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「J-Startup CENTRAL(第四期)」参加スタートアップを選定しました!
愛知県、一般社団法人中部経済連合会、名古屋大学、名古屋市、浜松市等で構成する「Central Japan Startup Ecosystem Consortium」は、中部経済産業局と連携し、2021年1月から、経済産業省が実施する「J-Startup」の地域版である「J-Startup CENTRAL」を実施しています。
この度、今年度の「J-Startup CENTRAL(第四期)」として、当地域からグローバルな活躍を目指す参加スタートアップ10社を選定しました(募集については、2023年12月13日発表済み。)。また、参加スタートアップ等がピッチや交流を行う「J-Startup CENTRAL第四期選定記念ピッチ&交流会」を開催しますのでお知らせします。
1 「J-Startup CENTRAL(第四期)」の選定について
2021年1月の「J-Startup CENTRAL(第一期)」の選定を始めとして、この度、「J-Startup CENTRAL(第四期)」として、愛知県内及び浜松市内に本社があり、ビジョン、先進性・独創性、優位性、成長性、国際性に優れたスタートアップ10社を選定しました。今後、選定したスタートアップに対し、以下の内容を中心に、集中的な支援を実施していきます。
《参加スタートアップへの支援内容》
- J-Startup全国版との連携
- 経済産業省関連補助金等加点措置(成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)、JAPANブランド育成支援等事業、IPAS(知財アクセラレーションプログラム)等)
- サポーター制度による企業連携強化
- 行政・支援機関等によるビジネスマッチング支援
- ウェブサイト等での優先的・積極的プロモーション
- 「J-Startup CENTRAL」ロゴの使用 等
2 「J-Startup CENTRAL(第四期)」参加スタートアップ一覧
地域 | 企業名 | 代表者氏名 | 事業内容 |
---|---|---|---|
愛知・名古屋地域 |
株式会社Arts Japan |
久世琢真 | 教育現場DXのオールインワンSaaS「Revot(レボット)」シリーズの開発・運営。 |
株式会社ウェイストボックス |
鈴木修一郎 | 環境コンサルティング(主に気候変動に関する情報開示)。 | |
エイトス株式会社 |
嶋田亘 | 製造業の改善提案制度をDX化し、省エネ・脱炭素の改善アイデアの収集・実行を支援するCayzenの開発。 | |
株式会社Opt Fit |
渡邉昂希 | 防犯カメラの映像を活用した現場DXソリューション。 | |
株式会社CaTe |
寺嶋一裕 | 心臓リハビリ分野等における運動療法・行動変容機能を持つプログラム医療機器の研究開発。 | |
株式会社トクイテン | 豊吉隆一郎 | 持続可能な農業に向けてAIとロボットで栽培を自動化するシステムの開発、有機野菜の生産、パッケージ提供。 | |
株式会社パワーウェーブ | 阿部晋士 | 次世代のワイヤレス給電技術システムによる、エネルギー提供の最適化でカーボンニュートラルに貢献。 | |
株式会社フレンドマイクローブ | 蟹江純一 | 高性能微生物を駆使した革新的な油分解技術により、環境問題の解決と持続可能な資源循環を目指す。 | |
浜松地域 | 株式会社Wewill | 杉浦直樹 | バックオフィス業務の分業管理SaaSの提供を通じたバックオフィスプラットフォームの運営。 |
株式会社ゼロワン | 内山隆史 | デジタルツインソリューションシステムの企画開発販売。 |
3 J-Startup CENTRAL第四期選定記念ピッチ&交流会
(1) 日時
2024年3月1日(金曜日)午後5時から午後8時まで(予定)
(2) 場所
名古屋デザインホール / NAGOYA INNOVATOR’S GARAGE
(名古屋市中区栄三丁目18-1 ナディアパーク3・4F)
(3) 内容
【デザインホール】
17時00分~17時10分 J-Startup CENTRAL取組紹介
