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災害時における避難所用間仕切りシステムの供給等に関する協定の締結について

ページID:0515607 掲載日:2024年4月17日更新 印刷ページ表示

災害時における避難所用間仕切りシステムの供給等に関する協定の締結について

 愛知県では、大規模な災害が発生した場合の避難所等の生活環境向上を図るため、この度、特定非営利活動法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(東京都世田谷区松原五丁目2番4号)と「災害時における避難所用間仕切りシステムの供給等に関する協定」を締結いたします。

 この協定は、大規模な災害時に、避難所等においてプライバシーを確保するための間仕切りシステムの供給や訓練への協力等に関するものです。

 ついては、協定締結式を下記のとおり実施しますので、お知らせします。

1 日時

2024年4月24日(水曜日) 午後5時から午後5時20分まで

2 場所

愛知県公館

3 出席者    

愛知県知事
 大村 秀章

特定非営利活動法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク
 代表理事 坂 茂(ばん しげる) 氏

4 内容

(1) 協定締結式
   ・ 協定の概要説明
   ・ 協定書の署名
   ・ 知事挨拶
   ・ 協定先挨拶
   ・ 協定書披露及び記念撮影

(2) 避難所用間仕切りシステムの紹介

5 協定内容

(1) 避難所用間仕切りシステム及びダンボール製簡易ベッドの供給

(2) 愛知県が実施する防災訓練等への協力

(3) その他、組立を指導できる者の派遣、間仕切りシステムの改善要請等

6 避難所用間仕切りシステムについて

 新潟県中越地震(2004年)を契機として避難所生活でプライバシーを確保するための個室のような空間を簡易に設置するため、紙管と布を用いた間仕切りシステムを坂 茂氏が開発。基本的なユニットは2m×2mで囲まれた空間で、紙管製の梁を連結しグリッド状に拡張できる。

 東日本大震災(2011年)では50の避難所に1800ユニットを設置。以降、熊本地震(2016年)や、西日本豪雨(2018年)、北海道胆振東部地震(2018年)、九州南部豪雨(2020年)、能登半島地震(2024年)など全国各地の被災地で支援活動を実施している。

      避難所用間仕切りシステム

供給を受ける避難所用間仕切りシステムの使用例
能登半島地震(2024年)での避難所(金沢市額谷ふれあい体育館)
(https://shigerubanarchitects.com/ja/)

7 特定非営利活動法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワークの概要

(1) 所在地:東京都世田谷区松原五丁目2番4号

(2) 代表理事:坂 茂(建築家)

(3) 法人設立:2013年3月21日

(4) 目的:国内外の大規模災害発生時において、被災者への住環境に対する支援事業を行う他、
        防災訓練を通じた防災・減災意識の啓発に関する事業を行い、震災被害からの円滑な
        復旧・復興、及び災害時に発生し得る被害の最少化に寄与する。

このページに関する問合せ先

愛知県防災安全局防災部災害対策課
支援グループ
担当:佐藤、齋藤
電話:052-954-6149
メール:saigaitaisaku@pref.aichi.lg.jp