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2023年7月31日(月曜日)午前10時

ページID:20230731 掲載日:2023年8月16日更新 印刷ページ表示

1 知事発言

 それではですね、7月31日、7月最終日でございますが、月曜日午前10時定例会見を始めさせていただきます。

 今日は発表事項3点ということでございますので、3点をね、ばたばたとやって、その後、また御質問にお答えをしたいと思います。

(1)「モリコロパークde大規模婚活」の参加者募集について

【知事会見】「モリコロパークde大規模婚活」の参加者を募集します - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 まずですね、「モリコロパークde大規模婚活」の参加者募集についてということでございます。

 本県では、少子化が大変厳しい状況にある中、その大きな要因の一つとして考えられる未婚化・晩婚化への対策として、婚姻を希望する方に出会いの場を創出するため、10月に定員400人の大規模婚活イベントを実施をいたします。この度、明日8月1日火曜日から本イベントの参加者募集を開始することとなりましたので、お知らせをいたします。

 発表資料の1ページを御覧ください。

 イベントのタイトルは、「モリコロパークde大規模婚活」であります。

 日時は10月7日土曜日の午後1時半から午後4時半までで、会場は長久手市の愛・地球博記念公園であります。参加対象としては、20歳から39歳までの独身者の方で、イベント当日に県内在住、在勤又は在学の方とさせていただきます。募集定員は400名で事前申込制、申込み多数の場合は抽選により参加者を決定をいたします。参加費は無料でありますが、オンラインによる事前セミナー受講の際の通信費や会場までの交通費等については参加者に負担をいただきます。

 当日のプログラムとしては、受付やオリエンテーションを実施後、園内のベンチなどに設置をされているスタジオジブリ作品に登場するキャラクターが置き忘れたアイテムをモチーフとしたオブジェ、「ジブリの忘れもの」をグループごとに捜索するほか、クイズやゲームで交流を深めていただきます。

 続いて、発表資料の2ページを御覧ください。

 1ページは今私が申し上げたところですね。1時半から4時半までこういう形で、最初にパーク内にある「ジブリの忘れもの」、オブジェを男女協力して大捜索と。次に、「考えて?相談して!協力する!!愛知県ジモトクイズに挑戦」。それから、「好きなスタジオジブリ作品は?修学旅行はどこへ行った?選んだテーマでトークするサイコロトーク」、ということでございます。また、ナンバー探しゲームと、いろんな企画がね、あるということですね。

 2ページです。イベントに参加される方は必ずオンラインでスキルアップのための事前セミナーを受講してから御参加をいただきます。事前セミナーのテーマは、「婚活に役立つコミュニケーション講座」、「印象が良くなるファッション講座」、「婚活に臨む心の準備」の3種類で、それぞれについて初級編・上級編の2本ずつ、計6本のセミナーから2本以上を受講していただきます。

 申込みは、案内ちらしに記載の二次元コードから公式サイトの登録フォームに必要事項を御記入いただきます。申込み期間は明日8月1日火曜日から9月18日月曜日までとしております。定員400名と、婚活イベントとしては大規模なイベントではありますが、できるだけ多くの方とじっくりお話しできるようにスタッフがサポートいたしますので、是非お申込みをいただきまして、すてきな出会いの機会にしていただきたいと考えております。

 ということですね。2ページ、事前セミナーもこういう内容ということでやりますので、是非ね、これを受けてからまた御参加をいただければというふうに思っております。これがそのちらしですね。「モリコロパークde大規模婚活」ということでございます。

 なおですね、今回のイベントでは男女3名ずつの6名のグループを作り、各企画に参加をしていただきます。同性、異性ともにグループのメンバーを組み替えることでですね、企画ごとにより多くの方と出会える機会を作っていきます。グループでの共同作業を、クイズ、サイコロトークなどの複数の企画を実施をいたします。ということでございます。