17時10分~18時30分 J-Startup CENTRAL第四期選定企業によるピッチ(各社ピッチ3分+質疑応答5分)
【NAGOYA INNOVATOR’S GARAGEへ移動】
18時45分~20時00分 名刺交換・交流会
(4) 参加者(予定)
・J-Startup CENTRAL(第四期)参加スタートアップ
・J-Startup CENTRAL(第一期~第三期)参加スタートアップ
・J-Startup 推薦委員
・当地域のサポーター企業、スタートアップ支援機関など
4 「J-Startup CENTRAL」参加スタートアップ一覧(38社)
地域 | 企業名 | 代表者氏名 | 事業内容 |
---|---|---|---|
愛知・名古屋地域 |
株式会社Arts Japan ※今回選定企業 |
久世琢真 | 教育現場DXのオールインワンSaaS「Revot(レボット)」シリーズの開発・運営。 |
株式会社iCorNet研究所 |
秋田利明 | 治療効果が高く安全性の高い心不全・不整脈治療デバイス植込型医療機器「心臓サポートネット」の研究開発。 | |
iBody株式会社 |
天草陽 | ヒトが持つ抗体産生細胞から、無細胞タンパク質発現系により抗体を取得する特許技術を活用した医薬品開発。 | |
株式会社Acompany |
高橋亮祐 | 複数組織による価値創出の実現のため、データを暗号化したまま分析する秘密計算システムの設計開発。 | |
AGREEBIT株式会社 |
桑原英人 | 大規模な意見収集・集約・合意形成支援ができるAIクラウドサービス「D-Agree」の研究開発。 | |
AZAPA株式会社 |
近藤康弘 | モビリティを中心とした機能・性能設計、制御最適化、計測適合などのソリューション提案。 | |
株式会社アラカン |
田中一榮 | 中古車の個人間売買プラットフォームの運営。 | |
株式会社ウェイストボックス ※今回選定企業 |
鈴木修一郎 | 環境コンサルティング(主に気候変動に関する情報開示)。 | |
エイトス株式会社 ※今回選定企業 |
嶋田亘 | 製造業の改善提案制度をDX化し、省エネ・脱炭素の改善アイデアの収集・実行を支援するCayzenの開発。 | |
株式会社Opt Fit ※今回選定企業 |
渡邉昂希 | 防犯カメラの映像を活用した現場DXソリューション。 | |
株式会社CaTe ※今回選定企業 |
寺嶋一裕 | 心臓リハビリ分野等における運動療法・行動変容機能を持つプログラム医療機器の研究開発。 | |
株式会社クラッソーネ |
川口哲平 | 建物の解体工事領域における専門工事会社と施主をマッチングする一括見積もりWebサービスの運営。 | |
グランドグリーン株式会社 |
丹羽優喜 | 名古屋大学発の接木技術及びゲノム編集等による新種苗創出事業、接木生産システム販売事業。 | |
KUROFUNE株式会社 |
倉片稜 | 在日外国人労働者向けの生活支援アプリケーション及び在日外国人向けの就労支援サービスの提供。 | |
SyncMOF株式会社 |
畠岡潤一 | ガス資源を利活用する上で不可欠なガスの吸着・分離材(MOF)の製造、技能評価を行う総合コンサル会社。 | |
スタジオアンビルト株式会社 |
森下敬司 | 建築家に注文住宅の間取りを依頼できるwebサービスの運営。 | |
株式会社Sonoligo |
遠山寛治 | 「文化の発展」をビジョンとした文化イベントに気軽に参加できるサブスクリプションサービスを提供。 | |
株式会社テラ・ラボ |
松浦孝英 | 無人航空機設計開発、コンサルタント業務、運行管理、観測オペレーション、災害時等地理空間情報取得、解析。 | |
株式会社TOWING |
西田宏平 | 高機能ソイル技術を活用したサステナブルな次世代農業システム及びサービスの普及。 | |
株式会社トクイテン ※今回選定企業 |
豊吉隆一郎 | 持続可能な農業に向けてAIとロボットで栽培を自動化するシステムの開発、有機野菜の生産、パッケージ提供。 | |
株式会社トライエッティング |
長江祐樹 | サプライチェーン領域における業務特化型拡張知能(AI)技術の研究開発およびライセンス販売事業。 | |
