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2024年11月6日(水曜日)午前10時
1 知事発言
【知事】 皆さん、おはようございます。11月6日、今日は水曜日ということでございますが、午前10時、定例の記者会見を始めさせていただきます。
(1)県立岡崎特別支援学校の移転開校について
この、先週末が三連休でございましたので、昨日、火曜日を1日空けて今日ということですが、昨日は午前中、午前10時だったかな、9時半だったかな、午前中に岡崎特別支援学校のね開校記念式典がありまして、岡崎行っておりましたので、ということで今日、1日ずらして今日というふうにさせていただきました。
なお、岡崎特別支援学校はですね、肢体不自由の子供たちの特別支援学校でございまして、これをですね、昭和37年だったかな、本宿、岡崎の一番東のところにですね、作って、その後、改築等々繰り返しておりましたが、やはり土砂災害の危険区域に一部かかるということもありですね、老朽化もありですね、あそこにあった病院機能は、今から8年前、もうほぼ9年前、2016年の春に三河青い鳥(医療療育センター)という形で、岡崎中央総合運動公園のところに移転をいたしました。
そして、本体の学校は、今回、美合の県立農大の敷地の中でですね、移転をすることができましたので。4月にすぐ開校式典というのは、学校の先生方もとにかく円滑に運営するのに必死なので、運営が安定をしてからですね、やるということで。2年前のにしお特支もそうでありましたんでね、大体そういう形でやらせていただいております。
なお、ちょっとだけ申し上げますと、岡崎特別支援学校は、肢体不自由の子供たちを対象に、今128名の子供たちが在籍をいたしております。学校に通って来れる子たちは100人、約100人。20人は入院・入所で、三河青い鳥(医療療育センター)に入院・入所で医療を受けていただきながらおります。そして、在宅の子がですね、通えない在宅の重度の子は10人。その子たちはですね、在籍をする子供たちには、岡崎特別支援学校の先生方が訪問をして授業をするという形でやらせていただいております。128人の子供たちのために県が配置をする教職員は141名ということでございます。
そしてですね、肢体不自由の子供たち、豊田は豊田の方にありますので西三河南部は全部岡崎でありましたが、今からこれも8年ほど前にですね、刈谷に特別支援学校を作り、刈谷、知立、高浜がそこで受けてもらう。そして、2年半前に西尾に作りまして、西尾、安城、碧南はにしお特支で受けてもらう。今回、岡崎特支はですね、岡崎、幸田、蒲郡をですね、豊橋ではなくてこちらの岡崎の方が近いのでですね、来てもらうという形で今やっております。
農大の敷地の中でありますから、農地といいますかね、大変広々とした敷地の中で、子供たちがね、元気に通っていただいているということでございます。
また、皆さんも是非、最新のあれがありまして、中庭もいっぱい、ふんだんに作りですね、フラットにして、基本、子供たちがごろんごろんできるような環境にしてあります。元気にね、通って来ていただいておりますので、また是非取材とは別にね、御覧をいただければ、機会があれば有り難いなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
引き続きこうした特別支援学校、しっかりとね、引き続き計画的に整備をしていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
(2)「あいちウィーク」における取組について
続きまして、次の発表事項とも絡みますので、あいちウィークにおける取組について申し上げ、そして発表事項の1「あいちウィーク休暇特別賞」の創設といったことについて申し上げたいと思います。
今月27日水曜日のあいち県民の日までいよいよ3週間、21日木曜日からのあいちウィークまでは約2週間となりました。あいちウィークにおける民間事業者による協賛事業の取組について御紹介をいたします。
お手元の資料を御覧ください。
10月末時点での民間事業者の御協力により行う取組についてであります。このうち、今年度の目玉となる2つの事業は、10月15日に資料配付いたしましたが、改めて私から御紹介いたします。
まず、名古屋鉄道さんのお得な小児用の「県民の日 電車バス乗り放題きっぷ」についてです。
昨年は、名鉄一日乗り放題きっぷを100円で販売をしていただきました。今年は、バスも乗り放題となる小児用乗り放題きっぷが150円で販売中です。また、購入特典として、きっぷを提示すれば明治村など4施設の入場料が無料となります。
次に、全日本空輸株式会社(ANA)からは、中部国際空港発の全路線16路線を対象に、航空券と宿泊がセットとなったツアーで利用できる5,000円割引クーポンを、今年初めて御用意をいただきました。先着500名限定ということで、5,000円割引クーポンということでございますので、お得だなというふうに思います。
どちらも大変お得な内容となっておりますので、是非御利用いただいて、この機会に御家族そろってあいちウィークを楽しんでください。
その他の民間事業者の皆様からの御協力も含め、資料6ページ以降の表のとおり、40件のお得なサービスやイベントが県内各地で行われます。特設サイトで紹介しておりますので、御参考にしていただき、愛知の魅力を再発見をしてください。
ということで、6ページ以降ですね。こうやってずるずる、いっぱいありますね。
例えば民間事業者では、現時点で40件の取組がありまして。ありますということでございますが、例えばMIZKAN MUSEUM(ミツカンミュージアム)ではこの期間、あいちウィークね、事前予約不要で入館料無料。12ページの35番。それから、ブラザーミュージアムではスタッフによるガイドツアー、資料11ページの33番。サガミホールディングスは特別価格で人気メニューを提供と、資料7ページの9番と、こういうことでございます。
