内閣府主催「地方創生☆政策アイデアコンテスト2024」における地方創生担当大臣賞等受賞者が知事を表敬訪問します

「地方創生☆政策アイデアコンテスト2024」（主催：内閣府、共催：経済産業省）において、中部ブロック代表として最終審査会に出場し、地方創生担当大臣賞（最高賞）及び優秀賞を受賞した2団体が、受賞報告のため知事を訪問します。

なお、同コンテストは2015年から毎年開催されていますが、本県から複数の団体が受賞したのは、今回が初となります。

1　日時

2025年1月21日（火曜日） 午後4時20分から午後4時35分まで

2　会場

愛知県公館　1階

3　来訪者

・地方創生担当大臣賞（官民連携の部）受賞

「愛知県創生研鑽会(あいちけんそうせいけんさんかい)　Ｄグループ」

・優秀賞（官民連携の部）受賞

「愛知県立高浜高等学校　地域活動部ＳＢＰ(えすびーぴー)班」

4　次第

(1)来訪者紹介

(2)受賞者挨拶及び報告

(3)知事挨拶・お祝いの言葉

(4)歓談

(5)記念撮影

参考

1　地方創生☆政策アイデアコンテスト2024　概要

地方創生についての国民レベルでの関心の高まりを後押しし、地域分析能力向上を図るため、優秀な政策アイデアを提案した個人又は団体を表彰し、地方創生に関する優れた分析例や取組を広く紹介するコンテスト。

募集部門

・ 高校生・中学生以下の部

・ 大学生以上一般の部

表彰

・　各部門（高校生・中学生以下の部、大学生以上一般の部、官民連携の部）に基づき、それぞれ地方創生担当大臣賞、優秀賞を授与。

・　加えて、全国9ブロックで実施される地方審査の地域ブロックごとに、経済産業局長賞・沖縄総合事務局賞を授与。

※　北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄の9ブロックで区分。中部ブロックは、富山県、石川県、岐阜県、愛知県、三重県。

応募総数

計1,475 件（内訳：高校生・中学生以下の部490件、大学生以上一般の部985件）

2　各来訪者の概要

愛知県創生研鑽会

・　東京海上日動火災保険株式会社が、次世代を担う愛知県内数十社の中核社員や名古屋大学大学院生等を対象に、地域活性化に向けた意見交換を通じた異業種交流、人材育成、人脈構築等を目的として、2016年度から毎年主催。

・　共催者である愛知県・名古屋市に関わる諸課題に関し、6グループ程度に分かれてグループワークを行い、最終発表会において、愛知県・名古屋市に対する政策提言を行う。

・　2024年度の同研鑽会においては、Ａ～Ｆの6グループでグループワークを実施。今回受賞した「Ｄグループ」では「安心して結婚・出産・子育てができる環境づくりについて」をテーマに政策を検討。

政策アイデアのタイトル

地元企業×家庭みんなで育てるファミリーサポート事業の新たな展望

～子育ては3楽（楽しい、楽して、楽園）安心して子育てを！！～

政策アイデアの概要

・　愛知県の出生率の低下や、夫婦の理想子ども数と予定子ども数との差がある状況について、アンケート調査や統計データを用いて分析したところ、「時間的理由」（子どもとのふれあい時間や自分の時間不足）が原因であるという仮説を持った。そこで、ファミリーサポート事業の推奨により、時間にゆとりが生まれ子育てがしやすいと感じられる環境づくりを検討。

・　現行のファミリーサポート事業の課題である提供会員不足を解消するために、企業に会員になってもらう「企業版ファミリーサポート」を提案。企業ごとの得意分野に特化したサポート体制や、企業によるPRで認知度を向上させる等、従来のファミリーサポート事業にないサービスにより課題の解決を目指す。

愛知県立高浜高等学校　地域活動部ＳＢＰ班

・　2017年度活動開始。2024年度の部員は、1年生9名、2年生6名の計15名。

・　ＳＢＰとは、Social Business Projectの略で、高校生が主体となり、地域の課題解決について、地域資源及びビジネスの手法を活用して取り組むもの。

政策アイデアのタイトル

～加速化する都市部への人口集中に対する社会的責任～

人口増加を続ける愛知県高浜市の「ものづくり技術」と三河の「プロバスケットボールの力」で全国を笑顔で繋ぎたい

政策アイデアの概要

・　高浜市では少子高齢化が進行している一方で人口が増加しており、生産年齢人口割合も60％台を維持している。他方で、全国に目を向けると、都市部への人口集中が進み、地方の活気が失われている。

・　そこで、高浜市の強みである瓦産業と自動車産業の「ものづくり技術」を組み合わせたオリジナルデザインが可能な「たい焼き金型」を製作して、全国で地域のために活動する高校生に提供。また、西三河地区のプロバスケットボールチーム「シーホース三河」のマスコット「タツヲ」をデザインした金型を製作し、試合会場で「タツヲ焼き」を販売。その収益で、地域の子どもたちを「シーホース三河」ホームゲームへ観戦招待。

愛知県政策企画局企画調整部地方創生課
企画グループ
担当：丹羽、中坂
電話：052-954-6093（ダイヤルイン）
内線：2328、2259
メール：chiho-sosei@pref.aichi.lg.jp