ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > あいちの学び推進課 > 【知事会見】新しいタイプの定時制・通信制高校「フレキシブルハイスクール」 及び県立夜間中学の概要について

本文

【知事会見】新しいタイプの定時制・通信制高校「フレキシブルハイスクール」 及び県立夜間中学の概要について

ページID:0488409 掲載日:2024年3月26日更新 印刷ページ表示

 記者発表資料 新しいタイプの定時制・通信制高校「フレキシブルハイスクール」及び夜間中学の概要について(2023年10月23日発表) [PDFファイル/503KB]

 愛知県教育委員会では、2023年1月に、不登校経験者や外国にルーツをもつ方など多様な学習ニーズをもつ方々に対応する新しいタイプの定時制・通信制高校及び夜間中学を設置することを決定し、これまで具体化に向けて教育関係者による検討を進めてきました。

 この度、新しいタイプの定時制・通信制高校と県立夜間中学の概要をとりまとめましたので、お知らせします。

1 新しいタイプの定時制・通信制高校「フレキシブルハイスクール」について

(1)設置のねらい

 不登校経験者など多様な学習ニーズをもつ生徒にとって学びやすい高校として、全日制・昼間定時制・通信制の3課程を一つの学校内に置き、3課程間をフレキシブルに行き来して学べる新しいタイプの高校を設置する。

(2)設置校・学科・募集人員

 

設置校

学科・募集人員(1学年)

全日制

昼間定時制

通信制

県立佐屋高等学校(愛西市) 

農業科
家庭科

各学校

普通科

20人

各学校

普通科

40人程度

県立武豊高等学校(知多郡武豊町) 

普通科

県立豊野(ゆたかの)高等学校(豊田市) 

普通科

県立御津(みと)あおば高等学校(豊川市) 

普通科

(3)開設時期

  2025年4月

(4)特徴

  • 既存の全日制課程を、興味や関心に合わせて自由に科目を選択し、自分のペースで学ぶことができる「単位制」に改編。
  • 小規模の昼間定時制課程と通信制課程を新たに併置。
  • 通信制課程のスクーリング※を原則平日に実施。
  • スクーリングのない日にも登校し、教員への質問や自習が可能。
  • 他の課程に「転籍」し、同じ学校で学び続けることが可能。
  • 「併修」制度により、在籍する課程とは異なる課程の科目を履修し、単位を取得することが可能。

※スクーリング
  登校して教員から直接レポートの指導や実技指導、講義を受けること。

(5)学習のイメージ

フレキシブルハイスクールの学習のイメージ [PDFファイル/263KB]

(参考資料)2024年3月26日更新

県立佐屋高等学校(愛西市) [PDFファイル/246KB]の概要

県立武豊高等学校(知多郡武豊町) [PDFファイル/266KB]の概要

県立豊野(ゆたかの)高等学校(豊田市) [PDFファイル/643KB]の概要

県立御津(みと)あおば高等学校(豊川市) [PDFファイル/556KB]の概要

2 県立夜間中学について

(1)設置のねらい

 日本語指導が必要な外国にルーツをもつ方や不登校などの理由により中学校に十分に通えなかった方に対する日本語の基礎指導や義務教育段階の学び直しに対応する夜間中学を設置する。なお、夜間定時制高校には、外国にルーツをもつ生徒が多く通っており、夜間の時間帯の学校運営の実績があることから、夜間中学は夜間定時制を置く高校に設置する。

(2)開校時期・中学校名・設置校

 

開校時期

中学校名

設置校

2025年4月

県立とよはし中学校

県立豊橋工科高等学校(豊橋市)

2026年4月

県立とよた中学校

県立豊田西高等学校(豊田市)

県立こまき中学校

県立小牧高等学校(小牧市)

県立いちのみや中学校

県立一宮高等学校(一宮市)

(3)対象生徒

 県内に住所または勤務地があり、義務教育の年齢(満15歳)を超えた人で、次のいずれかに該当する人。

  • 日本または海外で義務教育を修了していない人。
  • 不登校など様々な事情によって十分な教育を受けられないまま中学校を卒業した人。

※外国籍の人も入学可能。
※住所に関わらず、どの学校も選択可能。
※不登校の中学生は、在籍する中学校に籍を置いたまま「学びの場」として通うことが可能。
 授業は、他の夜間中学の生徒と一緒に受ける。

(4)生徒数

 各中学校各学年1学級10人程度(定員なし)

(5)授業等

  • 昼間の中学校と同様、原則3年間学ぶ。
    ※学習状況等に応じて、短縮することや最長6年まで延長することができる。
  • 1日の授業は、4時限(1時限:40分)。 
    ※夜間中学は、義務教育の年齢を超えている人を対象としていることから、夜間中学特有の取扱いとして、これまでの学習状況、社会生活や実務経験等により、一定の資質・能力が養われている場合には、教育課程の一部は改めて指導しなくてもよいとされている。
  • 授業時間などの日課は、17時頃から21時頃までの間で、学校ごとに設定。
日課のイメージ(実際の日課は、各学校で異なる。)

17時00分 ~ 17時35分

給食等※

17時35分 ~ 17時45分

ホームルーム

17時45分 ~ 18時25分

1時間目

18時35分 ~ 19時15分

2時間目

19時25分 ~ 20時05分

3時間目

20時15分 ~ 20時55分

4時間目 

※給食を提供。(希望者のみ)

  • 次のコースの中から一つを選んで1年間学びます。

a.学習状況(習熟度)に応じたコース

a1.中学校1年生相当のコース(小学校段階の学び直しを含む)
a2.中学校2年生相当のコース
a3.中学校3年生相当のコース

b.日本語指導に重点を置いたコース

b1.日本語初心者から初級程度のコース
b2.日本語初級程度から中級程度のコース
    ※各教科の学習も行います。

  • 「若者・外国人未来塾」を運営する団体等、各地域で日本語教室や学習支援を実施している団体と連携し、始業前等の時間を活用して生徒への学習支援や日本語初期指導を実施。

学習支援のイメージ
学習支援のイメージ

(6)入学までの手続き(県立とよはし中学校(2025年4月開校)の場合)

2024年夏頃      :入学者説明会・体験入学

2024年秋~冬頃 :申込・面談(試験は行わない)

2025年4月       :入学

        ※年度途中の入学は、個別の相談による。

このページに関する問合せ先

愛知県県教育委員会あいちの学び推進課
教育改革グループ
電話:052-954-7429
メール:aichi-manabi@pref.aichi.lg.jp

Adobe Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)