その他、名古屋市の一部施設もあいちウィークに協力をいただいておりまして、全部で13件だね。例えば、名古屋城の西の丸御蔵城宝館、メタウォーター下水道科学館なごや、しだみ古墳群ミュージアムなどで来場者へのノベルティグッズなどの配布が行われると。また、一部の市立図書館ではお話し会が実施されるなど、様々な御協力をいただくということでございまして、御協力をいただいている名古屋市さんにも感謝をしたいというふうに思います。
それからですね、PRですが、中部電力MIRAI TOWERのタワービジョンでは、11月1日から30日まで、今月1か月、日没から4時間、1時間に2回程度、「11月27日は県民の日」「もっと知れば、もっと好きに」、「11月27日は何の日」の文字を繰り返し、30秒上映いたしますので、PRしていると。あと、交通系では、電車の吊り広告ね。地下鉄、JR、リニモ、愛環、あと地下鉄の車両内扉上部のサブウェイビジョンとかね、地下鉄の駅のデジタルサイネージなんかもやっております。そのほか、ちらし、グッズの配付、ポスター、特設サイト、インスタグラム、SNS、そして県の広報媒体「広報あいち」ね。また、「まるまる◎あいち」など、様々なPRを実施しているということでございます。
ということで、また「県民の日学校ホリデー」もありますので、大いに御活用いただければというふうに思っております。
「県民の日学校ホリデー」は、去年、教職員の方95パーセントですね、活用していただいて家族で休んでいただいたというデータがございます。
また、11月23日・24の土日には、オアシス21銀河の広場で「あいちウィークフェスタ2024」を開催します。11月27日の水曜日には、Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホールで「あいち県民の日記念イベント2024」を開催いたします。いずれのイベントも入場無料で事前申込みも不要でございます。多くの県民の皆様のお越しをお待ちをいたしておりますので、よろしくお願いをいたします。
ということがまず第1点でございます。
(3)「あいちウィーク休暇特別賞」の創設と受賞企業の表彰について
(【知事会見】「あいちウィーク休暇特別賞」を創設しました ~有給休暇として「あいちウィーク休暇」を新たに導入した企業を表彰~ - 愛知県)
続いてですね、続いて、次の発表事項の1でございます。「あいちウィーク休暇特別賞」の創設と受賞企業の表彰です。
愛知県では、ワーク・ライフ・バランスの充実と生産性向上による地域経済の活性化を目指して、「愛知県『休み方改革』プロジェクト」に取り組んでおります。
この一環で、年次有給休暇の取得及び多様な特別休暇の導入を積極的に推進している中小企業等を奨励する「愛知県休み方改革マイスター企業認定制度」により、中小企業等における休暇取得の促進に取り組んでおります。
この度、11月21日から27日までのあいちウィーク期間中の休暇取得を更に促進するため、認定企業のうち、あいちウィーク休暇を新たに導入した中小企業等を表彰する「あいちウィーク休暇特別賞」を創設いたしました。
第1回目となる今回の受賞企業は、稲沢市の税理士法人杉浦経営会計事務所、半田市の建設業、株式会社七番組(ひちばんぐみ)の2社であります。11月14日に開催する「愛知県休み方改革シンポジウム」における愛知県休み方改革マイスター企業表彰式の中で、私から、あいち認証材を使用した木製の表彰状を贈呈をいたします。
中小企業の皆様には、引き続きマイスター企業認定制度の申請を御検討いただくとともに、あいちウィーク期間中を始めとする従業員の方の休暇取得促進に御協力をお願いをいたします。
また、今年度もあいちウィーク期間中に学校休業日を設ける「県民の日学校ホリデー」を実施をいたします。特にお子さんをお持ちの従業員の方が学校ホリデーに合わせて休暇を取得できるよう、企業の皆様には休みやすい環境づくりに取り組んでいただきますことを重ねてお願いを申し上げる次第でございます。ということでございます。
資料3ページにね、愛知県休み方改革マイスター企業認定制度ということで、認定基準、ブロンズ、シルバー、ゴールドね、年休が60パーセント、75パーセント、90パーセントということで、ブロンズ、シルバー、ゴールドということで認定をさせていただいております。
認定状況は、その3ページの4にありますように、520社・団体です。ゴールドが9、シルバーが80、ブロンズが431ということでございますので、こうした企業さんが一社でも多くなるようにですね、働き掛けをしていきたいというふうに思っております。ということでございますので、よろしくお願いを申し上げます。
なお、このあいちウィーク休暇特別賞の企業さんには、副賞としてですね、この受賞企業には、従業員の皆さんに県産品のお米、お茶、お味噌などをですね、ちょっと想定していますが、ささやかに副賞を贈呈をしたいと、県産品をね、県産品の農産物だな、ということを贈呈したいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
この認定企業制度でね、やはり社内で認定制度が話題となって有給休暇が取りやすくなったといったような声もいただいておりまして、特に中小企業さんの休暇を取得しやすい職場づくりに一定の効果が出ているというふうに思っております。
なお、年次有給休暇の取得率はですね、2023年度の県の調査では、大企業を含め県内66.7パーセント、3分の2取っていると。大企業、1,000人以上の企業は71.2パーセント、300人未満の中小企業は62.9パーセントと、だんだん規模が小さくなると取りにくいということがありますので、中小企業の皆さんに年休を取りやすくするようにですね、引き続き私どももしっかりとやっていきたいというふうに思っております。
