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2024年12月にAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催した「第3回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会」において、愛知県参加校で初めて最優秀賞を受賞した愛知県立愛知総合工科高等学校が知事を訪問し、大会結果とこれまでの取組を報告します。
2025年2月20日(木曜日)午前11時5分から午前11時20分まで
愛知県公館
○生徒(愛知県立愛知総合工科高等学校 電子情報科3年生)
・今別府 幸音(いまべっぷ しおん)
・加藤 佑麻(かとう ゆうま)
・國生 楽人(こくせい らくと)
・齊藤 楽(さいとう がく)
・作永 勇慈(さくなが ゆうじ)
・松尾 匠真(まつお しょうま)
○校長
・山口 直人(やまぐち まさひと)
○担当教員
・浅井 清涼(あさい きよすみ)
・住原 真一(すみはら しんいち)
(1) 訪問者から大会結果と取組内容の報告
(2) 知事からお祝いの言葉
(3) 歓談
(4) 記念撮影
2024年12月14日(土曜日)及び12月15日(日曜日)
Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)
(所在地:愛知県常滑市セントレア5丁目10番1号)
愛知県では、2021年度のロボット国際大会(ロボカップアジアパシフィック2021あいち、ワールドロボットサミット2020)の成果を継承し、モノづくり現場の自動化を担うロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer)の人材創出を目的として、全国の高校生を対象とした競技会を2022年度から開催している。
本取組を通じて、高校生に対し、産業用ロボットの知識やプログラミングなどの技術の習得を図るとともに、ロボットSIer企業への就職を促進する。
ロボットメーカーから提供された産業用ロボットを使って、定められた競技課題に取り組む。
競技部門 |
デンソー ウェーブ部門 |
ファナック部門 (新規) |
三菱電機部門 |
FUJI部門 |
テーマ |
ボールペンの 組み立て |
ギア部品の組み立て |
お菓子の箱詰め |
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基礎課題 |
ボールペンの上部にキャップを装着し、組立てる。 |
棒に刻まれている歯の向きを確認しながら、ギアボックスに差し込む。 |
バラバラに置かれたお菓子を画像認識し、トレーの所定位置に配置する。 |
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応用課題 |
基礎課題をベースとして、顧客からの要望を想定した難易度別の課題 |
<イメージ>
デンソーウェーブ部門
ファナック部門
三菱電機部門
FUJI部門
高校が保有している産業用ロボットを使って、各チームで自由に設定した課題に取り組む。
全国の高校生による1チーム上限10名のチーム制(学年問わず)。
チームは、各種講習会を受講し、ロボットシステムインテグレーションを学ぶとともに、授業や部活動などの時間を活用して、モノづくり現場の自動化を行う実践的な競技課題に取り組む。
高校生チームに対しては、ロボットSIer企業がサポーターとなり、ロボットの設置搬送や技術面等の伴走支援を行うほか、競技に用いるロボットは、ロボットメーカー4社 (株式会社デンソーウェーブ、ファナック株式会社、株式会社FUJI、三菱電機株式会社)から無償貸与を受ける(オープン部門除く)。
16校
最優秀賞 愛知県立愛知総合工科高等学校(ファナック部門)
優秀賞 愛知県立半田工科高等学校(FUJI部門)
優秀賞 大阪府立東淀工業高等学校(三菱電機部門)
優秀賞 東京都立蔵前工科高等学校(デンソーウェーブ部門)
優秀賞 熊本県立鹿本商工高等学校(オープン部門)
技術賞 愛知県立春日井工科高等学校(FUJI部門)
アイデア賞 愛知県立豊橋工科高等学校(オープン部門)
オーディエンス賞 愛知県立半田工科高等学校(FUJI部門)
(参考)ダイジェスト映像
第3回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会
デモンストレーションの様子
愛知県 経済産業局 産業部 産業振興課
次世代産業室 ロボット産業グループ
電 話:052-954-6352
メール: jisedai@pref.aichi.lg.jp