株式会社パワーウェーブ ※今回選定企業 |
阿部晋士 | 次世代のワイヤレス給電技術システムによる、エネルギー提供の最適化でカーボンニュートラルに貢献。 | |
ピノベーション株式会社 |
鳥羽伸嘉 | 製造業向けIoTデバイスの研究開発、「アウトレプレナー(外部起業家)」支援企業。 | |
株式会社PREVENT |
萩原悠太 | 医療データ解析による疾病発症予測、医療費適正化支援、慢性疾患既往者に対するオンラインでの重症化予防。 | |
株式会社フレンドマイクローブ ※今回選定企業 |
蟹江純一 | 高性能微生物を駆使した革新的な油分解技術により、環境問題の解決と持続可能な資源循環を目指す。 | |
株式会社プロドローン |
戸谷俊介 | 産業用ドローンの研究開発・製造及び当該技術を活用したソリューションの提供。 | |
株式会社ヘルスケアシステムズ |
瀧本陽介 | 生活習慣のミスマッチをゼロにするための未病領域に特化した郵送検査事業とヘルスケア製品の臨床試験事業。 | |
株式会社U-MAP |
西谷健治 | 世界で唯一の独自素材"Thermalnite"の開発・製造および、機能性複合素材の開発。 | |
株式会社LOZI |
Martin Roberts | サプライチェーン全体を可視化する、QRコードをベースとした「SmartBarcode®」の開発。 | |
浜松地域 |
株式会社ANSeeN |
小池昭史 | 高感度・高精細を実現する直接変換型X線カラーカメラの開発。 |
株式会社Wewill ※今回選定企業 |
杉浦直樹 | バックオフィス業務の分業管理SaaSの提供を通じたバックオフィスプラットフォームの運営。 | |
ジーニアルライト株式会社 |
下北良 | 光学技術と電気回路設計技術を融合したPOCT医療機器及び生体計測センサの開発・製造販売、医薬品の販売。 | |
株式会社シルバコンパス |
安田晴彦 | 人材不足である薬剤師の調剤業務の分業化を可能にするピッキング支援システムの企画・開発。 | |
株式会社SPLYZA |
土井寛之 | スポーツの教育的価値の向上を目的としたアマチュアスポーツ向けの映像分析ツールの開発、販売。 | |
株式会社ゼロワン ※今回選定企業 |
内山隆史 | デジタルツインソリューションシステムの企画開発販売。 | |
パイフォトニクス株式会社 |
池田貴裕 | 遠方に視認性の高い光パターンを形成できるLED照明「ホロライト・シリーズ」の開発・製造・販売。 | |
株式会社Happy Quality |
宮地誠 | 客観的データや農学理論に基づいた再現性の高い『データドリブン農業』を実現し安定生産を図る事業。 | |
株式会社Magic Shields |
下村明司 | 高齢者の転倒による骨折を減らす、転んだときだけ柔らかい床とマット「ころやわ」の開発・販売。 |
各社の情報についてはCentral Japan Startup Ecosystem Consortium公式Webページに掲載しています。(https://central-startup.jp/)
参考
1 「スタートアップ・エコシステム グローバル拠点都市」の概要
内閣府が、我が国の強みである優れた人材、研究開発力、企業活動、資金等を生かした世界に伍する日本型のスタートアップ・エコシステム拠点の形成を目指し、地方自治体、大学、民間組織等が策定した拠点形成計画を認定するもの。
2020年7月、「グローバル拠点都市」が4か所、それに準じる「推進拠点都市」が4か所認定され、愛知・名古屋及び浜松地域が、そのうちの「グローバル拠点都市」に認定されました。
2 Central Japan Startup Ecosystem Consortiumについて
日本を代表する世界的な製造業の集積地として、日本経済を牽引する「Aichi-Nagoya Startup Ecosystem Consortium」と「浜松市スタートアップ戦略推進協議会」の二つのコンソーシアムが、「Central Japan Startup Ecosystem Consortium」を形成しました。(構成:一般社団法人中部経済連合会、名古屋大学、愛知県、名古屋市(事務局)、浜松市始め259企業・団体・大学等)
