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~2023年度「無人飛行ロボット活用促進事業」~「ドローンを活用したインフラ点検講座」の参加者を募集します!
愛知県では、あいちロボット産業クラスター推進協議会(会長:愛知県知事)を核とし、無人飛行ロボット(以下「ドローン」という。)の開発支援や、社会実装を目指した実証実験の実施など、ドローンの産業活用に向けた取組を推進しています。
今年度の「無人飛行ロボット活用促進事業」では、実証実験を通じたビジネスモデルの創出・発信に加え、新たに、活用を担う人材や、製造を担うエンジニア育成などを目指し、人材育成講座を開催します(事業内容については、2023年7月25日記者発表済み)。
この度、本事業における「ドローンを活用したインフラ点検講座」を開催します。今回の講座では、橋梁などのインフラ点検業務の全体像や求められる成果物等の実態を座学にて解説するとともに、インフラ点検に求められる撮影技術の実技訓練を実施します。
つきましては、本講座の参加者を募集しますので、お知らせします。ドローンを活用したインフラ点検事業に御関心のある方は、是非御参加ください。
○当講座案内チラシ
【チラシ】ドローンを活用したインフラ点検講座 [PDFファイル/650KB]
1 講座の目的
ドローンを活用した橋梁や鉄道などのインフラ点検の全体像や求められる成果物の実態を理解し、施設管理者の発注の拡大や、事業者の新規参入につなげる。
2 座学講座の概要
(1)日時
2023年11月1日(水曜日)午後1時から午後4時30分まで
(2)会場
とよはし産業人材育成センター 教室1(豊橋市神野新田町シノ割1-3)
(3)募集対象者
以下のいずれかの方を対象とします。
・ドローンを活用した点検に関心のある施設管理者(市町村含む)
・今後ドローンを活用したインフラ点検業務への参入を検討している事業者
(建設コンサルタント、点検事業者、他業種でのドローン活用事業者 等)
(4)定員
40名
(5)内容
インフラ点検業務にドローンを導入する上での着眼点や、撮影条件、画像解析の流れなどの重要な項目を、実例を交えて解説します。
・インフラ点検業務に「新技術」が活用されるまでの変遷
・現場適用事例(導入目的、メリット等)
・点検の全体像(適用範囲や業務範囲)
・画像解析の概要説明
・画像解析実演 等
3 実技講座の概要
(1)日時
2023年11月2日(木曜日)午後1時から午後4時30分まで
(2)会場
とよはし産業人材育成センター 屋内フィールド(豊橋市神野新田町シノ割1-3)
(3)募集対象者
以下の全ての条件を満たしている方を対象とします。
・座学講座に参加していること。
・今後ドローンを活用したインフラ点検業務への参入を検討している事業者
(建設コンサルタント、点検事業者、他業種でのドローン活用事業者 等)
・一等・二等無人航空機操縦士または、民間飛行ライセンスを所持していること。
(4)定員
8名
(5)内容
ドローンを活用した点検撮影の基礎技術となる「狙った位置を正確に撮影する」実技訓練を実施します。なお、当日使用する機体はDJI Mini2であり、運営事業者で御用意いたします。
・撮影ラップ(機体から対象物までの距離)を意識した操縦体験
・撮影角度を意識した操縦体験
・遠距離での近接撮影体験 等
4 講師
三信建材工業株式会社 開発室室長 石田晃啓 氏
5 申込方法
別紙「ドローンを活用したインフラ点検講座 参加応募シート」に必要事項を記入のうえ、「7 問合せ先」に記載のメールアドレスまで御提出ください。
なお、実技講座の参加を希望される方は、一等・二等無人航空機操縦士または、民間の飛行ライセンスの写しの御提出をお願いいたします。
ドローンを活用したインフラ点検講座 参加応募シート [Excelファイル/25KB]
6 申込期限
2023年10月20日(金曜日)
応募多数の場合は、御提出いただいた「参加応募シート」を審査し、決定いたします。
7 問合せ先
愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室ロボット産業グループ
電話:052-954-6352 メール:jisedai@pref.aichi.lg.jp
参考
1 あいちロボット産業クラスター推進協議会について
(1)目的
産学行政が連携して、ロボットの研究開発や生産の拠点を形成し、新技術・新製品を創出していくことにより、世界に誇れるロボット産業拠点の形成を目指す。
(2)設立
2014年11月
(3)体制
○会 長:愛知県知事
○事務局:愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室
(4)会員数
577社・団体(2023年8月末日)
(5)主な活動内容
・ロボット産業拠点の形成に向けた方策等の検討等
・製造・物流等分野、医療・介護等分野、無人飛行ロボットの三つのワーキンググループによるロボット開発や実用化、普及に関する取組
2 無人飛行ロボット活用促進事業
〇目的・事業内容
無人飛行ロボット(ドローン)の活躍が期待されているもののビジネスに充分活用されていない分野への実装を目指し、実用化レベルの運用に即した実証実験を通じて、ビジネスモデルの創出・発信を行う。併せて、活用を担う人材や、製造を担うエンジニア育成などを目指し、人材育成講座を開催する。
○2023年度人材育成講座内容(7月25日発表済み)
講座名 | レベル4飛行制度・一等実地試験(終了審査)の理解促進講座 |
目 的 | レベル4飛行を行うには、一等無人航空機操縦士資格の取得が必要となります。本講座を受講することで、レベル4飛行制度及び一等実地試験について理解を深め、一等資格取得の契機にしてもらいます。 |
内 容 |
【座学】(講演、質疑) |
講 師 |
名鉄ドローンアカデミー 講師 田村 和大 氏 |
講座名 | ドローンエンジニア育成講座 |
目 的 | ドローン企業が求めているドローン製造のスキルを持つ人材が不足しており、エンジニア育成は重要な課題になっています。 実際にドローンの組み立てから飛行までを行ってもらい、ドローンに対する理解度向上を目指します。 |
内 容 |
【座学】(講演、質疑) 【実技】 |
講 師 | 大同大学 講師 橋口 宏衛 氏 |
このページに関する問合せ先
愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室
ロボット産業グループ
担当:福井、浅野
電話:052-954-6352