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【知事会見】クラウドファンディングを活用して津島石採祭車のすり鉦の新調資金を募集します
あいち山車まつり日本一協議会(会長 大村秀章愛知県知事)では、山車まつりの保存継承のため、構成団体の内、山車や祭礼用具等の保存修理を行う保存団体に対して、2017年度からクラウドファンディングを活用した資金調達の支援を行っています。
今年度、津島市の津島石採祭車保存会中部車(つしまいしどりさいしゃほぞんかいちゅうぶぐるま)が祭礼用具の新調のため、クラウドファンディングを実施します。皆様の御支援をよろしくお願いします。
1 募集内容
(1)団体名
津島石採祭車保存会中部車(代表 伊勢 満氏 )
(2)概要
すり鉦(がね)の新調
(総事業費約115万円)
(3)目標金額
30万円
※支援金額に応じて返礼品が用意されています。
(4)募集期間
2025年2月18日(火曜日)から5月6日(火曜日・振休)まで
2 応募方法
下記のWebサイトから御応募ください。
https://www.makuake.com/project/tsushimaishidori/
(クラウドファンディング運営業者「株式会社Makuake(マクアケ)」)
3 コース及び返礼品
(1)サポーター3,000円コース
・津島石採祭中部車オリジナルキャップ 1点
・あいち山車まつり日本一協議会クリアファイル(A4サイズ) 1枚
・ブックレット『津島秋まつり 山車祭と石採祭』(A5サイズ) 1冊
(2)サポーター5,000円コース
・津島石採祭中部車オリジナルトートバックA(サイズ:320mm×460mm×140mm) 1点
・あいち山車まつり日本一協議会クリアファイル(A4サイズ) 1枚
・ブックレット『津島秋まつり 山車祭と石採祭』(A5サイズ) 1冊
(3)サポーター10,000円コース
・津島石採祭中部車オリジナルトートバックB(サイズ:255mm×360mm×130mm) 1点
・あいち山車まつり日本一協議会クリアファイル(A4サイズ) 1枚
・ブックレット『津島秋まつり 山車祭と石採祭』(A5サイズ) 1冊
(4)サポーター30,000円コース
・津島石採祭中部車オリジナルパーカー(サイズ:S~4L) 1着
・あいち山車まつり日本一協議会手提げ袋(サイズ:260mm×340 mm) 1点
・あいち山車まつり日本一協議会クリアファイル(A4サイズ) 1枚
・ブックレット『津島秋まつり 山車祭と石採祭』(A5サイズ) 1冊
(5)カメラマンコース(30,000円)
・お祭り当日(2025年10月5日(日曜日))に、普段は、関係者しか立ち入ることのできない位置で写真撮影が可能(1組2名・5組まで)
・あいち山車まつり日本一協議会手提げ袋(サイズ:260mm×340 mm) 1点
・あいち山車まつり日本一協議会クリアファイル(A4サイズ) 1枚
・ブックレット『津島秋まつり 山車祭と石採祭』(A5サイズ) 1冊
(6)祭体験コース(50,000円)
・お祭り当日(2025年10月5日(日曜日))に半纏(はんてん)を着用して、祭車を一緒に引いたり、太鼓やすり鉦に触れたりして、祭を1日体験できる。(1組2名・5組まで)
・津島石採祭中部車オリジナルパーカー(サイズ:S~4L) 1着
・あいち山車まつり日本一協議会手提げ袋(サイズ:260mm×340 mm) 1点
・あいち山車まつり日本一協議会クリアファイル(A4サイズ) 1枚
・ブックレット『津島秋まつり 山車祭と石採祭』(A5サイズ) 1冊
4 事業スキーム図
参考
1 津島石採祭(つしまいしどりまつり)
威勢よく鉦(かね)や太鼓を打ち鳴らしながら町を練り歩く石採祭車(いしどりまつりぐるま)のお祭りは、毎年10月第1日曜日の尾張津島秋まつりで実施されています。
石採祭車は、1917(大正6)年に桑名から譲り受けたもので、1968(昭和43)年に市指定文化財に指定されています。
石採祭は、身近にある民俗芸能であり、そこで使用されるすり鉦(がね)をはじめとする用具は様々な職人の手による工芸品です。すり鉦は、祭を象徴する重要な用具であり、美しい音色を次世代に継承していくために新調します。
2 あいち山車まつり日本一協議会におけるクラウドファンディングの実績
年度 | 団体名(市町村) | 内容 | 目標金額 | 支援金額 |
---|---|---|---|---|
2023 | 津島石採祭車保存会北部車 (ほくぶしゃ)(津島市) |
提灯の修理、鉦(かね)・車軸カバーの新調、祭車の曳き手・演奏者の衣装の新調 | 30万円 | 20.5万円 |
2020 | 津島石採祭車保存会南部車 (なんぶぐるま)(津島市) |
鉦の新調 | 30万円 | 24.9万円 |
2019 | 津島石採祭車保存会中部車 (津島市) |
山車の躯体部分の修理 | 80万円 | 80.8万円 |
2018 | 国府祭中町(こうまつりなかまち)山車改修プロジェクト実行委員会 (豊川市) |
山車の躯体部分の修理 | 60万円 | 48.7万円 |
2017 | 津島石採祭車保存会(津島市) | 太鼓の張替・撥(ばち)の新調、 すり鉦(がね)・撞木(しゅもく)の新調 |
30万円 | 120万円 |
3 あいち山車まつり日本一協議会
・設立:2015年12月13日
・構成:愛知県、32市町、89保存団体
・会長:大村秀章愛知県知事
・事務局:愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室内(電話:052-954-6783)
・設立の趣旨:
愛知県は、「モノづくりあいち」につながる、優れたからくり人形を載せた山車が集中して所在するなど、全国有数の山車まつりが所在する地域です。
山車まつりは、愛知を代表する伝統文化であり、祭人(まつりびと)の気概と心意気をもって継承されてきた地域の元気の源、地域の宝です。こうした山車まつりの魅力を引き出して、更に発展させるためには、地域一丸となって山車文化の気運の高揚を図るとともに、県内外にその魅力を広めていくことが必要です。
このことから、2015年12月13日に、山車まつり保存団体と市町・県が参加する協議会を設立しました。
このページに関する問合せ先
愛知県県民文化局文化部
文化芸術課文化財室
保護・普及グループ
電話:052-954-6783
内線:3961、3963
メール:bunkazai@pref.aichi.lg.jp