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2022年版「水産業の動き」を作成しました

ページID:0437144 掲載日:2022年12月21日更新 印刷ページ表示
2022年12月21日(水曜日)発表

2022版「水産業の動き」を作成しました

 愛知県の水産業の動向資料である「水産業の動き」の2022年版を作成しました。

 この資料は、1961年から毎年作成しているもので、本県の水産業の状況を把握するとともに、今後の施策へ活用するため、農林水産省の統計や県独自資料の分析などから最近の水産業の動きを主要な項目ごとに取りまとめたものです。

 各項目の中で、特徴のある動きについては「主要な問題の解説」として、また、最近話題となっている事柄については「時の話題」として掲げています。

 この資料は、愛知県農政課のWebページでご覧いただくことができます。

 https://www.pref.aichi.jp/soshiki/nousei/ugoki-rekinenn.html

水産業の動き

水産業の動き2022 [PDFファイル/6.01MB]←クリックで閲覧できます

「水産業の動き」の概要

(1)愛知県水産業の動向

ア 2020年の漁業・養殖業総生産量は69,503tで、くるまえび、がざみ類、あさり類、あゆ養殖が全国第1位となりました(p.1、3、14~15、37)。

 2020年の漁業・養殖業総生産量は69,503tで前年に比べて8.0%減少しました。海面漁業・養殖業生産量は全国第22位、内水面養殖業の収獲量は全国第2位となりました。

 本県では、生産量で全国上位を占める魚種も多く、沿岸漁業や養殖業を中心とした特色ある水産業が営まれています。

  【表】全国で上位を占める品目(生産量)
 全国順位 2020年 2019年
 第1位

くるまえび、がざみ類、

あさり類、あゆ養殖

くろだい、くるまえび、がざみ類、

あさり類、あゆ養殖

 第2位

しらす、にぎす類、くろだい、

うなぎ養殖、きんぎょ養殖

しらす、にぎす類、うなぎ養殖、

きんぎょ養殖

 第3位

かたくちいわし、ずずき類

かたくちいわし、ずずき類

(資料 海面漁業生産統計調査、内水面漁業生産統計調査、県水産課調べ)

イ 2020年の海面漁業漁獲量は53,459tで、うち船びき網が65.3%(p.1、16~17、51~52)

 2020年の海面漁業漁獲量は53,459tで前年に比べて10.8%減少しました。漁獲量の内訳は、漁業種類別では船びき網が65.3%、小型底びき網が8.9%を占めており、魚種別では、かたくちいわしが29.9%、しらすが17.6%、まいわしが16.6%、あさり類が3.0%を占めています。

2020年の海面漁業産出額は、131.2億円で前年に比べて17.3%減少しました。

ウ 2020年の内水面養殖業収獲量は5,668tで前年並(p.1、20~21、37、58)

 2020年の内水面養殖業収獲量は、5,668tで前年並で、全国第2位となりました。うなぎ養殖の収獲量は県内水面養殖業の約8割を占めており、2020年は4,315tで前年とほぼ同量となりました。また、あゆ養殖収獲量が8年連続の全国1位となりました。

(2)時の話題

ア 漁業用燃料価格高騰に対する支援について(p.26~27)

 燃油価格の高騰により、県では、漁業経営の安定化のため、漁業用燃油の購入費に対する支援を行いました。

イ 水産動植物の種苗の生産及び放流並びに水産動物の育成に関する基本計画(第8次愛知県栽培漁業基本計画)の策定について(p.32~33)

 2022年度から5年間の県の栽培漁業の進め方を定めた計画を策定しました。

ウ 新たに開発した乾燥飼料でうなぎ仔魚をシラスウナギに育成成功(p.34~35)

 ふ化したうなぎ仔魚の飼育には、液体状飼料が用いられていますが、水が汚れやすいなどの欠点があるため、新たに開発した乾燥粉末化した飼料を用いて、うなぎ仔魚を初めてシラスウナギまで育成することに成功しました。

 

このページに関する問合せ先

愛知県農業水産局水産課
企画・環境グループ
担当:原・長谷川
電話:052-954-6458
内線:3783
メール:suisan@pref.aichi.lg.jp

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