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1 病原菌
学名 Mycosphaerella nawae Hiura et Ikata(糸状菌 子のう菌類)
2 被害の様子
発病部位:葉のみ。まれにへたに発生する。
9月上旬頃から発病し始め、9月中旬から下旬にかけて急激に落葉する。病斑の周辺には黒い輪ができ、中央部は褐色をした丸い病斑となる。落葉が激しい場合 果実肥大が不良となり、早期着色し軟果する。
3 病原菌の生態
越冬場所:落葉病斑内部で菌糸や菌糸のかたまりで越冬する。
子のう胞子の発芽最適気温:20~25℃。侵入には10~22℃が適する。
7月から8月が高温のときほど初発は遅れる。
4 発生しやすい条件
・5月中旬~6月に降雨が多いと発病多い。
・樹勢の弱った木に発病しやすい。
5 防除対策
・落葉のみで菌糸は越冬するので、伝染源である落葉の処理。
・主要感染期(5月中旬から6月下旬)に薬剤防除を徹底する。