(4)STATION Aiパートナー拠点としての、刈谷イノベーション推進プラットフォームとの相互連携・協力に関する覚書の締結について
(【知事会見】STATION Aiパートナー拠点として、刈谷イノベーション推進プラットフォームとの相互連携・協力に関する覚書を締結します - 愛知県)
二つ目でございます。STATION Aiパートナー拠点としての、刈谷イノベーション推進プラットフォームとの相互連携・協力に関する覚書の締結についてでございます。
STATION Aiパートナー拠点としては、これで3件目ということでございます。
この度、愛知県は、刈谷市を中心に地元経済団体等で設立された刈谷イノベーション推進プラットフォームと「スタートアップに関する相互の連携・協力に関する覚書」を締結し、STATION Aiパートナー拠点として愛知のスタートアップ・エコシステムをともに盛り上げていくことになりましたので、お知らせをいたします。
STATION Aiパートナー拠点は、10月31日にグランドオープンした日本最大のスタートアップ支援拠点STATION Aiと連携・協力し、各地域において主体的にイノベーション創出に取り組む機関となります。
今回、STATION Aiのパートナー拠点となる刈谷イノベーション推進プラットフォームは、県内有数のものづくり産業・自動車サプライヤーの集積地であることを生かし、地域一体となって中小企業を対象に、スタートアップとの連携やオープンイノベーションの機運醸成を推進してきました。
愛知県は、この刈谷イノベーション推進プラットフォームとイノベーション創出とエコシステム形成の更なる取組・発展に向けて、相互の連携・協力に関する覚書の締結を、11月15日金曜日、STATION Aiの中で行います。
締結式には、刈谷イノベーション推進プラットフォーム代表である刈谷市の稲垣市長と、刈谷商工会議所の加藤会頭、碧海信用金庫の深谷理事長に御出席いただきます。
締結式終了後は、STATION Aiと刈谷イノベーション推進プラットフォームとの連携強化に向けたイベントを実施をいたします。
今回の覚書締結とSTATION Aiパートナー拠点としての活動のスタートを契機として、県が持つ国内外の連携ネットワークと刈谷イノベーション推進プラットフォームの強みである県内有数のものづくり産業・自動車サプライヤーの集積地であるネットワークをつなぎ、強化し、一体となって愛知県発のイノベーション創出を推進してまいります。
ということで、お手元の資料がその解説ということでございますので、御覧をいただければというふうに思っております。別添で刈谷イノベーション推進プラットフォームの取組概要を載せておりますので、御参考に御覧をいただきたいと思います。
これまではですね、STATION Aiパートナー拠点としてはですね。まず、2021年10月に、3年前ですね、東三河スタートアップ推進協議会の設立が行われたので、その設立と同時に、県と連携・協力の覚書を締結して、STATION Aiパートナー拠点の第1号として位置づけさせていただきました。去年、2023年9月に大府と東浦にまたがるウェルネスバレー地域で健康長寿の関連の機関、企業、大学、行政機関で構成するウェルネスバレー推進協議会をSTATION Aiパートナー拠点第2号として位置づけさせていただきました。例のデジタルヘルスプロジェクトの一環としてこれを位置づけて第2号。
今回、第3号が、この刈谷イノベーション推進プラットフォームとの協定ということでございます。刈谷市さんではね、市内中小企業と大手企業やスタートアップとのエコシステムを形成推進するイノベーションBAR(場)IKOMAI(いこまい)を月1回実施していると。あと、市内の中高生を対象に、AIやIoTなどの最新テクノロジーへの理解を深める教育などもやっているということなどでね、そういったことで取り組んでおられますので、今回、そのプラットフォームのね、刈谷イノベーション推進プラットフォームを作られたので、今回、STATION Aiと連携をするということで、今後はですね、STATION Aiにおきまして、刈谷イノベーション推進プラットフォーム関係者などによる相談窓口を、月1回程度設置する予定だということでございますので、しっかりとこれも連携をしていきたいというふうに思っております。
さらにですね、この他にも、県内でSTATION Aiのパートナー拠点になりたいというところは幾つかありますので、また個別に御相談をして、きちっと形が整ったら順次、また提携をしてやっていきたいというふうに思っております。
(5)愛知芸術文化センターの建物管理及び芸術劇場の運営に関する「基本的な考え方」の公表及び民間事業者からの意見募集について
(【知事会見】愛知芸術文化センターの建物管理及び芸術劇場の運営に関する 「基本的な考え方」の公表及び民間事業者からの意見募集について - 愛知県)
発表事項、最後にまいります。3点目、愛知芸術文化センターの建物管理及び芸術劇場の運営に関する「基本的な考え方」の公表及び民間事業者からの意見募集についてであります。
愛知県では、2024年4月に「愛知県文化施設活性化基本計画」を公表し、名古屋市東区の愛知芸術文化センター栄施設の建物管理と愛知県芸術劇場への民間活力の導入について、2024年5月以降、民間活力導入詳細調査を実施し、その可能性や効果等を具体的に検討してまいりました。
その結果、芸文センターの建物管理と芸術劇場の運営については、PFI法に基づくコンセッション方式により運営することで民間事業者による投資が期待できるとともに、柔軟な価格戦略の導入が可能となり、また、民間事業者の創意工夫による施設の活性化が期待できる点から、コンセッション方式を導入することといたしました。
お配りしている別添資料の、別添1「『基本的な考え方』について【概要版】」を御覧ください。
