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【知事会見】【あいち農業イノベーションプロジェクト】愛知県農業総合試験場と共同で農業イノベーションの創出を目指すスタートアップ等からの技術提案を募集します

ページID:0649467 掲載日:2026年6月2日更新 印刷ページ表示
2 飢餓をゼロに9 産業と技術革新の基盤をつくろう13 気候変動に具体的な対策を17 パートナーシップで目標を達成しよう

 愛知県では、STATION Aiプロジェクトの一環として、大学、スタートアップ等(以下、「スタートアップ等」という。)と連携し、新しい農業イノベーションの創出を目指す「あいち農業イノベーションプロジェクト」を2021年度から実施しています。

 この度、「プロジェクト2027」として2027年度から3年間で実施する、愛知県農業総合試験場(以下、「農総試」という。)との共同研究開発に関する技術提案を、スタートアップ等から広く募集します。

1 提案を募集する内容

 テーマに基づく技術提案と、自由提案の2つのカテゴリーで技術提案を募集し、採択件数は5件程度を予定しています。

(1)テーマに基づく技術提案

 次に掲げる3つのテーマに対して技術提案を募集します。
それぞれのテーマに対して、スタートアップ等と共同でイノベーションを創出し、社会実装につなげることを前提に農総試で実施している「研究シーズ」があります。

 
募集テーマと研究シーズ

テーマ1 未来へつなげるサステナブル農業の実現

【研究シーズ】

  • 指標遺伝子を用いたイチゴの非破壊花芽分化判定法の開発
  • アザミウマ類の果実侵入を防ぐ革新的なイチジク育種・防除技術の開発
  • ニホンナシ「瑞月」の総合的生物多様性管理(IBM)を用いた栽培技術の構築
  • カーネーションにおける遺伝子発現による花色変異の解明と育種への応用
  • 中山間地域におけるジネンジョ栽培の軽労化技術の開発

テーマ2 データ活用・自動化による生産技術の高度化・省力化

【研究シーズ】

  • てん茶の高品質・省力栽培に向けた棚式被覆自動開閉システムの開発
  • 豚の腟内温度の多点測定による発情予測技術の開発

テーマ3 急激な気候変動に対応した技術の開発

【研究シーズ】

  • 水稲の胴割れ耐性を持つ高温耐性品種の開発とその検定法の確立
  • トマトのヤシガラ培地栽培における培地冷却システムの開発
  • 施設花きにおける超微粒ミストの安価でスマートな制御システムの開発
  • キクの開花遅延及び立枯れ症状を軽減する地温抑制技術の開発 

 上記の研究シーズ以外にも、農総試で過去に一定の成果を得た試験研究のうち、技術の発展に伴い、新たな機器やサービスなどの開発や社会実装が見込める試験研究成果に関連する技術提案も募集します。

※  研究シーズ及び過去の試験研究成果の詳細は、以下のとおり公開していますので、必ず御確認ください。

​ 共同研究開発に向けた研究シーズ [PDFファイル/3.04MB]

 過去の試験研究成果 [PDFファイル/198KB]

(2)自由提案枠

 (1)のテーマに関わらず、本県農業を取り巻く課題の解決に資する技術提案を幅広く募集します。なお、応募に際し、共同研究開発を希望する研究室を選択していただきますので、以下の農総試Webページを参照し、各研究室の取組を御確認ください。

Webページ(農業総合試験場の組織と業務)

 

2 主な応募資格

 農総試と共同で、本県農業の課題解決に向けた技術開発を行う能力を有し、法人格を有するスタートアップ等(大学等における起業家教育の一環として提案する場合や大学発ベンチャーなどで、応募時点で法人格を有しない者であっても、法人格を有する者を主たる提案者として、共同提案で応募することも可能)。

 

3 技術提案の募集

(1)募集期間

2026年6月2日(火曜日)から7月21日(火曜日)まで

​(2)応募方法

ア  以下の特設ページ内の「応募用入力フォーム」にて、必要事項の入力や資料の添付を行ってください。入力に際しては、できるだけ具体的、定量的、かつ簡潔明瞭に記載してください。

あいち農業イノベーションプロジェクト特設ページ

 

イ  応募後、提案内容について農総試職員等によるヒアリングの実施や、必要に応じて追加資料の提出等をお願いする場合があります。また、対応するテーマや共同研究開発を希望する研究室は、変更させていただく場合があります。

 

(3)説明会の実施

 応募希望者を対象に、以下により説明会を開催します。説明会への参加は応募要件ではありませんが、欠席により不利益を受けても県はその責任を負いません。なお、説明会の動画は終了後に(2)アの特設ページで公開します。

日時:2026年6月10日(水曜日)午前10時から

方法:オンライン開催(Microsoft Teams Webinar)

​参加登録:申込みフォームから御登録ください。

4 審査

 提出された技術提案に対し県が書類審査を行い、最終審査候補者を選定します。最終審査候補者は、応募に際して選択した研究室とともにプレゼンテーションによる最終審査に臨み、最終審査結果をもとに県が採択者を決定します。なお審査は、「あいち農業イノベーション研究会」から助言を得て行います。

〔あいち農業イノベーション研究会 構成員〕

  • 名古屋大学 助教 佐藤育男(さとういくお)
  • 中部大学 名誉教授 牛田一成(うしだかずなり)
  • 名城大学 教授 津呂正人(つろまさと)
  • 豊橋技術科学大学 教授 高山弘太郎(たかやまこうたろう)
  • 愛知県立大学 教授 神谷幸宏(かみやゆきひろ)
  • 一般社団法人AgVenture Lab(アグベンチャーラボ) 会長 荻野浩輝(おぎのこうき)
  • 愛知県農業協同組合中央会
  • 愛知県経済農業協同組合連合会

