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~シンガポール国立大学連携事業~「NUS Enterprise Summer Programme in Entrepreneurship」に参加する大学生等を募集します!
愛知県は、世界でも先進的なスタートアップ支援の実績を持つシンガポール国立大学(NUS)と2019年9月に「スタートアップ支援分野における連携協力に関する覚書」を締結しました。
この度、同覚書に基づく取組の一環として、県内の大学生等を、NUSの関係機関であるNUS Enterpriseが本年7月に現地で開催する約2週間のアントレプレナーシップ※養成プログラム「NUS Enterprise Summer Programme in Entrepreneurship」に派遣し、アントレプレナーを志すための実践的な知見等について学んでいただきます。
つきましては、本プログラムに参加する県内の大学生等を募集しますので、御関心のある方は、是非、御参加ください。
※チャレンジ精神、創造性、探求心等の「起業家精神」や、情報収集・分析力、判断力、実行力、リーダーシップ、コミュニケーション力等の「起業家的資質・能力」。
(本事業の実施に当たっては、事業実施に係る予算が、令和5年2月定例愛知県議会において議決され、その予算の執行が可能となることを前提とします。)
1 事業内容
グローバルなアントレプレナーを養成することを目的として、NUS Enterpriseが本年7月に開催する NUS Enterprise Summer Programme in Entrepreneurshipに県内の大学生等を派遣します。
【NUS Enterprise Summer Programme in Entrepreneurshipの概要】
(1)プログラム内容
以下の内容に関する講義やワークショップ等に、様々な国から起業意欲の高い学生が参加し、アントレプレナーシップについて学びます。
ア シンガポールやASEANのビジネス及び社会文化の背景
シンガポールの経済発展モデル、アントレナーシップ及びイノベーションの役割の変化、シンガポール及びASEANのスタートアップエコシステムの核心等
イ アントレプレナーを志すための実践的な洞察力及びスキル
どのようにアントレプレナーになるのか、リーンスタートアップの方法論等
ウ アントレプレナーシップにおけるテーマ
技術起業、社会起業、社内起業
(2)期間
2023年7月10日(月曜日)から年7月21日(金曜日)まで(12日間)
各日午前10時から午後7時まで(シンガポール時間午前9時から午後6時まで)
(3)講師
NUSの教員、産業界の専門家
(4)参加者数
シンガポール国内外から200人が参加(2022年実績)
(5)開催方法
現地開催
(6)言語
英語
※ その他詳細は、以下のNUS EnterpriseのWebページ参照
https://enterprise.nus.edu.sg/education-programmes/summer-programme/
2 対象
以下の全てを満たす方(学部・学年不問)
・愛知県内に居住、又は愛知県内の大学に在学中の大学生であること。(大学院博士前期課程(修士課程)の学生も参加可)
・スタートアップを起業している、又は今後起業することに強い関心があること。
・プログラムに参加可能な英語力を保持していること(以下のいずれかを満たすこと)。
- TOEFL iBT 100以上
- IELTS Overall 6.5以上かつReading及びWriting 6.5以上
- TOEIC 700点以上(英語での意思疎通が問題なくできること)
3 定員
3名
4 参加費
無料(プログラム参加費及び現地滞在費5,000シンガポールドルを愛知県が負担します。)
※渡航費及び現地での食事代等の雑費は参加者負担。
5 応募方法
愛知県とNUS Enterpriseの両方へお申込みください。いずれかのみの申込みの場合、応募は受理されません。
(1)愛知県への申込み
愛知県経済産業局革新事業創造部スタートアップ推進課のメールアドレス宛てに、「(3)応募書類」に記載されたものを御提出ください。(startup@pref.aichi.lg.jp)
※添付ファイルのサイズが7MB以上の場合は複数回に分けて御送信ください
(2)NUS Enterpriseへの申込み
NUS EnterpriseのWebページ上のポータルにて、必要事項を記載するとともに「(3)応募書類」に記載されたものを御提出ください。詳細は、NUS EnterpriseのWebページを御覧ください。
https://enterprise.nus.edu.sg/education-programmes/summer-programme/
(3)応募書類
・応募申込書(愛知県のみに提出)
・自己紹介及び参加動機等の動画(3分以内、英語)※
・パスポートの名前及び国籍を示すページのコピー
・所属大学の成績証明書(英語)
・所属大学の卒業見込み(英語)
・所属大学の在学証明書(英語)
・TOEFL-iBT、IELTS又はTOEICの成績証明書類(提出できない場合は教授や講師が英語力に問題ない旨を書いた推薦状の提出が必要)
・履歴書(A4、様式任意、英語)
※ 作成方法の詳細は、NUS EnterpriseのWebページを御覧ください。県への申込みについては、YouTubeへのリンク(URL)を応募申込書に記載してください。
6 選考方法
愛知県及び有識者で構成する参加者選定委員会による選考を行います。
7 応募締切
2023年4月21日(金曜日)
8 選考結果
2023年5月8日(月曜日)までに、お申込みいただいた方全員にメールでお伝えします。
9 その他
本プログラムに参加して得られた成果について、愛知県が実施するイベント等にて発表いただくことを予定しています。
(参考1)シンガポール国立大学(NUS)
1905年に設立されたシンガポールの総合大学である。シンガポール国内では西の南洋理工大学(NTU)とともにシンガポールの双璧をなす大学である。QS世界大学ランキング(イギリスの大学評価機関の調査)によると、アジアNo.1、世界No.11の大学としてランクインしている。
学生数は4万2,600人、17の学部からなり、留学生も東南アジア諸国、中国、欧米やアフリカなどを含め、100ヶ国以上から全学生の約3割を迎え、非常に国際色豊かな大学である。
(参考2)NUS Enterprise
シンガポール国立大学(NUS)が、スタートアップ支援を目的とする機関として、2002年に設立。NUS Enterpriseでは、NUSの学生が、海外の企業でインターンシップを経験できる、「NUS Overseas Colleges Program」の実施や、インキュベーション施設である「BLOCK71」の運営をしており、世界で活躍する学生や起業家を4,000人以上育成してきた。
(参考3)愛知県とシンガポール国立大学(NUS)の関係
愛知県とシンガポール国立大学(NUS)は、2018年8月17日に、科学技術分野における包括的な連携協力の推進を目的に覚書を締結し、名古屋大学や国立長寿医療研究センター等の県内機関とNUSとの連携協力を促進してきた。その後、2019年9月10日には、新たに「スタートアップ支援分野」に特化した覚書を締結し、両機関においてスタートアップ支援分野における連携協力を推進している。
(1)科学技術分野における連携協力に関する覚書
【連携協力の範囲】
材料工学、交通工学、老年医学・老年学、情報科学、双方で合意されたその他の分野、双方の若手人材の育成
(2)スタートアップ支援分野における連携協力に関する覚書
【連携協力の範囲】
ビジネス展開支援分野、アントレプレナーシップ教育分野、スタートアップ支援拠点整備分野、双方で合意されたその他の分野
このページに関する問合せ先
愛知県経済産業局革新事業創造部スタートアップ推進課
海外連携グループ
担当:冨樫、山中、戸田
電話:052-954-7474
内線:5181、5189