西知多道路の整備促進に関する国への要望活動の実施について

「西知多道路の整備促進に関する要望」

（1）　国の権限代行区間の整備を着実に進めるとともに、県事業中区間の整備推進が図られるよう、十分な予算措置を講じること。

（2）　荒尾ICから長浦IC間の調査中区間の事業化に向け、関係機関の相互協力のもと着実に調査の進捗を図ること。

（3）　本道路を含めた災害に強い道路ネットワークを構築するため、防災・減災、国土強靱化のための５か年加速化対策について、頻発する災害や物価高騰なども踏まえ、継続的・安定的に対策を進められるよう、令和６年度補正予算において、例年を大幅に上回る規模で、必要な予算・財源を確保すること。また、令和６年能登半島地震などを踏まえ、既設道路構造物の機能強化などを推進するため、次期国土強靱化実施中期計画の策定に早期に着手し、資材価格などの高騰も踏まえた必要な事業規模と期間を盛り込んだ上で、令和６年度内に完了させ、令和７年度の当初予算を含め、速やかに必要な予算・財源を通常予算とは別枠で確保すること。

（4）　資材価格などの上昇に対応する中でも、山積する道路整備の課題に対応し、計画的かつ長期安定的な道路整備・管理が進められるよう、新たな財源の創設等により、令和７年度道路関係予算は、所要額を満額確保すること。また、令和６年度補正予算については、国土強靱化のみならず我が国の生産性を向上させ、成長力・国際競争力を強化する観点からも、公共事業を含むものとすること。