両地域が、共通の基盤である産業基盤と地域間の密接なつながりを生かし、共通のビジョンをもって、革新的なイノベーションとスタートアップの創出、シナジー効果の発揮に一体的に取り組み、世界に伍するグローバルなスタートアップ・エコシステムを形成することを目指しています。
3 Aichi-Nagoya Startup Ecosystem Consortiumについて
一般社団法人中部経済連合会、名古屋大学、愛知県、名古屋市等が連携し、当地域の強みであるものづくり産業と基礎研究の集積から生まれるディープテック(※1)を生かした世界的に求心力のあるイノベーション、スタートアップ・エコシステム(※2)を愛知・名古屋をハブとした中部圏に形成することを目指しています。
※1 ディープテックとは
大学や研究機関で研究開発された技術を基に、世の中の生活スタイルを大きく変えたり、社会の大きな課題を解決したりするテクノロジーのこと
※2 スタートアップ・エコシステムとは
起業希望者に対して、企業や弁護士等の専門家、地域資源などを有機的に結びつけ、循環させながら、スタートアップの創出を地域で戦略的にバックアップしていく仕組み
4 J-Startupについて
グローバルに活躍するスタートアップを創出するために、経済産業省が中心となって2018年6月に立ち上げたプログラムです。実績あるベンチャーキャピタリストやアクセラレータ、大企業の新事業担当者等の外部有識者からの推薦に基づき、J-Startup企業を選定し、官民で集中支援を行っています。
経済産業省、日本貿易振興機構(JETRO)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が事務局となり、プログラムの運営を行っています。
J-Startup選定企業:241社(2024年2月1日現在)
なお、当地域からは、以下の8社が選定されています。
愛知・名古屋及び浜松地域の「J-Startup」参加スタートアップ一覧
地域 | 企業名 | 代表者氏名 | 事業内容 |
---|---|---|---|
愛知・名古屋地域 |
株式会社オプティマインド |
松下健 | ラストワンマイルのルート最適化サービス「Loogia」の開発と提供。 |
株式会社SkyDrive | 深澤知浩 | 「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、日常の移動に空を活用するミライを実現するべく、「空飛ぶクルマ」と「物流ドローン」を開発。 | |
SORA Technology株式会社 | 金子洋介 | ドローン・エアモビリティを活用した喫緊の社会問題の解決及びエアモビリティ前提社会実現に向けた事業展開。 | |
株式会社ティアフォー |
武田一哉 出川章理 |
世界初のオープンソース自動運転OS「Autoware」の開発、自動運転EVサービスの提供。 | |
PDエアロスペース株式会社 |
緒川修治 | 宇宙機開発、宇宙旅行および附帯事業、宇宙輸送事業(宇宙港含む)。 | |
株式会社Photo electron Soul |
鈴木孝征 | 名古屋大学の研究成果をもとに、主に半導体検査装置用の半導体フォトカソード電子ビーム生成システムを開発。 | |
浜松地域 |
株式会社Magic Shields |
下村明司 | 高齢者の転倒による骨折を防ぐ、転んだときだけ柔らかい床「ころやわ」の開発・販売。 |
リンクウィズ株式会社 |
吹野豪 | インテリジェントロボットシステムソフトウェアの開発・販売・技術コンサルティング。 |
5 J-Startup地域版について
スタートアップ・エコシステムの構築に積極的な自治体を中心に構成される各J-Startup地域事務局が、地域に根差した有望スタートアップを選定し、公的機関と民間企業が連携して集中支援を提供することで、選定企業の飛躍的な成長を図ります。
当地域では、J-Startupプログラムだけでなく内閣府のスタートアップ・エコシステム拠点都市とも連動して、各地域のスタートアップ・エコシステムの更なる強化を目指します。
このページに関する問合せ先
スタートアップ推進課
創出・成長支援グループ
電話:052-954-6859
メール:startup@pref.aichi.lg.jp