ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > スタートアップ推進課 > 【知事会見】「STATION Ai Central Japan 1号ファンド」が ファイナルクローズしました

本文

【知事会見】「STATION Ai Central Japan 1号ファンド」が ファイナルクローズしました

ページID:0474009 掲載日:2023年7月18日更新 印刷ページ表示
9 産業と技術革新の基盤をつくろう

愛知県は、スタートアップの創出・育成・展開・誘致を促進し、当地域の事業会社とのオープンイノベーションを推進するための拠点施設「STATION Ai」の整備を進めています。また、「STATION Ai」の整備・運営事業者であるSTATION Ai株式会社は、愛知県が「STATION Ai」のオープンに先駆けて開設した「PRE-STATION Ai」を運営しています。

2022年5月には、STATION AiやPRE-STATION Aiのメンバーであるスタートアップの資金調達を支援するため、STATION Ai株式会社と株式会社ディープコアによるLLP※1をGP※2とし、ソフトバンク株式会社をLP※3とするスタートアップ投資ファンド、「STATION Ai Central Japan 1号ファンド」が設立されました。

このファンドについて、2023年6月末までに、ソフトバンク株式会社、愛知県、名古屋市、民間事業会社や金融機関など15者がLPとして参画し、総額15億円の出資を受けてファイナルクローズ※4しましたので、お知らせします。

本ファンドは現時点で6件の投資を実施しており、今後、本ファンドを通じて投資を加速させ、スタートアップの資金調達環境の充実を図り、スタートアップの成長支援やスタートアップの誘引を促進していきます。愛知県は、スタートアップの創出・育成・展開・誘致を促進し、当地域の事業会社とのオープンイノベーションを推進するための拠点施設「STATION Ai」の整備を進めています。また、「STATION Ai」の整備・運営事業者であるSTATION Ai株式会社は、愛知県が「STATION Ai」のオープンに先駆けて開設した「PRE-STATION Ai」を運営しています。

※1 LLP(Limited Liability Partnership 有限責任事業組合)

「有限責任事業組合契約に関する法律」に基づいて設立され、企業同士が専門的な能力を持つ人材を出し合って共同事業を行う場合などに設立される組合。

※2 GP(General Partner 無限責任組合員):ファンドの運営者

※3 LP(Limited Partner 有限責任組合員):投資資金の出し手

※4 ファイナルクローズ:LP募集を終了し、ファンド組成を完了させること

「STATION Ai Central Japan 1号ファンド」の概要

ファンドの名称

「STATION Ai Central Japan 1号ファンド」

正式名称:STATION Ai Central Japan 1号投資事業有限責任組合

設立日

2022年5月31日

GP

STATION Ai株式会社及び株式会社ディープコアが共同設立するLLP

参画LP

LPロゴ

ファンド規模

15億円

投資対象

STATION Ai(PRE-STATION Aiを含む)メンバー※(ICT領域のテック系スタートアップ)

※ 広く当地域に関係し、スタートアップ・エコシステムグローバル拠点都市「Central Japan Startup Ecosystem Consortium」と連携するスタートアップであること。STATION Ai(PRE-STATION Aiを含む)以外に拠点を置くスタートアップに対しては、新たにSTATION Aiメンバー(Remoteメンバーを含む)になること。

投資ステージ

プレシード、シード、シリーズA

存続期間

10年(延長:最大2年)

投資期間

5年

ファンドのスキーム

ファンドスキーム

(参考1)株式会社ディープコア

〇 会社概要

ソフトバンクグループ株式会社の100%子会社のベンチャーキャピタル。

○ 設立年

2017年

〇 事業内容

シード~アーリー期の、AI(特にディープラーニング)及びその周辺領域技術をベースとしたビジネスを行う企業を対象にハンズオン支援及び投資を実施。

(参考2)Central Japan Startup Ecosystem Consortium    

○ 「スタートアップ・エコシステム グローバル拠点都市」の概要

内閣府が、我が国の強みである優れた人材、研究開発力、企業活動、資金等を生かした世界に伍する日本型のスタートアップ・エコシステム拠点の形成を目指し、地方自治体、大学、民間組織等が策定した拠点形成計画を認定するもので、愛知・名古屋及び浜松地域は、「Central Japan Startup Ecosystem Consortium」を形成し令和2年7月に内閣府から「スタートアップ・エコシステム グローバル拠点都市」に選定された(全国で4地域選定)。

(1) 構成

Aichi-Nagoya Startup Ecosystem Consortium

浜松市スタートアップ戦略推進協議会

(2) 代表者

一般社団法人中部経済連合会 会長 水野 明久

(3) 構成組織

一般社団法人中部経済連合会、名古屋大学、愛知県、名古屋市(事務局)

浜松市始め259企業・団体・大学等

(参考3)STATION Ai Central Japan 1号ファンドの投資事例

(1)株式会社Opt Fit(名古屋市中区)

○ 代表者  渡邉 昂希

○ 創業   2020年3月

○ 事業内容

フィットネスジムにおいて、DX 支援サービスを提供し、監視作業員の削減や、施設利用状況の可視化を実現

○ 投資時期 2022年7月

 

(2)iSurgery株式会社(東京都)

○ 代表者  佐藤 洋一

○ 創業   2020年5月

○ 事業内容

骨折・骨粗しょう症をメインターゲットとした整形外科分野における画像認識AIの研究開発および社会実装の推進

○ 投資時期 2022年9月

 

(3)Pestalozzi Technology株式会社(東京都)

○ 代表者  井上 友綱

○ 創業   2019年7月

○ 事業内容

体力テストデジタル集計アプリ「ALPHA」等の開発・提供。Webアプリケーションならびにモバイルアプリケーションの開発・販売

○ 投資時期 2023年5月

※投資先の公開情報を基に作成。

このページに関する問合せ先

愛知県経済産業局革新事業創造部
スタートアップ推進課 創出・成長グループ
担当:松本、松山
電話:052-954-6859
内線:3676、5368
メール:startup@aichi.pref.lg.jp