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愛知県の火災概況について(2025年速報値)

ページID:0378499 掲載日:2026年2月27日更新 印刷ページ表示

 愛知県では、県民の皆様に火災への注意を呼び掛け、火災予防に役立てていただくために、各消防本部(局)の協力を得て、2025年中に発生した愛知県内の火災の概況を次のとおり取りまとめましたので、お知らせします。

1 総出火件数は2,069件、前年より140件の増加。総出火件数のうち建物火災が最多。

2 火災による総死者数は63人、前年より13人の減少。

3 住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は48人、うち5割以上を高齢者が占めるものの、全体では前年より8人の減少。

    死者発生の経緯としては、逃げ遅れが13人で最多、うち10人は住宅用火災警報器が未設置であったことから逃げ遅れ対策に住宅用火災警報器設置が有効。

4 出火原因は「放火・放火の疑い」が最多。

2025年中の火災概況

 
区分 2025年(速報値) 2024年(確定値) 対前年増減
  出火件数(件)

2,069

1,929

140

  死者数(人)

63

76

△13

うち住宅火災死者数(人)

(放火自殺者除く)

48

56

△8

※調査対象は、2025年1月1日から12月31日までの間に発生した火災です。

※数値は2026年1月31日現在、県内の各消防本部(局)からの報告を集計したもので、後日公表(消防庁から2026年11月頃)の確定値と異なる場合があります。

1 総出火件数は2,069件

 総出火件数は2,069件で、前年より140件増加しています。

 火災種別でみると、建物火災が1,066件(51.5%)と最も多く、その中でも住宅火災が581件(28.1%)を占めています。(別表1)

※直近10年間の概況は別図を参照

2 火災による総死者数は63人

 火災による死者数は63人で、前年より13人減少しています。

 火災種別でみると、建物火災の死者数(放火自殺者等を除く。)が53人と最も多くなっています。(別表2)

3 住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は48人で、その5割以上が高齢者

 住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は48人で、前年より8人減少しています。

 このうち、65歳以上の高齢者は27人で、住宅火災による死者数の56.3%を占めています。(別表1)

 また、住宅火災における死者の発生経緯は、「逃げ遅れ」が13人を占め、10人の住宅で住宅用火災警報器が未設置(不明・調査中含む)でした。(別表3)

4 出火原因の第1位は「放火・放火の疑い」

 出火原因別では、最も多いのが「放火・放火の疑い」242件(11.7%)、次いで「たばこ」204件(9.9%)、「たき火」162件(7.8%)、「こんろ」125件(6.0%)の順となっています。

 「放火・放火の疑い」は前年より65件減少、「たばこ」は14件減少しています。(別表4)

県民の皆様に注意いただきたい事項

● 住宅用火災警報器の設置及び点検

 全ての住宅で寝室などに設置を義務付けられている住宅用火災警報器は、火災の発生を直ちに知らせ、逃げ遅れ対策に有効です。

 本県の設置率(2025年6月1日現在)は84.7% で、条例で定められた設置義務のある場所全てに設置している住宅の割合(条例適合率)は、66.3% です。未設置の場合は、早急に設置しましょう。

 住宅用火災警報器は、一般的には電池で動いています。火災を感知するために常に作動し、その電池の寿命の目安は約10年とされています。
 住宅用火災警報器が適切に機能するためには維持管理が重要です。「いざ」というときに住宅用火災警報器が適切に作動するよう、春と秋の火災予防運動の時期などに、定期的に点検し、適切に交換を行うよう習慣づけましょう。

 

● 放火による火災の未然防止

 出火原因は、「放火・放火の疑い」が11.7% を占め、第1位となっています。放火を未然に防ぐ環境づくりを地域で進めましょう。

<放火を防ぐ5つのポイント>

 1 門扉・車庫・物置等の施錠管理を普段から心掛けましょう。

 2 家の周囲等に可燃物等燃えやすい物を放置したりせず、整理整頓しましょう。

 3 ごみ回収のルールを徹底しましょう。

 4 防犯機器(センサー付ライト等)を活用しましょう。

 5 近隣者と声を掛け合うなど、放火されにくい環境づくりをしましょう。

 

● 林野火災の予防

 林野火災は、例年1月から増加し始め、2月から5月にかけて特に多く発生する傾向があります。

 その背景として、春の行楽シーズンを迎え山に入る人が増加するととともに、農作業のため火入れや枯草焼きなどが行われることに伴い、火の不始末や火の粉が山林に飛び火することなどがあることから、火災予防を徹底する必要があります。

<林野火災予防に効果的と考えられる項目>

 1 林野火災注意報、林野火災警報の発令時など乾燥・強風時には、屋外での火の使用をしない。

 2 枯れ草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしない。

 3 たき火等火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に消火する。

 4 火入れを行う際は市長村長の許可を必ず受けるとともに、あらかじめ必要な防火対策を講じる。

 5 たばこは、指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すとともに、投げ捨てない。

 6 火遊びはしない、また、させない。

 

● 春の全国火災予防運動 

 2026年3月1日(日曜日)から3月7日(土曜日)までは「春の全国火災予防運動」実施期間です。

 空気が乾燥して火災が発生しやすい時季ですので、火の取扱いには十分注意しましょう。

 また、全火災のうち、約3割を住宅火災が占めており、住宅火災による死者を一人でも減らすために、以下の10のポイントに注意しましょう。

<住宅防火 いのちを守る 10のポイント>

 -4つの習慣・6つの対策-

  4つの習慣

    1 寝たばこは絶対にしない、させない。

    2 ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。

    3 こんろを使うときは火のそばを離れない。

    4 コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。

   6つの対策

   1 ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する。

   2 住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。

   3 部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは防炎品を使用する。

   4 消火器等を設置し、使い方を確認しておく。

   5 避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。

   6 防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。

 

添付資料

(別表1)火災発生状況、(別表2)火災による死者の発生状況 [PDFファイル/86KB]

(別表3)住宅火災死者の状況 、(別表4)出火原因別火災件数 [PDFファイル/104KB]

(別図)直近10年間の火災概況 (2025年速報値) [PDFファイル/34KB]

このページに関する問合せ先

愛知県防災安全局防災部消防保安課
予防グループ
担当:大井、藤田
電話:052-954-6144
内線:2521、2559
メール:shobohoan@pref.aichi.lg.jp

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