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燃料電池産業車両普及促進事業に係る実証の様子を報道機関向けに公開します

ページID:0492145 掲載日:2023年11月22日更新 印刷ページ表示

燃料電池産業車両普及促進事業に係る実証の様子を報道機関向けに公開します

 愛知県では、2020年度から2022年度まで燃料電池フォークリフト(以下、「FCFL(エフシーエフエル)」とする。)への水素の供給方法に係る課題解決のための実証(※1)を行いました。実証の結果、簡易型水素充填装置(※2)等を用いて水素を配送することで水素充填施設を所有していない企業がFCFLを運用できる普及モデルを確立することができましたが、事業化に向けては、配送コストの低減が必要です。

 この度、水素の配送コストを低減させる水素供給方法の検討のため、既存の水素ステーションを活用した水素供給に係る実証を実施するとともに、大村知事立会いの元、実証の様子を報道機関向けに公開し、FCFLの導入・普及につながるように広くPRします。

1 「燃料電池産業車両普及促進事業」の内容

 実証企業:東海協和株式会社(名古屋市港区入船2丁目1番20号)

      愛知海運株式会社(名古屋市港区浜2丁目1番11号)

 実施期間:2023年11月1日(水曜日)から11月2日(木曜日)及び

      2023年11月24日(金曜日)から11月29日(水曜日)

 実証方法:FCFLを実証参加企業へ貸し出すとともに、簡易型水素充填装置や水素貯蔵装置(※3)を配送し、FCFLに水素を充填する。

 主な検証内容:簡易型水素充填装置及び水素貯蔵装置の最適な運用方法

        水素貯蔵装置を使用した充填によるFCFL運用への影響

        水素貯蔵装置を使用した配送形態における課題及び対応策

        上記を踏まえた適切な配送モデルの検討

2 公開日時

 2023年11月29日(水曜日)午後0時20分から午後2時まで ※午後0時10分受付開始

             (大村知事の立会時間は午後1時15分~午後1時35分まで)

3 公開場所

 受付及び事業説明会会場:愛知海運株式会社流通センター内会議室(海部郡飛島村東浜2丁目1番10)

 デモンストレーション実施場所:愛知海運株式会社流通センター敷地内(同上)

 ※雨天決行(デモンストレーション実施場所は屋外)

4 公開対象

 報道機関(※一般の方は見学できません。)

5 当日のスケジュール

 午後0時10分  記者受付開始

 午後0時20分 燃料電池産業車両普及促進事業説明

         説明者:愛知県

             株式会社鈴木商館(本事業受託者)

             トヨタ自動車株式会社(実証機器提供者)

         場所:愛知海運株式会社流通センター内会議室

 午後0時55分 実証機器説明及び質疑応答

         説明者:株式会社鈴木商館

             トヨタ自動車株式会社

             株式会社豊田自動織機(実証機器提供者)

         場所:愛知海運株式会社流通センター内

         概要:簡易型水素充填装置及び水素貯蔵装置等の説明

 午後1時15分 FCFLへの水素供給等デモンストレーション実施

         説明者:株式会社鈴木商館

         場所:愛知海運株式会社流通センター内

         概要:大村知事立会いの元、水素貯蔵貯蔵装置から供給される水素を簡易型水素充填装置からFCFLへ水素を実際に充填し、同車を操作するデモンストレーションを実施。

 午後1時30分 大村知事からのコメント

 午後1時40分 質疑応答

         応対者:愛知県

             株式会社鈴木商館

             トヨタ自動車株式会社

             株式会社豊田自動織機

 午後2時    終了

6 取材について

 当日取材を希望される場合は、会場駐車場に限りがあることから報道機関名、取材者の氏名、連絡先、TVカメラの有無、人数及びお越しの際の車両台数を、以下「取材連絡票」に記載の上、11月28日(火曜日)正午までにメールにて県産業科学技術課(jisedai-ene@pref.aichi.lg.jp)へ御連絡ください。

 お申込みいただいた方へ、駐車場や受付、実証場所の地図をお送りします。​

 取材連絡票 [Wordファイル/55KB]

 

<用語説明>

※1 燃料電池フォークリフト普及モデル実証

   県内の中小企業へFCFLを一定期間貸し出すとともに、簡易型水素充填装置と充填用水素を定期的に配送し、FCFLの新たな普及モデル構築を目的とした実証。2020年度から2022年度までの3年間の計画で実施。

※2 簡易型水素充填装置

   FCFLに水素を充填する設備。

   高圧ガス容器やカードル(高圧ガス容器の集合体)など従来の高圧ガス容器から差圧で充填するため、圧縮機や蓄圧器などが不要となり通常の充填設備に比べて低いコストで導入が可能。

(※参照先URL:https://www.suzukishokan.co.jp/suiso/)

※3 水素貯蔵装置

   燃料電池自動車MIRAIで採用している軽量で水素貯蔵量が高い樹脂製タンクを4本使用して一体化したもの。70MPaの高圧貯蔵技術と組み合わせて輸送に使用した場合、従来の金属製カードルよりも軽量で4倍の高い水素輸送効率が実現可能。

(※参照先URL:https://www.toyota.co.jp/fuelcells/jp/pdf/pdf3_202303.pdf)

このページに関する問合せ先

愛知県経済産業局産業部産業科学技術課
新エネルギー産業グループ
電話:052-954-6350
内線:3387、3457
メール:jisedai-ene@pref.aichi.lg.jp