別添1、概要版だから、これか。A4縦。これね。はい。
資料の2枚目ですね。A4縦ですね。はい。
本日公表する「基本的な考え方」は、PFI法で規定され、今後策定する実施方針の公表に先立ち、現時点での県の考え方を整理したものであります。
この「基本的な考え方」を公表することで、コンセッション方式による愛知県芸術劇場等運営等事業の実施を周知するとともに、事業者から広く内容について意見を募り、可能な限り実施方針に反映させることを目的としております。
2ページ以降に事業の基本的な枠組を記載しております。
(3)の運営期間は15年以上といたしまして、業務範囲につきましては、3ページの(4)にありますようにですね、芸文センターの更なる魅力向上や賑わいの創出に向けて、芸術劇場の運営に関する戦略的な企画業務や、芸文センターの施設・空間等を有効活用した業務など、具体的な業務の内容や追加的に実施すべき業務について、応募者からの提案を求めることといたします。
(6)費用負担につきましては混合型を想定をし、維持管理業務、運営業務等に係る費用については、県が定める上限額の範囲内において、事業者から、県が負担する総額と各年度の負担額の提案を求めることといたします。
要は、民間で運営する部分だけでは完全に独立採算できないので、その管理運営等々についてはですね、維持管理等々については、その運営費は県が出すということと、県が出すものと民間が創意工夫でやるもので混合型でやると。それについての費用のことをですね、ある一定の方針を私どもがこれから実際に公募をするときにお示しをいたしますが、それについてですね、民間事業者さんから提案をいただくということでございます。
今作っている愛知県(新)体育館、IGアリーナにつきましてもですね、大体事業費が300億円程度、建設費がね。ということで、コンセッションであとどれぐらい御提供いただけるかということにいたしましたところですね、その運営権を買っていただいてね、どのぐらいその運営権を見ていただけるかということでコンペを、提案募集をねやりましたところですね、今、IGアリーナの事業主体になっているNTTドコモ、前田建設(工業)グループからは、建設費は400億円に上げて、それで200億円を30年のコンセッションで出しましょうと、こういうことに相なったわけでございます。そういうやり方ということですね。ということで、混合型ということでございます。
それからですね、それは建設費ですけど、これは運営費についてもですね、もうこれ建物できていますから、運営費についてこのぐらいを目安にするということについて、民間側からどういう、どのくらい民間で運営権のコンセッションで出して、県からの予算をどのぐらいにするかということも提案をいただくということにいたします。
それから、事業者の募集・選定等は、(3)にありますとおりですね、公募型プロポーザルにより選定することを想定しておりまして、応募者等の構成は、応募企業または応募グループとし、選定後は、SPC(特別目的会社)の設立を想定しております。
最後に、今後の予定ですが、3にあるとおり、今回公表する「基本的な考え方」に対する意見を11月21日木曜日の正午まで受け付けます。提出された意見を踏まえまして、実施方針を策定をし、2025年1月以降に公表する予定であります。その後、事業者の募集手続等を進めてまいりたいと考えております。なので、年明けの1月以降、実際の公募をですね、スタートをしていきたいというふうに思っております。
コンセッション方式という民間活力の導入により、芸文センターのブランドイメージを向上させ、利用者層の拡大を図るとともに、賑わいを創出できる施設の運営を目指してまいりたいと考えております。ということでございますので、よろしくお願いいたします。
公募ですね。企画公募等をやる上においてのですね、事前といいますか、その前提となる基本的な考えをお示しをし、また、これについて御意見をいただいてですね、実施方針を作り、そして1月以降公募するということで、これはPFI法に基づいた手続でございますので、粛々とやっていきたいということでございます。
これまでですね、この4月以降ですね、この4月に公表した「愛知県文化施設活性化基本計画」というのがこの一番下についているのかな。のフォローアップか。資料はまた部局に聞いていただきたいと思いますが、この別添3でフォローアップという形で、こういう民間活力導入詳細調査をずっと年明けやりましてね、この基本計画を4月に作り、5月以降この民間活力導入詳細調査をやり、そこでですね、民間事業者20者程度にヒアリングを、このコンサルティング会社にやっていただいた結果ですね、民間事業者さんから積極的な意見を聞かれ、参入意欲を多く、複数か、そこそこ多くの企業さんから参入意欲を示していただいたということでございます。
ヒアリングをした事業者さんは、劇場運営実績のある事業者とか、舞台芸術作品の企画制作を行っている事業者とかビルメンテナンス会社とか。そりゃそうですね。関係ない会社は。ああいうところでいろんな企画イベントなり劇場をですね運営している会社さんの方から、非常にそうした事業参画の意欲を示していただいたということでありますので、今回、こうした基本方針を作り、実施方針を作り、そして実際の事業者を公募をしていきたいというふうに思っております。
多分、1者というよりも、いろいろ専門分野ごとにね、劇場の管理運営の専門家、そういう舞台設営等の専門家、それからまた実際のそういう様々な舞台芸術をやるイベントの専門家、多分一緒になってコンソーシアムを組んで応募していただけるんではないかというふうに思っておりますのでですね、これは大いに期待をしたいというふうに思っております。
その上でですね、今、芸術劇場の運営は文化振興事業団が運営しておりますので、そことの関係で、どういう役割分担をして連携をしていくかということをですね、また、実際に決まりましたら詰めていきたいというふうに思っているところでございます。
