスター推進協議会の会員

　同会員については、ロボットの開発又は利用に関心がある企業や大学、団体等の方々を対象として、随時募集中です。
　入会方法は以下の県次世代産業室のWebページを御覧ください。
（https://robot.pref.aichi.jp/join/​）​

4　定員

50名（申込先着順）

​5　参加費

無料

6　内容

（1）講演（13時35分～14時10分）
　　「多種多様な対象物を把持できるソフトロボットハンド～スマートなピッキング自動化を実現！～」
　　株式会社ブリヂストン ソフトロボティクス ベンチャーズ
　　ソフトロボティクス製品開発推進課 課長 坂本 勝也 氏

（2）講演​（14時10分～14時45分）​
​　　「ソフトハンドリング用ロボットハンド　SOFTmatics™」
　　ニッタ株式会社 ニッタ・ムアー事業部 営業部
　　一般産業名古屋営業課 西村 美紗希 氏

（3）講演（15時00分～15時35分）
　　「AIを活用した多様なワークのハンドリング」
　　株式会社エイアイキューブ 事業推進部 部長 高橋 誠 氏

（4）施策紹介（15時35分～15時55分）​
​　　「最新技術の導入に向けた支援策」
　　中部経済産業局 製造産業課/愛知県次世代産業室

（5）実機デモ展示・名刺交換会​（15時55分～16時30分）​​
　　講演企業の製品デモの展示、参加者との名刺交換を行います。

7　申込方法

以下の「第5回オープンセッション申込ページ」へアクセスし、必要事項を入力してください。
＜URL＞https://forms.office.com/r/nEmkehNuwj​​
（参加証は発行しません。定員超過により申込みをお断りする場合はメールで連絡します。）

○ 開催案内ちらしは下記から御覧いただけます。
あいちロボット産業クラスター推進協議会第5回オープンセッション開催案内ちらし [PDFファイル／406KB]

8　申込期限

2025年2月18日（火曜日）

参考

1　あいちロボット産業クラスター推進協議会

​＜目的＞
　産学行政が連携して競争力あるロボット技術・製品の創出を促し、開発と生産の拠点を形成するとともに、ロボットの活用による県内産業の高度化や地域課題の解決を推し進めることにより、ロボットを「作り」「使う」世界的な先進地とすることを目指す。
＜設立＞
2014年11月
＜体制＞
会長：愛知県知事

事務局：愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室
＜会員数＞
　647社・団体（2024年12月末時点）
＜主な活動内容＞

・ロボット産業拠点の形成に向けた方策等の検討等
・重点取組分野（製造・物流、医療・介護、空モビリティ、業務用サービスロボット）における、ロボット開発や実用化、普及に関する取組

2　講演企業の紹介

○株式会社ブリヂストン
　ブリヂストンは、今後のサステナブルな成長に向けた「新たな種まき」と位置付ける探索事業の一つとして、ソフトロボティクス事業を推進。タイヤやホースの開発・生産におけるノウハウを活用したゴム人工筋肉は、柔軟性、耐衝撃性、軽量・高出力といった特徴がある。それらの特徴を活かしたソフトロボットハンド「TETOTE」で、製造・物流現場におけるピースピッキングなどの様々な作業の自動化を推進し、「ヒトとロボットの協働する柔らかな未来の実現」を目指す。​

○ニッタ株式会社　
　1885年創業、今年140周年を迎える産業資材メーカー。各種工業用ベルト、樹脂ホース・チューブ、ゴム成型品、空調用フィルタ、メカトロ機器、圧力分布測定センサ、感温性粘着シートなど産業界のニーズに応える幅広い製品をグローバルに提供している。本講演では、独自の把持機構により、不定形、バラバラ、つぶれやすいワーク をやさしくつつむ、はさむ、つまむように持つことを可能とするロボットハンド SOFTmatics™を紹介する。

○株式会社エイアイキューブ
​　「ものづくり現場で当たり前にAI技術が活用されている状態を作る！」ことを目指し、AI生成プロセスを完全デジタル化するAlliomを自社のコアの考え方及び技術と位置づけ、様々な取り組みを行う。ものづくり現場の人がやっているあいまいな判断にAIを活用し、これまで人手に頼っていた作業の自動化を実現することで、自動化できる領域を拡大している。

愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室
ロボット産業グループ
担当：西村、中田
電話：052-954-6352