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2024年度「あいち生物多様性企業認証制度」の申請企業を募集します
愛知県では、企業の生物多様性保全に関する取組を促進することを目的として、県内で優れた取組を実践している企業を認証する「あいち生物多様性企業認証制度」を2022年度から運用しており、これまで計55社を認証しています。
この度、2024年度の申請企業を募集しますので、お知らせします。
1 募集期間
2024年4月1日(月曜日)から7月31日(水曜日)まで
2 対象
愛知県内に本社又は事業所を置く企業
(企業全体又は事業所(工場・支店・支社営業所等)単位)
3 認証の要件・基準
「あいち生物多様性戦略2030」で企業に求めている四つの基本方針(注)に加え、組織の方針・体制等を踏まえた評価項目が設定されています。認証を受けるには、この評価項目において所定の基準を満たすことが必要です。
(注)(1)(豊かな生態系を)まもる、(2)(生息生育空間を)つなげる、(3)(生きものの恵みを)つかう、(4)(人と自然との共生を)ひろめる、の四つの基本方針。
大項目 | 概要 |
---|---|
組織の方針・体制等 | 生物多様性保全に関する方針・目標や取組計画の策定状況、人材育成等を評価します。 |
まもる | 希少種保全、外来種駆除、脱炭素社会・循環型社会の形成に向けた環境配慮経営等を評価します。 |
つなげる | 生態系ネットワーク形成(植樹、ビオトープ整備等)、他主体との連携、専門家の意見反映等を評価します。 |
つかう | サプライチェーンの環境負荷低減、生物機能を生かした技術・製造等を評価します。 |
ひろめる |
普及啓発、生態系ネットワーク協議会等への参画等を評価します。 |
4 認証の区分
取組の状況や程度に応じて、以下の2区分で認証を行います。
(1)優良認証
地域への広がりや継続性があるなど、特に優れた取組を行っている企業
(2)認証
生物多様性保全に貢献する取組を行っている企業
5 申請方法
県自然環境課のWebページから申請書、チェックシートをダウンロードしてください。記載した申請書、チェックシートに必要書類を添付の上、郵送、メール又は持参により提出してください。
(締切:2024年7月31日(水曜日)(必着))
<Webページ>
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/shizen/biodiversity-certification.html
<提出先>
愛知県環境局環境政策部自然環境課生物多様性保全グループ
住所:〒460-8501 名古屋市中区三の丸三丁目1番2号
電話:052-954-6475(ダイヤルイン)
メール:shizen@pref.aichi.lg.jp
6 申請後のスケジュール(予定)
2024年10月頃 有識者による審査会、認証企業の決定
2024年11月頃 認証式で認証書を授与
7 認証のメリット
(1)認証書を授与します。
(2)認証企業マークを自社の名刺や会社案内などに使用できます。
(3)認証企業の名称を県自然環境課のWebページで公開します。
【マークの趣旨】
いのち輝く青い地球を、両手で優しく包み込む様を描いたマークです。両手に見立てた二つの図形は動植物など生命をイメージしています。手と地球の間に「aichi」の頭文字「a」を表し、愛知の取組がグローバルにつながっていることを表現しています。グリーンからブルーへのグラデーションは、多様な生態系を育む水、緑、空を表すとともに、生物多様性を守り育む意識が未来へ伸びやかに育っていく願いを込めています。
なお、このマークは「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)支援実行委員会シンボルマーク」や、「あいち・なごや生物多様性2020ロゴマーク」など、数多くのマークを手掛けられている小川明生(おがわあきお)氏にデザインしていただきました。
<参考>
1 あいち生物多様性戦略2030
2010年に本県で開催されたCOP10から10年を経た本県の状況を総括し、SDGsに合致した生物多様性保全の取組指針として2021年2月に策定しました。県民、市民団体、事業者、市町村などの多様な主体が、生物多様性の保全とその持続可能な利用の促進に向けた様々な取組を進める上での具体的な行動の指針となるものです。
2 認証企業一覧
3 あいち生物多様性企業認証制度特設サイト(リンク)
このページに関する問合せ先
愛知県環境局環境政策部自然環境課
生物多様性保全グループ
Tel:052-954-6475 Fax:052-963-3526
メール:shizen@pref.aichi.lg.jp