なおですね、世の中的には、皆さんも御案内のとおりですね、皆さん各社さんも、メディアの皆さんもそれぞれに、文化芸術活動をね、自社で企画され、いろんなことをやっておられます。いろんな美術展だとか書展だとかやられますが、こういう舞台芸術についてもやっておられますよね。特に映像関係では、舞台芸術が非常にやはり大事なコンテンツでもありますのでやっておられますので御案内かと、社内には大変詳しい方もおられると思いますが、やはりコロナが明けてですね、ライブの需要はですね、本当に戻ってきました。戻ってきました。やっぱり今、日本の音楽とかそういった舞台関係の事業者の皆さん、やっぱりライブに行きたいと。実際、多くの皆さんね、ライブが見たいと、ライブに行きたい。それをネット配信でも、それでもライブを見たいという方が非常に多いのでですね、私はそういう意味では、この施設的には、ハード的には大変レベルの高い施設だと言われておりまして、私もそう思っております。なのでですね、あとは、やはりそれを運営する事業者さんを、どちらかといいますとね、オールジャパンといいますか、むしろ海外とのネットワークまで持ってきていただけるようなね、そういった事業者さんを期待をしたいなというふうに思っているところでございます。
ということで、芸文センターの建物管理と芸術劇場の運営をコンセッションで民間事業者の方々に募集するという方針、そしてまた混合型でやると。全部民間でっていうのは無理なんで、その管理運営等々については行政として応分の負担をし、混合型でですね、民間活力を活用してやるということを今日申し上げさせていただき、これから、具体的なPFI法に基づいた手続でありますから、これを順々とスタートさせていくということでございます。
私からは、ちょっと長かったんですが、私から以上でございます。
(6)県立岡崎特別支援学校の移転開校について
それからですね、先ほど申し上げました岡崎特別支援学校の教職員が、子供さん128名に対して141名と。これは肢体不自由なんですね。普通、知的障害の場合は、多分ですね、大体生徒さんに対してその半分ぐらいかな。もうちょっと多いかもしれませんね。
例えば、2年半前にオープンしましたにしお特別支援学校はですね、あれは知的障害の子供たちと肢体不自由の子供たちが両方入る合築のところで、あそこは生徒さんがですね、知的障害の子供たちが180名、肢体不自由の子は70名、250名で、教職員が160名です。
なので、180・70で160だから、多分知的障害の子だけだと、多分半分か半分強ぐらいかなという感じですが、肢体不自由の子供たちの場合は、ほぼほぼやはりマンツーマンという感じですかね。もちろん、教職員、教員・職員プラス看護師さんは常駐をしですね、常にやはり医療と連携をするということになりますのでですね。そういう形になりますが、やはりそうした子供たちにですね伸び伸びと、やっぱりどうしても障害の程度というのは本当に個人差がありますから、一人一人に合ったね、カリキュラムなりを作り、マンツーマンでしっかりやって対応して、そして子供たちに本当に伸び伸びとね、伸び伸びと学校生活をね、送っていただきたい。
その思い、一心でね、我々は、行政としてはその環境をしっかり整備をし、そして現場のね、学校の先生方始め職員の皆さんに頑張っていただいているということでございます。また、引き続きこうした面をしっかりやっていきたいと思います。
すみません、長くなりましたが、以上です。
2 質疑応答
(1)アメリカ大統領選挙について
【質問】 ちょっと海外の話にはなってしまうんですけれども、今日、大統領選挙の投開票が行われていると思うんですけれども、愛知県といえばやっぱり自動車産業だったりが盛んで、やはり海外との交流というのがあると思うんですけれども、その愛知県の知事として、今回の大統領選挙及び新大統領へ期待されることがあれば、ちょっと御所感をお伺いしてもよろしいでしょうか。
【知事】 もうほぼほぼ投票は終わったんですかね、西海岸も含めてね。なので、これから開票が始まるということでありますけれども、各調査会社等、また、アメリカの巨大なメディア群はもうあれじゃないでしょうか、今日これから時々刻々と出口調査とか何とかも含めてですね、各州の勝敗をどんどん打っていくということになるんでしょうね。
4年に1回、特に最近は本当に事前の予想が当たらないのでですね、まさにスイングステイトというか、揺れる、振れるのでですね、大変、アメリカ国内はもちろんですが、世界中の最大というか、大関心事なんでしょうね。
私も4年に1回はこの状況というのは、本当に時々刻々、リアルタイムで、各テレビ、報道、それからネットニュースなどで流れてきますから、それは、何といいますかね、最大の関心を持って見ているということであります。なので、これからいよいよ、実際開票のあれが流れてくるのは12時ぐらいからなんでしょうかね、この正午ぐらいからなんでしょうけども、ずーっと、多分1日じゃ片がつかないと言われていますので、多分、今日明日というのは、明日までいくんでしょうかね。ずーっと最大関心事になるんだろうと思っております。
そういうことでありますが、もう報道がし尽くされている感がありますのでね、スイングステイト7州の結果によるのか、それとも、事前の調査で本当に拮抗しているのでですね、そこは本当にトランプを支持というのがはばかられるのか、ハリスさん支持がはばかられるのかって、両方はばかられるという今回話があるので、本当のことが出ているのかということも含めてですね、大変大きな関心を持ってこれからの開票状況をね、見つめていきたいというふうに思っております。