 事前セミナー受講後、イベント当日、イベント終了3か月後の計3回、参加者のアンケートを実施し、実際どう、その後のアフターがどうなったかをね、これはフォローをしたいということでございます。イベント終了3か月後のアンケートでは、イベント後の連絡の状況だとかカップルの成立状況などについて確認をするということになっております。これはね、委託の事業者さんがやるということでございますね。

 これは当初予算で計上しました大きなものでございますが、5月補正で追加をしたものはですね、40人のものを5回、30人のものを5回ということで。婚活イベントが40人を5回、それからスポーツ、音楽の婚活イベントは30人のものを5回ということで、これをまた秋から年度末まで計10回やりますので、またそれは決まり次第、御連絡をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。ということでございます。

 今回はね、社会全体で結婚をサポートする取組が求められているということで、本県が実施した県民の意識調査によりますと、独身の約83パーセントがいずれ結婚する意思があるというふうに回答した一方で、独身にとどまっている理由として、結婚したい相手にまだ巡り会わないから、との回答が最も多いので、出会いの機会が少ない状況がうかがえるということです。コロナで特にそういう傾向がね、顕著になっていると思いますので、こうした形での出会いの場を作るということでやっていければと思います。結婚を希望する方に出会いの機会を提供する取組として、今回このような大規模イベントを開催することとしたということでございます。それがまず第1点。

(2)「産業空洞化対策減税基金」に基づく立地補助金の対象案件の決定(2023年度第1回)について

(​【知事会見】「産業空洞化対策減税基金」に基づく立地補助金の2023年度第1回補助対象案件の決定について - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 続いて、二つ目です。

 「産業空洞化対策減税基金」に基づく立地補助金の対象案件の決定についてです。

 これ、2012年度からやっておりまして、年度の前半と後半、1回、2回とやっておりますが、これは前半の1回目ということでございます。

 この度、2012年度から運用しております「産業空洞化対策減税基金」に基づく立地補助金について、2023年度第1回分の補助対象案件を決定いたしました。今年5月までに申請のあった26件に関し、外部有識者を中心とする審査会議における事業の成長性、雇用の維持・拡大等の観点からの審査結果を踏まえ、26件全てを補助対象といたしました。

 ということで、発表資料を御覧をいただきたいというふうに思っておりますが、発表資料の1ページはその制度の概要ですね。2ページがその個別の内容でございます。御紹介いたします。

 整理番号1番・2番は、高度先端分野における投資を応援をする「21世紀高度先端産業立地補助金」の案件であります。

 1番の日本ガイシ株式会社は、電力用がいし等のセラミック分野で培った独自技術を生かし、これまでにない高性能な通信機器を実現する新規ウエハー製品等の開発を行うため、名古屋市熱田区の自社敷地内に研究開発棟を新設する計画です。

 2番の三井化学株式会社は、総合化学メーカーとして様々な分野で素材を提供しております。今回、名古屋市南区の自社研究所に新規設備を導入し、子会社と連携して、半導体製造工程で使用される新規材料の開発を加速させる計画です。

 整理番号3番から18番までの16件は、県内に立地する企業の再投資を市町村と共同で支援する「新あいち創造産業立地補助金Aタイプ」です。

 4番の株式会社オティックスホールディングスを始めとするオティックスグループは、主に自動車のエンジン部品の製造を行っています。電動車の市場拡大を受け、部品軽量化が求められる電動車向けアルミダイカスト部品を生産するため、西尾市内の工場を改築し、ダイカスト専門工場を建設する計画であります。

 続いて、整理番号19番から24番の6件は、サプライチェーンの中核を成す分野や成長性の高い企業等の立地を支援する「Bタイプ」です。

 24番の株式会社レボインターナショナルは、京都府に本社を構えて、使用済み食用油を原料としたバイオディーゼル燃料の製造を行っています。今回、二つ目の生産拠点として田原市に工場を新設し、今後の需要拡大に対応するとともに、航空業界の脱炭素化の切り札ともなり得る次世代バイオ燃料等であるSAF(サフ)の開発・製造も行う計画です。Sustainable Aviation Fuel(サステナブル・アビエーション・フューエル)ということで、持続可能な航空燃料ですね。SAFの開発・製造を行うということです。

