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「あいちロボット産業クラスター推進協議会」第6回オープンセッションの参加者を募集します ~自動配送ロボット・ドローンの可能性~

ページID:0562138 掲載日:2025年2月5日更新 印刷ページ表示

「ドローン」と「自動配送ロボット」

 あいちロボット産業クラスター推進協議会(事務局:県次世代産業室)(以下、「本協議会」という。)では、製品開発やロボット活用のヒントになる情報提供や企業間連携・マッチングの場を創出する「オープンセッション」を開催しています。

 第6回オープンセッションでは、労働力不足や物流コストの上昇といった物流業界が抱える課題を自動配送ロボット(※1)やドローンの活用によって解決することを目指し、愛知県が今年度取り組んだ実証実験の内容や成果等を御紹介します。また、これらロボットの市場の見通しについて講演を行います。さらに、本協議会会員からの事業紹介とポスターセッションの時間を設け、参加者相互の情報交流も行います。

 併せて、会場となる日本最大のスタートアップ支援拠点「STATION Ai」の見学会も開催します。

 ついては、本オープンセッションの参加者を募集します。本協議会の会員以外の方も参加可能です。御関心のある事業者や自治体の方など多くの皆様の御参加をお待ちしております。

1 開催日時

​2025年3月14日(金曜日)午後1時30分から午後5時20分まで
(受付開始:午後1時)

2 会場

STATION Ai 1階 イベントスペース
(名古屋市昭和区鶴舞1丁目2番32号)

3 対象

  1. 自動配送ロボットやドローンの活用に御関心のある方
  2. ラストワンマイル配送(※2)などの物流に課題をお持ちの事業者や自治体の方
  3. あいちロボット産業クラスター推進協議会の会員 

 本協議会の会員は、ロボットの開発又は利用に関心がある企業や大学、団体等の方々を対象として、随時募集しています。
 入会につきましては、以下の県次世代産業室のWebページを御覧ください。
 (https://robot.pref.aichi.jp/join/​)​

4 定員

100名(参加費無料・申込先着順)

5 内容

(1)【講演1】自動配送ロボット社会実装推進事業 成果報告 (13時35分~14時45分)

「配送の概念を変える!~自動配送ロボットの公道走行によるラストワンマイル配送 実証実験~」

 発表者:中電ウイング株式会社 いちご事業部 課長補佐 近藤 貴博(こんどう たかひろ)氏

「街中で自動運転するロボットに求められる機能とは?」

 発表者:株式会社ZMP 広報・プロモーション部 部長 木村 寛明(きむら ひろあき)氏

 本県では、自動配送ロボットの社会実装を目指した実証実験を約3週間にわたり名古屋市中心部において実施しました。​実証主体の両社から、実証実験の内容と、得られた成果と明らかになった課題について報告します。


「自動配送ロボットの社会実装に向けて」

 講師:一般社団法人ロボットデリバリー協会 事務局長 横山 啓(よこやま けい)氏

 実証実験に関連して、自動配送ロボットを活用した配送の実現に向けた業界団体である一般社団法人ロボットデリバリー協会から、自動配送ロボットの公道走行が実現した経緯や将来の見通しについて御講演いただきます。


(2)【講演2】物流ドローン社会実装モデル推進事業 成果報告 (14時55分~15時30分)​

「ドローンを活用した物流サービスの実証実験 成果報告」

 発表者:名古屋鉄道株式会社 事業創造部 シニアアソシエイト 加地 秀(かち ひでし)氏

 本県では、2026年度頃を目途に、ドローンを活用した物流サービスの早期社会実装を目指しています。今年度西尾市と新城市で実施した実証実験の内容と、明らかになった課題について報告します。

(3)【講演3】ドローン物流運営事業者参入支援調査事業 成果報告 (15時30分~16時05分)​

「ドローン物流の担い手拡大に向けた愛知県のポテンシャルと課題」

 発表者:デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 マネージャー 松崎 健(まつざき けん)氏
     デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 高木 彩音(たかぎ あやね)氏