なおですね、そういうことでありますが、両候補ともですね、両候補及び民主党、共和党いずれもですね、やはりアメリカと日本、日本とアメリカ、太平洋を挟んだですね日米同盟、U.S.-Japan alliance(ユーエス ジャパンアライアンス)はですね、不動の同盟関係だと、アライアンス関係だと。そして、日米同盟がやはり世界の平和と繁栄、そしてアジア太平洋の平和と繁栄の礎になっているということの認識はですね、これは変わらないというふうに思っております。
なのでですね、私はやはり、どちらの、民主党政権なり共和党政権なりどちらになっても、この日米同盟の重要性はですね不変であり、変わらない。そして、そのことをですね、お互いメッセージを発し合って、これからもですね、しっかりと連携をしていく。何ていいますか、血の通った同盟関係、息が合った、常に連絡・連携ができるそうした同盟関係を引き続きですね作っていきたいというふうに思っております。
これは、国会議員、衆議院議員をやってきた当時から、愛知県知事になった今においても揺るぎのない、私自身のまさに政治家としての、まさに基本的なスタンスでございます。
そして、さらに愛知県知事としてはですね、とにかく愛知の自動車産業、トヨタ自動車及びグループ企業始めですね、自動車産業及び愛知の企業はアメリカに大変多くの投資をし、多くの進出をし、アメリカのマーケットにかわいがっていただいているわけでございます。なので、やはり経済関係的にもですよ、経済関係的にも明らかにですね、日本で一番アメリカとの関係が経済的に深いのは我が愛知県だということは間違いないことでありますので、そういう意味では、揺るぎのない日米同盟と併せてですね、日米の経済関係、これがですね、自由貿易を前提としてwin-win(ウィンーウィン)となるような形でですね、どういう政権になろうとも、そこは引き続きですね、しっかりと働き掛けをしていきたいというふうに思っております。
ということで、私どもの愛知県のですね友好提携先は、テキサス州、それからインディアナ州、ケンタッキー州、そしてワシントン州と、四つあるわけでございます。今年はですね、インディアナ州とケンタッキー州を7年ぶりに訪問いたしました。そして、ケンタッキー州とはですね、5月に私がケンタッキーを訪問をし、そして7月にはベシア知事が日本を訪問して、そしてMOU(覚書)を更にですね、アップデートもさせていただき、サインもさせていただきました。引き続き、そこはしっかり連携をしていきたいと思います。
そして、テキサス州はですね、私ども愛知県の最大のパートナーということでありますが、私は去年訪問いたしました。そしてまた、今年7月にまたテキサス州グレッグ・アボット知事も日本を訪問していただき、東京でですね、今度は、8年前に、2016年にテキサス州との間で結んだ友好交流協定、MOUをですね、更にアップグレードして、共同声明という形にですね、ステートメントという形にさせていただき、サインをさせていただきました。
ちなみに、グレッグ・アボッド知事はアメリカ共和党においては大重鎮でありますし、次の大統領候補と目されている方でございます。そういう意味で、今回のね、選挙人でも、カリフォルニア54、テキサス40で、1番、2番ですもんね。カリフォルニアはもう、それは民主党の牙城なんであれですけど、40は共和党がかちっと取るから、対対の勝負ができるということでありますのでね、そういう意味では、そういった交流も重ねさせていただいております。
また、私は今年5月にシリコンバレーにも訪問し、GoogleやNVIDIA(エヌビディア)、Salesforce(セールスフォース)といったですね、シリコンバレーのビッグIT企業ともですね、様々に連携をさせていただくということも、協議もさせていただいております。なので、いろんなチャネルがありますのでね、いろんなチャネルがありますので、そういう意味では、また引き続きですね、日米同盟をしっかりとやっていく、そのことと併せて、また、日米経済関係はですね、これは自由貿易を前提にしですね、また、私ども愛知県の企業が巨大な投資をアメリカにしておりますのでね。今、ノースカロライナにあれですね、トヨタのバッテリー等の工場はもう2兆円ぐらい投資しているんですよね。今、計画も含めてですけど。なので、そうした意味でですね、我々としてはやはり、これはアメリカとの関係は、どういう政権構成になろうともですね、しっかりと日米関係、日米同盟関係と日米友好関係、日米経済関係をね、しっかりやっていけるように、これは進めていきたいというふうに思っております。
なので、今回はちょっと、なかなかアメリカも行くのも大変、移動距離が長いのであれでございますが、今回は、インディアナ、ケンタッキーの後はシリコンバレーへ参りましたが、去年は、テキサスの後はワシントンに参りましてね、上院議員、上下両院議員さんなどにもお会いさせていただきました。前の駐日大使のハガティ、今は上院議員ですね、テネシー州の。ハガティさんとも本当にといいますか、お会いさせていただいてね、本当に一目見るなりね、よう来たよう来たと言って喜んでいただきましたがね。仮に共和党政権できたら、彼は相当な要職にいくんではないかと言われておりますし、いろんなチャネルがありますから、またしっかりとですね、その連携はやっていきたい、連携を進めていきたいというふうに思います。
とにかく、いずれにしても、どういう結果になるか。本当に、日本の国内も、先週の衆議院選挙とは、国内の選挙じゃないので、はらはらどきどきまではしませんけれども、ちょっとやっぱりあれですね、本当に最後まで本当に競るんだとしたら、多分興奮するんでしょうな、きっとね。どうなるにしろですよ、ということです。
以上です。
すみません、まとまらない話になりましてですね。適当にまとめてください。
(2)名古屋市長選挙について
【質問】 10日に名古屋市長選がいよいよ告示されて、大分各党の推薦も出そろって、構図が固まってきたと思うんですけれども、知事として市長選に期待すること、それから、期待する候補などいらっしゃれば、御所感をお願いします。