 それから、整理番号25番・26番は、県外から新たに進出し、オフィスを設置するソフト系IT企業を支援する「Cタイプ」です。

 25番のアクセンチュア株式会社は、世界最大級の総合コンサルティング企業です。国内ではこれまでに、主に首都圏・関西圏で事業を展開していましたが、今回は中部圏初となる拠点を名古屋市に開設し、当地域の製造業のデジタル化支援を強化する計画です。

 今回の補助対象の26件の事業分野別内訳は、自動車関連が9件、機械・金属関連6件、情報通信関連4件、環境・新エネルギー関連3件、ソフトウェア業2件、その他先端素材関連、ロボット関連が各1件です。地域別では、名古屋地域5件、尾張地域12件、西三河地域7件、東三河地域2件であります。

 また、26件の総投資額は705億円余、補助予定額は55億6,000万円余でありまして、3,100名余の常用雇用者が維持・創出される効果が見込まれます。2012年度からの決定分と合わせると、補助対象案件は478件、総投資額は8,100億円余、総補助予定額は505億円余となり、6万9,400名余の常用雇用者が維持・創出される効果が見込まれます。

 本県の産業競争力の強化、強靱な産業構造の構築に向けて、今後も「産業空洞化対策減税基金」を活用し、企業立地や研究開発・実証実験を支援することにより、「産業首都あいち」の実現を図ってまいります。

 ということでございまして、具体的なのが2ページということでございます。また御覧をいただければというふうに思っております。

 今回はですね、これの第1回は26件で総投資が705億円余ですが、2022年度の2回目、前回はですね、28件で538億円余ということで、件数はほぼ同じで、総投資額は前回を上回りまして、1回の認定案件としては、2012年度の制度創設以来、最大の額となっております。

 投資意欲があれですね、一旦、2020年、21年とちょっと少なかったんですけどね、それまで大体600億円超えていたのが、2020年が499億円、21年度が517億円、22年、去年が829億円でしてね、今回1回で705だから多分1,000億円を超えるんでしょうけどね、多分過去最大に年間通じてもなるんじゃないかという感じはしますが、やはり設備投資意欲は戻ってきているということではないかというふうに思っております。

 引き続き企業の設備投資をしっかりとね、盛り上げて、アフターコロナ、ポストコロナでね、経済をしっかりと回していきたいというふうに思っております。

 なお、この募集はですね、随時受け付けておりますので、今回、5月までのものを今回認定しました。また6月以降のものはこの後、募集、受け付けて、最終的には、また12月の年末に今年度の2回目のものを発表するというやり方になっております。

 審査はですね、大学教授とか経済団体、試験研究機関の役職員の皆様にお願いを、そういう第三者委員会にお願いをしているということでございます。

 それから、昨年度、22年度から新たに「Cタイプ」ということで、県外から県内に新たに進出し、拠点を設置するソフト系IT企業を支援する「Cタイプ」の補助金も新設し、今回2件ですね。ですから、25、26か、番号でいうと、ということですね。25、26を認定をしたということでございます。引き続きね、しっかりと企業の投資をですね、しっかり後押しをしていきたいというふうに思っております。

(3)起業家創出・育成プログラムの成果及び今年度事業について

【知事会見】起業家創出・育成プログラムの成果及び今年度事業について - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 続いて、3点目です。

 スタートアップですね。起業家創出・育成プログラムの成果と今年度事業です。

 愛知県は、2018年10月に策定した「Aichi-Startup(アイチ・スタートアップ)戦略」に基づいて、スタートアップ・エコシステムの形成に向けた取組を進めております。その一環として、既に報告済みの海外のスタートアップ・エコシステム先進地との連携事業に加え、国内事業として、スタートアップの各成長ステージで生じる経営課題の解決に向けた支援プログラムを展開しております。

