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令和6年能登半島地震に係る被災地支援として、 愛知県美術館で珠洲焼(すずやき)の壺を公開するとともに募金箱を設置します
令和6年能登半島地震の被災地支援として、愛知県美術館において、珠洲窯(すずよう)(石川県珠洲市)で鎌倉時代〜南北朝時代(14世紀)に作られた珍しい修理痕がある貴重な壺を公開します。この壺は、今年度、松浦繁蔵(まつうらしげぞう)氏から愛知県陶磁美術館に寄贈されたものです。また、公開に併せて、被災地支援のため、館内に募金箱を設置します。
1 作品情報
(1)作品名 壺
(2)生産地 珠洲窯(すずよう)(石川県珠洲市)
(3)制作年 鎌倉時代~南北朝時代(14世紀)
(4)特徴 側面下部に空いた穴が、中国製のやきものの破片と布、漆でふさがれた、非常に珍しい修理痕がある壺。中世から人々がものを修理して再利用していたことを伝える貴重な作品。
2 展示情報
(1)展示期間
2024年2月14日(水曜日)から4月14日(日曜日)まで
(2)展示時間
午前10時から午後6時まで(金曜日は午後8時まで)
※愛知県美術館の開館時間に準ずる
(3)展示場所
愛知県美術館 ロビー
(所在地 名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10階)
(4)観覧料
無料
※なお、開催中の「2023年度第4期コレクション展」(会期:2024年1月16日(火曜日)から4月14日(日曜日)まで)は以下の料金で御覧いただけます。
一般 500(400)円、高校・大学生 300(240)円、中学生以下 無料
(( )内は 20 名以上の団体料金)
3 募金箱の設置について
愛知県美術館のインフォメーション(10階 無料エリア)に、被災地支援のための募金箱を設置します。設置期間は、壺の展示期間に合わせ、2024年2月14日(水曜日)から4月14日(日曜日)までとします。
4 備考
(1) 愛知県美術館で開催中の「2023年度第4期コレクション展」においても、愛知県陶磁美術館が過去に収蔵した珠洲焼の作品が展示されていますので、合わせて御観覧ください。
(2) 本作品を所蔵する愛知県陶磁美術館は、改修工事のため、2025年3月31日(月曜日)まで休館しています。
(3) 愛知県美術館の休館日は、毎週月曜日、2月13日(火曜日)です。ただし、2月12日(月曜日・振替休日)は開館しています。
このページに関する問合せ先
愛知芸術文化センター愛知県美術館
電話:052-971-5511(代表)
愛知県県民文化局文化部文化芸術課
振興第二グループ
電話:052-954-7476(ダイヤルイン)
メール:bunka@pref.aichi.lg.jp