【知事】 今回ですね、河村前市長が衆議院選挙に急遽出られたことにより辞職をされて、その辞職から50日以内に選挙をやるということでありますので、それにのっとって、11月24日投開票のですね、名古屋市長選挙が行われるということでございます。
今日までですね、各政党のですね、主要政党の推薦等々も出そろってまいりました。大塚耕平(おおつか こうへい)候補にですね、昨日、立憲民主党、国民民主党、公明党さんの3党が党本部の推薦を出されました。そして多分、今日か明日にはですね、自民党のですね推薦も出される、そろう方向だというふうにお聞きをいたしております。そういう新聞報道もございますね。なので、そういった調整が行われているということでございます。
なので、自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党、4党の推薦がそろうということ、それからまた連合愛知さんの推薦はもう既に出されているということ、それから柵木(ませき)会長を会長とする愛知県医師会、それから山根(やまね)会長を会長とする名古屋市医師会を始めですね、県市の医師会、歯科医師会、薬剤師会、三師会ももう既に推薦が出ていると、大塚候補にね、ということでございます。今申し上げたこの4党、そして連合愛知の皆さん、そして県市の三師会の皆さん、全て私の推薦政党であり、推薦団体でございます。柵木県医師会長は、私のですね政治団体、「躍動する愛知の会」の会長であり、事実上私の後援会長でもございます。
ということでございますのでですね、私は迷うことなく、今回の名古屋市長選挙では大塚耕平候補を全面的に、かつ全力で応援をさせていただきます。そして絶対に勝ちます。絶対に勝ちます。そのことを申し上げたいというふうに思っております。
そのためには、私が持っている政治的な資源も含めまして全力で、全力でこの市長選を戦い、大塚耕平候補の勝利に向けてですね、全力で頑張っていきたい。そのことを申し上げたいというふうに思っております。
以上です。
【記者】 選挙戦の最中に演説をされる予定とか何か決まっていたりされるんでしょうか。
【知事】 それは今、事務局、選対のですね、大塚候補の選対のですね事務局が、いろいろ日程や選挙戦のですね段取り等をされておられると思いますので、そことよく相談をしてですね、参加できるところは参加をしたいというふうに思っておりますし、私も自身でですね、大塚候補応援のための大会等もですね、主催をするというか、開催するというか、作っていきたいというふうに思っております。
いずれにいたしましても、全面的にかつ全力で支援、応援をし、必ず勝利を勝ち取れるように全力で頑張っていきたいというふうに思っております。
ですからあとは、先ほどちょっと支援の私の考え方を申し上げましたが、大塚候補とはね、実は年格好が一緒でございましてね、同学年でございまして。かねてからですね、国会議員の折はですね、政党は違いましたが、彼が選挙出る前はですね、日銀におられたんで、いろいろ意見交換なども。彼は日銀の国会担当もしてたんだな、若い頃ね、選挙に出られる前。なので、よくいろいろ意見交換なり議論なりしたこともありますし、また、テレビの討論会でもですね一緒になったこともありますし。そういう意味ではですね、特に私はこの知事という立場になってからは、各党さんから推薦をいただき仲良くさせていただいておりますので、大塚さんは私にとっては個人的にも親友だということでもありますから、そういう点ではですね、何といいますかね、スムーズにといいますかね、何の違和感もなくすっきりと応援に入れるというふうに思っております。
なので、先ほど言われた、どういう活動でということでありますが、それはよく選対の皆さんと相談をしながら対応していきたいというふうに思います。
もちろん、私もこの公職やっておりますから、いろんな仕事はありますのでね、毎日毎日、毎日毎日出っ張って何とかっていうのは、それは事実上不可能でございますしね。日本全国には、何か、毎日毎日選挙活動に出張っておられる何か首長さんもおられるようでありますけれどもね、ちょっとそれは、どうやって調整しているんだろうと正直思いますけどね。
なので、ちょっとそれはなかなかでありますが、できる限りですね、調整して、必要なところはやっていきたいというふうに思っております。
ですから、その具体的にどうするかは、これ、選挙のあれっていうのはあらかじめ、ぱしゃっとあらかたの日程とか組みますけどね、やっぱり臨機応変に変えていくんですよ。また多分東京の方からも応援の方が結構各党代表の方も含めてですね、来られるんだろうと思いますよ。だとしたら、その方々の日程って、それは急に決まるので、そういうのも含めてですね、やっぱりあらかじめ組んでおきますけども、やはり常に、大体前の日に、じゃあこうだなと決めていくというのがやっぱパターンなんでね。そういう形で、そこは臨機応変にやりたいと思いますし、最大の効果が得られるような形のね取組を私もやっていきたいと思います。
いずれにしても、冒頭申し上げましたが、大塚候補の勝利に向けて全面的に、かつ全力で支援、応援をしていきたい。まさに自分の選挙と同じ思いでですね取り組みたいというふうに思っております。以上です。
【記者】先ほどの関連なんですけれども、知事は大塚候補、まだ候補ではないですけれども、大塚さんとですね、支援母体が同一であるとか、あと、過去にもいろんな交流があったというお話だったんですけれども、今回、その市長選挙には河村さんの後継である広沢元副市長が出馬を予定していますけれども、そちらに対する考え方というかですね、知事の見方を教えていただきたいんですけれども。
【知事】 いや、それはもう、もう事実上選挙戦入っていますから、私から申し上げるのは控えたいと思いますね。
そこは、今日、一部報道で紙面討論会というのが出てましたので私も拝見いたしましたが、そこは候補者同士でね、議論していただくということではないかと思っております。