 今回、その国内事業の成果報告第一弾として、「起業家創出・育成プログラムの成果について」と題し、「あいちスタートアップキャンプ」、「ビジネスプランコンテスト」、「あいちスタートアップスクール」の三つの取組の成果について御報告をいたします。

 いずれの事業も愛知県内での起業を今後のキャリアプランとして考えている、又は起業間もない人材を発掘・育成することを目的としたプログラムです。

 始めに、「あいちスタートアップキャンプ」は、新しい市場を狙ったビジネスアイデアや解決したい課題を持つ方を対象とし、起業に必要な知識、ノウハウ、実践力の習得を支援する事業で、2018年度から実施しております。

 記者発表資料3ページに、「あいちスタートアップキャンプ」の事業概要を記載しております。本事業は、プログラム参加者が各自のアイデアを先輩起業家等によるアドバイスを受けながらブラッシュアップする「起業家育成プログラム」、(2)プログラム参加者が起業支援者に向けてビジネスプランを発表する「名古屋ピッチイベント」、(3)プログラム参加者のうち、特に優れたビジネスプランを有する者に対する「東京等で開催されるピッチイベントへの登壇支援」を展開をしております。

 これまでの成果について、記者発表資料の4ページに記載のとおり、2018年度からの5年間で計212名の方が参加されました。

 ということで、資料も御覧をいただきながら、お聞きをいただければというふうに思っておりますが、資料の1ページはその趣旨でございますね。2ページは国内事業の一覧、それから3ページ以降がその経過ということでございまして、3ページは「あいちスタートアップキャンプ」、それから事業概要が、(1)「起業家育成プログラム」、それから4ページが「名古屋ピッチイベント」、「東京等でのピッチイベントへの登壇支援」ということでございます。

 ということでございまして、これまでの成果については、記者発表の4ページに記載のとおり、2018年度からの5年間で計212名、(3)ですね、212名の方が参加されました。

 今年度の事業については、その下に記載がある(4)を御覧ください。今年度の「あいちスタートアップキャンプ」については、7月19日に参加者の募集を開始をいたしております。今年度は、「STATION Ai」の整備を担うSTATION Ai株式会社及び新規事業開発やイノベーション創出支援の実績のある株式会社Relic(レリック)と連携をし、革新的なアイデアで起業を目指す人材を発掘・育成するプログラムを実施してまいります。

 次に、記者発表資料5ページに記載があります「ビジネスプランコンテスト」を御覧ください。

 「ビジネスプランコンテスト」は、愛知県内で起業する意思のある方から次世代の新たな価値観を生み出すビジネスプランを募集し、選考を行います。選考されたプランのブラッシュアップを通じて、スタートアップ創出につなげることを目指す事業で、2020年度から実施しております。

 その下に記載のとおり、「ビジネスプランコンテスト」は、一次選考を通過されたビジネスプランについて、より実現性の高いものにブラッシュアップする個別支援、個別支援を経たビジネスプランを発表するデモデイ、最終選考の開催、デモデイ後のサポートやメンタリングを実施しております。

 これまでの成果については、記者発表資料6ページに記載のあるとおり、2020年度からの3年間で「ビジネスプランコンテスト」の一次選考通過者30名のうち13名が起業に至っているということでございます。5ページ、6ページですね。ということでございます。この(3)ですね。13名が起業に至っているということでございます。

 今年度の事業については、「AI・IoT・ロボットなどの先進技術や新しいビジネスモデルを活用したアイデア、ビジネスプラン」、「愛知県の社会的課題を解決するアイデア、ビジネスプラン」の二つを募集テーマとして、6月28日よりビジネスプランを募集をしております。

 続きまして、記者発表資料7ページに記載があります「あいちスタートアップスクール」についてであります。

 起業を志す人材の裾野拡大に向けて、年代の切れ目なくイノベーションの創出を担う人材を育成することを目的として、2022年度から実施しております。

 2022年度の具体的な事業について、「(2)事業概要」を御覧ください。

 新たな価値を創造する若年層の人材発掘・育成に向け、県内各地域で小・中・高校生向けに起業家からの講演やワークショップ等のプログラムを実施をいたしましたということでございます。ということで、7ページですね。これがこういう形でやっております。