ドローンを活用した物流サービスの社会実装に向けて、課題となっているサービス運航事業者不足解消のため、今年度作成するガイドブックを中心に解説します。

(4)【講演4】協議会会員からの情報提供​(16時15分~16時35分)​

​「ラストワンマイル物流の中核を担う自動配送ロボット・ドローン市場の将来展望」

 講師:株式会社富士経済 インダストリー&マテリアル事業部 山下 海(やました うみ)氏

​ ドローンや自動配送ロボット市場の見通しについて、フィールドリサーチを通して得られた直近の調査データ(国内・海外)などを用いて解説いただきます。

(5) 協議会会員PR(16時35分~16時50分)

​ 協議会会員からのショートプレゼンテーション

(6) ポスターセッション​(16時50分~17時20分)​​

 ショートプレゼンテーション製品紹介企業によるポスター展示等

6 STATION Ai見学会(希望者のみ・定員30名・先着順)(11時~12時)​​

  本オープンセッションの参加者を対象に、STATION Aiの見学ツアーを開催します。日本最大のスタートアップ支援拠点を会員エリアも含めて御紹介します。
 御興味のある方は、「7 申込先」の申込ページからお申込みください。

7 申込先

 以下の「申込ページ」へアクセスし、必要事項を入力の上、送信してください。

(参加証は発行しません。定員超過により申込みをお断りする場合のみメールで連絡します。)

8 申込期限

2025年3月10日(月曜日)

用語解説

※1 自動配送ロボット

 配送拠点や小売店舗などの様々な荷物や商品を配送するロボットのこと。宅配需要が急増する中、物流分野における人手不足や買い物弱者対策などの課題解決のため、早期の社会実装が期待されている。

※2 ラストワンマイル配送

 配送拠点から小売店舗や住宅などへの物流の最終区間のこと。

【参考1】あいちロボット産業クラスター推進協議会

協議会の概要
目的 産学行政が連携して競争力あるロボット技術・製品の創出を促し、開発と生産の拠点を形成するとともに、ロボットの活用による県内産業の高度化や地域課題の解決を推し進めることにより、ロボットを「作り」「使う」世界的な先進地とすることを目指す。
設立 2014年11月
体制

会長:愛知県知事

事務局:愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室

会員数 647社・団体(2025年1月末時点)
主な活動内容
  • ロボット産業拠点の形成に向けた方策等の検討等
  • 重点取組分野(製造・物流、医療・介護、空モビリティ、業務用サービスロボット)における、ロボット開発や実用化、普及に関する取組

【参考2】自動配送ロボット社会実装推進事業

​ 自動配送ロボットは、急増する宅配需要への対応や物流分野における労働力不足といった課題解決のため、今後の活用が期待されています。2023年4月には改正道路交通法が施行され、一定の要件を満たすロボットは公安委員会への届出制による公道走行が可能となりました。
 本県は、このような背景を踏まえ、自動配送ロボットの事業化を目指して、自動配送ロボットの公道実証実験を2024年12月5日(木曜日)から26日(木曜日)にかけて名古屋市中区栄地区で実施しました。

【参考3】物流ドローン社会実装モデル推進事業

​ 本県では、2026年度頃を目途に、ドローンを活用した物流サービスの早期社会実装を目指しています。本事業では、ドローンを活用した物流サービスの先行導入事例を創出するため、10月に西尾市、12月に新城市で約1か月間実証実験を実施し、課題の抽出と分析を行いました。

【参考4】ドローン物流運営事業者参入支援調査事業

 ドローンを活用した物流サービスの社会実装に向けて、サービスを行う運営事業者不足が課題になっています。本事業では、運営事業者向けにドローンのサービスオペレーションやマネタイズが期待できるモデルケースをとりまとめたガイドブックを作成します。

このページに関する問合せ先

愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室
担当:中田、福井
電話:052-954-6352

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