5 提案が選定された場合のメリット

(1)農総試との共同研究開発に向けた計画作成支援

 2027年度以降に行う共同研究開発に向けた共同研究開発計画の作成や予備試験を2026年度内に行っていただきます。これに要する経費について、1課題あたり最大100万円を支給します。
 なお、経費の支給額は、実際の経費執行額に応じて決定しますので、無条件で100万円の支払いを保証するものではありません。

​(2)農総試の研究ほ場等の活用

 共同研究開発予備試験では、農総試の研究ほ場等を活用できます。

 なお、本事業とは別に実施している県の試験研究等に支障がない範囲での活用となります。

(3)農総試との共同研究開発の実施

 共同研究開発計画の内容や予備試験の結果が、農業現場の課題解決や社会実装に資すると見込まれる場合においては、3年間の共同研究開発について予算措置を検討します。これにより、2027年度以降、農総試との共同研究や生産現場を用いた実証試験に発展することが可能となります。

(4)専門家による支援

 愛知県の農業部門において研究開発と生産現場を繋ぐ専門職員である革新支援専門員(農総試在籍)や農業系アクセラレーター(創業支援施策)等の専門家による支援を受けることができます。
 また、必要に応じて、専門的知見を有する大学等とのマッチングも支援します。

​(5)スタートアップ支援プログラム等各種支援制度の案内

 将来的な事業化に向けて、国及び県が実施するスタートアップ支援に関するプログラム、助成金などの諸制度の活用について支援します。

(6)県内農業関係者とのマッチング支援

 成果の社会実装及び県内での事業展開に向けて、県内の農業関係者とのマッチングを支援します。

(7)試験研究に関する競争的資金獲得に向けた計画作成支援

 共同研究開発を発展させた競争的資金獲得を目指す場合は、必要に応じて、農業系の外部のコーディネーターと連携し、計画作成などを支援します。

(8)取組内容や成果のPR

 取組の内容やその成果について、特設ページ等での発信や県が開催するイベント等を活用してPRします。なお、公開の可否や内容については個別に調整します。

〔プロジェクト成果のPR事例〕

 

6 スケジュール(予定)

スケジュール

2026年6月2日~7月21日

技術提案の募集

2026年6月10日

募集に関する説明会 及び 農総試の研究シーズ説明会

2026年7月22日~8月下旬

ヒアリングの実施及び書類審査

2026年8月下旬

最終審査候補者の決定

2026年8月下旬~10月2日

最終審査候補者と技術提案を受けた農総試研究室による共同プレゼンテーション審査に向けた準備

2026年10月6日

最終審査(共同プレゼンテーション審査)

2026年10月中旬

選定結果公表

2026年10月中旬~2027年2月中旬

共同研究開発計画の作成及び予備試験の実施

2027年2月中旬

共同研究開発計画書の提出

2027年3月上旬

共同研究開発への移行に向けた審査会

 

7 その他

 選定後の手続き及びその他の留意事項等を、以下の「あいち農業イノベーションプロジェクトの「プロジェクト2027」に係る技術提案募集要領」に掲載しています。

 なお、技術提案採択後に実施していただく共同研究開発計画の作成要領や、2027年度以降の共同研究開発に係る委託研究実施要領、委託研究契約書のひな形を併せて掲載しますので、応募の参考としてください。

 あいち農業イノベーションプロジェクトの「プロジェクト2027」に係る技術提案募集要領 [PDFファイル/351KB]

〔参考要領等〕

あいち農業イノベーションプロジェクトにおける共同研究開発計画策定要領 [PDFファイル/336KB]

あいち農業イノベーションプロジェクトの共同研究開発に係る委託研究実施要領 [PDFファイル/109KB]

共同研究開発に係る委託研究契約書(ひな形) [PDFファイル/298KB]

 

【参考】あいち農業イノベーションプロジェクトについて

 愛知県では、農総試や大学が有する技術、フィールド、ノウハウとスタートアップ等の新しいアイデアや技術を活用した共同研究体制の強化を図り、新しい農業イノベーションを創出するために「あいち農業イノベーションプロジェクト」を2021年度から進めています。

 2023年度から2025年度まで、スタートアップ等と農総試が共同で、18課題の「研究開発型」のイノベーション創出に取り組みました。2025年度には新たな技術提案を募集して「プロジェクト2026」の5課題を選定し、2026年度から共同研究開発を開始しています。

 また、2024年度からは、県の普及指導員がスタートアップ等と産地を結び、現場の「ほ場」で既存技術の応用や機器の改良、アプリの開発などにより、課題解決のために必要な新技術の迅速な導入を目指す「現場フィールド活用型」のイノベーション創出にも取り組んでいます。

 詳細については、以下を参照してください。

 「研究開発型」及び「現場フィールド活用型」イノベーション創出の概要 [PDFファイル/426KB]

このページに関する問合せ先

(技術提案の募集に関すること)

 愛知県農業水産局農政部農業経営課

 農業イノベーション推進室

 イノベーション推進グループ

 電話:052-954-6413(ダイヤルイン)

 メール:nogyo-innovation@pref.aichi.lg.jp

 

(試験研究の内容に関すること)

 愛知県農業総合試験場

 研究戦略部 企画調整室

 電話:0561-41-8963(ダイヤルイン)

 メール:nososi@pref.aichi.lg.jp

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