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大阪・関西万博「ロボットエクスペリエンス」へ 県内ロボットメーカー・大学等とともに参加します!
大阪・関西万博「ロボットエクスペリエンス」へ県内ロボットメーカー・大学等とともに参加します!
「2005年日本国際博覧会」(「愛知万博」)に続き、我が国では20年ぶりとなる「2025年日本国際博覧会」(以下「大阪・関西万博」という。)が本年4月から大阪府で開催されます。
「未来社会の実験場」をコンセプトとする大阪・関西万博では、会場内で次世代の様々なロボットを実装・実証するプログラム「ロボットエクスペリエンス」が実施されます。
愛知県は、ロボットエクスペリエンスを本県のロボット産業を世界にPRする絶好の機会と捉え、県内のロボットメーカー・大学等とともに参加するため応募したところ、2025年日本国際博覧会協会による選考により、本県の参加が決定しましたのでお知らせします。
なお、実施内容の詳細は今後決定しますので、詳細が決まりましたら、改めてお知らせします。
【参考】2025年日本国際博覧会協会によるプレスリリース(2025年2月5日付)
1 ロボットエクスペリエンスの概要
万博会場を未来社会のショーケースに見立て、先進的な技術やシステムを取り入れ、未来社会の一端を実現することを目指す『未来社会ショーケース事業』のうち、会場内において次世代の様々なロボットを実装・実証するプログラムです。
参加ロボットは、企業や自治体等から広く公募し、博覧会協会の選考により決定されました。
2 愛知県の参加内容
(1)期間
2025年8月18日(月曜日)から8月24日(日曜日)までの7日間
(2)会場
大阪・関西万博会場内「ロボット&モビリティステーション」
(3)県ブースの面積
約75平方メートル
(4)県ブースのテーマ・実施内容
ア テーマ
「ロボットと共生する新しい社会=ロボットインクルーシブな生活」
イ 内容
人間とロボットが足りないところを補いつつ、共に住みやすい社会を築いていく存在としてロボットを捉え、理解を深めることができる体験を提供します。
県ブースでは、カフェを模した空間を設け、ロボットたちが接客や調理等の役割を担う未来社会の姿を提示します。
(5)参加企業・団体及びロボット(4企業・2大学)
県内を中心とする以下のロボットメーカー・大学が参加します。
参加企業・団体 | 参加ロボット | |
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1 |
愛知工業大学 ロボット研究ミュージアム (豊田市) |
【人協働ロボット「COBOTTA(コボッタ)」(製造元:株式会社デンソーウェーブ)】
ロボットが人と協力して調理を行います。 |
デンソーウェーブ製の人協働ロボット「COBOTTA」を活用してイングリッシュマフィンを作ります。オリジナルのツールチェンジャーとからくり治具を使い、マフィンの焼き工程、ハムの焼き工程、チーズのトッピングを行い、完成するまでのすべての工程を1台で行います。 |
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2 |
avatarin株式会社 (東京都中央区) |
【コミュニケーションAIロボット「newme(ニューミー)」】
遠隔による接客対応を行います。 |
遠隔地から操作できるコミュニケーションロボット。操作者の顔をディスプレイに表示して移動し、まるでその場に人間がいるかのような対話を可能にします。操作はパソコンやスマートフォンから簡単に行え、足元カメラや障害物センサーを備えており、安全に移動できます。 |
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3 |
株式会社インディ・アソシエイツ (名古屋市中区) |
【遠隔操作ロボット「Mini MORK(ミニモーク)」】
ロボットを介した遠隔操作で、ブースの案内をします。 |
Mini MORKはインターネットを経由して操作する遠隔操作ロボットです。会話だけでなく、身振りや手振りを用いた対話が可能で、自宅や離れたオフィスからお客様対応をすることが可能です。 |
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4 |
ソニーグループ株式会社 (東京都港区) |
【自律型エンタテインメントロボット「aibo(アイボ)」】
aiboと触れ合えるコーナーを提供します。 |
「愛情の対象になるロボット」を目標に開発された、飼い主(オーナー)とのコミュニケーションを通じて成長し、唯一無二の個性を持つロボットです。 |
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5 |
トヨタ自動車株式会社 (豊田市) |
【自律搬送モビリティ(開発中)】
人に代わって重たい荷物を運びます。 |
6 |
国立大学法人豊橋技術科学大学 ICD-LAB (豊橋市) |
【「弱いロボット」】
複数のロボットとコミュニケーション体験を行います。 |
ロボットの「弱さ」「不完全さ」が人の自立性、創造性、人らしさを奪うことなく、むしろ引き出してくれる弱いロボットたち。不完全、不完結な部分は、人との関わりの中で相手の強みや優しさを引き出します。 |
※参加企業・団体名五十音順
※実施内容は現時点での想定のため、今後、変更する可能性があります。
3 今後のスケジュール
- 2025年2月~ 実施内容の詳細検討、ロボットの改良・調整
- 2025年8月 ロボットエクスペリエンスへの参加(18日(月曜日)~24日(日曜日))
【参考】大阪・関西万博 概要
会期 |
2025年4月13日(日曜日)から10月13日(月曜日・祝)まで(184日間) |
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会場 |
夢洲(ゆめしま)(大阪府大阪市此花区) |
テーマ・サブテーマ・ コンセプト |
・テーマ:「いのち輝く未来社会のデザイン」 ・サブテーマ:「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」 ・コンセプト:「未来社会の実験場」 |
想定来場者数 |
約2,820万人 |
このページに関する問合せ先
愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室
ロボット産業グループ
担当:中田、西村
電話:052-954-6352
内線:3397、5389
メール:jisedai@pref.aichi.lg.jp