なので、私は、この大塚さんのですね主張、大塚さんの政策をですね全面的に支援して、大塚さんの勝利に向けてですね取り組みたいということでございます。
そしてもう一つありますとね、河村氏は市長から国会議員ということにまたなられましたがですね、今日の午後ですね、これは判決後、ぶら下がり要請ということで取材要請が記者クラブさん来ておりますが、今日、田中被告の判決が午後2時の予定ですか、(判決が)出るんですね。
河村氏はですね、まさにですね、例の署名の偽造・捏造問題でね、首謀者と言われているわけですね。実際に彼が持っていた署名をですね、書き写しに使ったという報道もなされております。おります。彼も認めています。それはいかんことではないと言って認めています。まさに首謀者の一人と言われております。
この署名の偽造・捏造問題でですね、10人の方が逮捕されてですよ、3人の方が懲役刑。1人は今争っていますけど、2人はもう確定していますね。そういった戦後の民主主義を揺るがすようなですね、大変悪質な偽造事件を引き起こした首謀者と言われていてですね、そのことについて何らの説明もなく、今も言っているように何の反省もなく、いけしゃあしゃあとですね世の中に出て、胸張って物を言っている。信じられませんね。やはり、そこはやはりしっかりと説明責任を果たしていただきたい。
このような悪質なですね、署名偽造・捏造事件を起こしておいて何らの説明もない。その会の会長をやった高須という方もですよ、河村氏にはもうあきれたと、絶縁だと言われてますよね。私は裏切られたのかはめられたのか、何かそんなようなことを言われましたわな、2年ちょっと前ぐらいに。2年というか、3年前か。3年前だね。前の市長選終わった後だな。高須氏が言ったのはね。市長選が終わるまで待ってあげたと。終わったら、もうこんなのと付き合ってられないと言って絶縁宣言されましたよね。そのことについてね、何らの説明もされていないということ。
それから更に言えば、その間ですね、その後、今年パリオリンピックありましたけども、3年前の東京オリンピックの後にね、金メダルを取った方が表敬訪問に来て、その二十歳の女性アスリートのね金メダルを音がするまでかじって傷つけたということについてですよ、最近の言動を聞くと、全く反省がないと。お詫びもない。そのことについてどう考えるのかと。
むしろ、河村氏は今回そういった形でね、自分の後継を立てられるというようなことであればですね、それだったら、それをまず説明してほしいというふうに思いますね。そのことをやはり市民の皆さんにはね、河村氏がやってきたことについてね、やはりしっかりとそこはね、見ていただきたいと思っております。
それと、ずっと説明責任は、それは消えませんよね。ですから、今日午後2時判決があるんでしょうから、また同じことを申し上げますけどもね、申し上げますけども、この市長選と絡んでいえば、そういうことだなということを、そのことは大事なことだということは申し上げたいと思っております。
【記者】 ちょっと不勉強で申し訳ございません。名古屋市長選挙に関して、これまで、知事がどなたかの候補を積極的に態度を表明して応援したということは、かつてあったんでしょうか。
【知事】 いや、ありますよそれは。
昔、河村さんと一緒にやっていた頃はですよ、河村さんを全面支援したことありますよ。あれは、だから2011年の選挙は一緒にやりましたね。ダブル選挙、トリプル選挙のときはね。2013年の市長選単独選挙のときも、私、全面的に支援しましたね。
それはありますよ。そう珍しいことでもないということですね。
3 知事発言
(1)「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産への登録勧告について
最後にちょっと一言。ちょっと話は全く変わりますが、今日の新聞報道で大きく出ておりましたが、日本の酒造りですね、「伝統的酒造り」をユネスコの評価機関が無形文化遺産に登録するよう勧告したということでございます。これは大変うれしいニュースでございましてね。
日本のお酒というのは、日本酒もあれば焼酎もあればですね、いろんなものがある。例えば愛知県というか、みりんもお酒なんですね。あれね、おとそですからね。おとそですから。本直しとかいうことでね、あれは焼酎の一種なのかな。だからお酒なんですね。ああいうおとそみたいな、みりんみたいなのもこの愛知の特産でありますしね。
そういう意味からいきますとですよ、私ども愛知では、ちょうどこのタイミングでといいますか、今年の5月1日に愛知県の「発酵食文化」振興協議会、愛知「発酵食文化」振興協(議)会を立ち上げさせていただきまして、私が会長になり、中部国際空港の犬塚社長、それから名鉄の髙﨑社長、それからミツカンの、会社の方ですね、事業会社の社長さんが副会長になり、今、会員さんがどんどんどんどん、いや、私も入れてとか言われて、どんどんどんどん増えてきておりますけれども、愛知県全県がね、発酵食文化、日本酒だけじゃなくて、日本酒も含め、酒、たまり醤油、みりん、味噌ね、それからまた漬物、お酢、そういった発酵食がフルセットでそろっている、発酵食の何ていいますかね、王国みたいなところでありますから、今回、そういう意味では、そのうちの中心的な分野である「伝統的酒造り」が無形(文化)遺産になるということは大変喜ばしいことだなと思って、今日ニュースを拝見をいたしました。
これは麹がね、もとのことですから。
それと、愛知県は日本酒の生産量がですね、全国6位か7位という状況でございますので、そういう意味では酒どころでもありますのでね。今、40ちょっと、40を超える酒蔵がありますので、そういったことも含めてですね、是非またこれも、ユネスコの無形文化遺産になるということをまた契機にですね、また、愛知の地酒、愛知の日本酒、そして愛知の発酵食文化をね、大いに盛り上げていきたいというふうに思っております。
今日は以上です。ありがとうございました。