 2022年度の具体的な事業については、事業概要でね、こういう形でやっていますね。

 次のページ、8ページの「事業の成果」に記載してありますとおりにですね、昨年度の事業では、延べ244名の小・中・高校生が参加し、起業に対する知識を深めていただくとともに、今後のキャリアプランの一つとして起業をより身近に感じていただきました。

 今年度の事業については、「(4)2023年度事業について」を御覧ください。

 引き続き、県内各地域に会場を設置し、小・中・高校生が早期に起業について知り、課題の発見や解決に向けた主体的に取り組むことを取り入れたプログラムを実施することで、若年層の起業に対する意識を醸成してまいります。

 最後に、記者発表資料のですね、9ページに記載の「<参考>具体的な成果事例」を御覧ください。

 2024年度にオープン予定の「STATION Ai」に先駆けて、スタートアップの総合支援を行う「PRE-STATION Ai」のメンバーに、これまで実施してきた「あいちスタートアップキャンプ」及び「ビジネスプランコンテスト」の参加者から14社が選ばれております。これらのメンバーは起業や事業化のためのブラッシュアップに継続的に取り組んでおり、スタートアップ・エコシステムの形成に向けて好循環が生まれる先例となっております。

 引き続き、起業家予備軍の掘り起こし、育成を図ることで、愛知発のスタートアップの創出を促すとともに、本県独自のスタートアップ・エコシステム形成を推進してまいります。

 ということで、具体的な成果事例が9ページ、10ページというふうにありますので、また御覧ください。個別に御質問等があればまた部局にお聞きをいただければというふうに思っております。

 ということで、こういう形でですね、着々と進めてきておりますので、引き続きですね、しっかりと取り組み、進めていきたいというふうに思っております。「PRE-STATION Ai」も順調に、順調にですね、来ておりまして、現段階で222社だったっけ。というスタートアップが入っておりますので、来年秋のね、10月の「STATION Ai」開業に向けて、最初の5年間で1,000社まで持っていこうと、こういうことでございますが、そういったものは視野に入ってきているのではないかというふうに思っております。引き続きしっかりと取り組んでいきたいと思います。

 以上です。

2 質疑応答

(1)「子供向けの観光地」を切り口とした愛知県の観光振興について

【質問】 愛知県の観光振興について一つお伺いさせていただきます。

 名古屋市内のテーマパークのレゴランドなんですけれども、6月から子供料金の対象年齢を12歳から18歳に引き上げました。それに関して、運営会社の本多社長が、愛知県にはレゴランドのほかにも、ジブリパークであったり、名古屋港水族館であったり、子供向けのコンテンツが充実しているとして、県や市が子供向けの観光地域という切り口で観光振興を推し進めていってはどうかという持論を展開されているんですけれども、こういう考えについて、愛知県としてどのようにお考えになられるかお願いいたします。

【知事】 大変いい考えではないかと思いますね。大賛成ですね。

 今言われたほかにも東山のね、動植物園、ありましてね。あれも歴史がある本当に充実した動植物園でね、東京の上野の動物園に並ぶぐらいのね、そうした評価はいただいているんじゃないでしょうか。また、ラグーナテンボスという、そうしたものもありますし、また、犬山に行けば、国宝犬山城からね、リトルワールドからね、また、モンキーセンターから、非常に子供さんが楽しんでもらえるところ、たくさんありますので、そういったところをね、結んで、子供さん向けのね、そうした観光プラス校外学習といいますかね、という形にしていくというのは大変意義のあることではないかというふうに思っております。そういった切り口でのPRというのは、ちょっといろいろまた、いろんな御意見を聞いて考えていければというふうに思っております。

