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【知事会見】革新事業創造戦略に基づく「あいちスポーツイノベーションプロジェクト」の採択について
愛知県は、社会課題の解決と地域の活性化を図る官民連携プロジェクトの創出を目指し、2022年12月に策定した「革新事業創造戦略」に基づき、産学官金の多様な主体からWeb上で提案を受け付ける「革新事業創造提案プラットフォーム(A-IDEA(アイディア))」を運用しています。
この度、同戦略の枠組みによる第2号の官民連携プロジェクトとして、「あいちスポーツイノベーションプロジェクト」(提案者:株式会社中日新聞社)を革新事業に採択し、推進していくことを決定しましたので、お知らせします。
1 「あいちスポーツイノベーションプロジェクト」について
(1) 株式会社中日新聞社の提案内容 (詳細は「資料1」参照)
名称 |
あいちスポーツイノベーションプロジェクト ~スポーツDXによる新レガシー共創事業 "AiSIA(アイシア)"※~ |
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目的 |
STATION Aiの開業、愛知県国際アリーナの開業、アジア・アジアパラ競技大会の開催を起爆剤として、スポーツの成長産業化やスポーツを通じた地域の活性化、新たなビジネスチャンスの創出を目指す。 |
内容 |
○ スポーツを「みる」、スポーツを「する」、スポーツに「ふれる」という3つの基軸を設け、基軸ごとに先端デジタル技術を活用した新サービスを開発するなど、事業を実施する。 ○ また、スポーツチームや企業、団体等を巻き込んで、様々な事業を実施するプロジェクトの推進母体「AiSIA」を組成し、スポーツイノベーションを「ささえる」新たな基盤を構築する。 1 「みる」 県内スポーツチーム横断新サービス共創プログラムの実施 2 「する」 障害・身体の制約を超えるメタバース上のマラソン大会開催 3 「ふれる」 AIによるスポーツ診断スポットの提供 |
※ Aichi Sports Innovation Axleの頭文字。(Axleは車軸の意。クルマの滑らかな走りに欠かせない心臓部分。
(2) 今後の進め方
2024年1月から愛知県と株式会社中日新聞社で検討チームを立ち上げ、プロジェクトの推進母体となるコンソーシアム「AiSIA」の体制や取組内容について、具体化を図っていく。
2 添付資料
資料1 あいちスポーツイノベーションプロジェクト「スポーツDXによる新レガシー共創事業 【AiSIA】」について [PDFファイル/1.59MB]
資料2 革新事業採択の経緯について [PDFファイル/278KB]
(参考)革新事業創造戦略について
趣旨
民間提案を起点として、社会課題の解決と地域の活性化を図る官民連携プロジェクトの創出に向けた愛知県の取組の枠組みを示す。
Aichi-Startup戦略と両輪で愛知発のイノベーションを創出し、国際イノベーション都市への飛躍を図る。
イノベーション創出の枠組み
「あいちビジョン2030」の重要政策分野を踏まえ、7つの重点政策分野((1)健康長寿、(2)農林水産業、(3)防災・危機管理、(4)文化芸術、(5)スポーツ、(6)GX(グリーン・トランスフォーメーション)、(7)DX(デジタル・トランスフォーメーション))を設定。
民間からのイノベーション創出に向けた提案を受け付ける「革新事業創造提案プラットフォーム(愛称:A-IDEA)」を運営。
有識者で構成される「革新事業創造戦略会議」により優れた提案を抽出し、庁内関係各課で構成するワーキンググループにより提案の具体化を検討。
革新事業創造提案プラットフォーム(愛称:A-IDEA(アイディア))
産学官金の多様な主体が持つアイディアを起点として、社会課題の解決と地域の活性化に資する革新的な事業プロジェクトの創出を目指す「革新事業創造戦略」に基づき、様々なプロジェクトアイディアや社会実装を目指す技術・研究のシーズを受け付けるプラットフォームとして開設。
このプラットフォームでは、提案・登録された中から、革新的なプロジェクトとなりうる優れたアイディアを抽出するとともに、アイディアやシーズ、行政等の支援施策を相互にマッチングして、登録者間でのオープンイノベーションを創出することを目指しています。
Webページ 【URL】https://a-idea.jp/
このページに関する問合せ先
愛知県経済産業局革新事業創造部イノベーション企画課戦略企画・運用グループ
名古屋市中区三の丸三丁目1番2号 本庁舎地下1階
電話:052-954-7423 メール:innovation@pref.aichi.lg.jp