 子供さん行けば、当然親子連れで行きますよね。やっぱり特にこの小学校とか、小学校入る前の子供さんたちが自分たちだけで行くというのは、それはなかなかそう簡単にいきませんのでね。やっぱり御家族連れで楽しんでいただけるというのはすばらしいことじゃないかというふうに思いますね。

 なので、併せて私ども、今、休み方改革、それからまた県民の日学校ホリデー、それからまたラーケーションと、こういう形でいろいろ、特に、平日も家族そろって休んで、いろんな校外学習できたらどうかということもPRしていますので、そういう流れにも沿うものではないかというふうに思います。

 ちょっといろんな御意見を聞いて、またこのようなことでね、こんなことを取り組んでいければというふうに思っています。

(2)ビッグモーターの店舗前の街路樹の枯死について

【質問】 ビッグモーターの件でお伺いします。

 ビッグモーターの複数の店舗の前で街路樹が枯れている問題で、除草剤の使用を公表しておりますが、これについて、西尾市の店長等から県の方にそういった御報告があるのかというところと、県の今後の対応について教えてください。

【知事】 先週ですね、私の方から、全国的にいろいろ話題になっているビッグモーターの店舗前における街路樹の枯死について、どういう状況かというのを、概略、ちょっと申し上げました。愛知県内の店舗は名古屋市も含めて18店舗で、県管理道路に隣接しているものが10店舗、それから植樹帯があるのが6店舗ということで、そのうち、その前の植樹帯が枯れちゃってですね、何もないというところが西尾市内の1店舗ということを御報告をさせていただきました。

 ビッグモーター西尾店前の街路樹についてですね。植栽管理の委託業者、当然道路管理ですから、植栽ですね、街路樹等は委託管理していますので、その委託管理事業者などへの聞き取りをいたしまして、ビッグモーター西尾店が開店をしたのが2013年11月でありまして、それ以降に不自然な枯死状態となっていたことが確認をされたということでございます。このため、今後、速やかに西尾店に対して除草剤等の使用に関して聞き取りをし、その結果を踏まえ、土壌調査等を実施をしたいというふうに考えております。

 一方、7月28日の金曜日にね、先週金曜日に、ビッグモーター公式ホームページで、土壌の入替えや植樹など、店舗周辺における街路樹の原状回復に向けた手続を行っていく旨の発表があったということでありますので、それも私ども、土壌を調べてね、仮にそういうことであれば、原状回復に向けて協議を申し入れていきたいというふうに思っております。

 

(3)愛知県教育委員会における熱中症対策について

【質問】 もう一点、別件なんですが、今月28日に山形県の米沢市で部活動後に帰宅途中の女子中学生が熱中症と見られる症状で死亡した件についてお伺いしたいと思います。

 市教委の方は、熱中症対応のガイドライン周知が徹底できていなかったというふうにしているんですが、愛知県としては、このガイドラインを基にどういうふうに対応されているのかというところと、現状、暑さ指数について、各学校の判断というふうになっていると思うんですが、今後の対応について教えてください。

【知事】 ガイドラインがありますのでね、私ども県教委からですね、また県立学校、それからまた市町村教委ですね、また県民文化局からは私学、全てのところにですね、ガイドライン等について周知をしてですね、この暑さ対策をしっかりやってほしいということをですね、申入れをさせていただいております。

 ということでありますので、私ども愛知県においては、各教育委員会、それから学校現場においてはですね、適切な対応がなされているというふうに考えておりますが、そうした引き続きガイドラインの周知とですね、併せてやはり熱中症の警戒アラートというのがね、これだけ暑いので、当日その日の午前中、朝もそうですけれども、大体、明日が暑いとなると、前の日の夕方、出ますのでね、熱中症警戒アラートについては、これはしっかりとね、県のホームページ等々で、できるだけ前広にこれは教育委員会、学校現場に周知をして、ガイドラインを守ってね、熱中症対策に万全を期してほしいということは申し上げていきたいというふうに思っております。

それでは、今日は以上です。