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愛知県がんセンター愛知病院の岡崎市への移管について
愛知県と岡崎市は、地域のがん医療提供体制等のさらなる充実を図るため、愛知県がんセンター愛知病院の岡崎市への移管に向け協議を行ってまいりましたが、この度、下記のとおり基本合意に達したことから、移管についての覚書の締結式を執り行います。
記
1 移管の意義
(1)愛知病院は国指定のがん診療連携拠点病院、岡崎市民病院は県指定のがん診療拠点病院であり、両病院が統合することによりがん医療を充実強化することができる。
(2)愛知病院と岡崎市民病院は地理的に近接しており、移管し、医療機能を再編することにより、限られた医療資源を有効に活用することができる。
(3)地域医療構想において不足が指摘されている回復期病床等の充実を図ることができる。
2 基本合意の内容(要旨)
(1)愛知病院の経営を平成31年4月に岡崎市へ移管する。
(2)移管後、岡崎市民病院は、主に急性期、がん、結核等に係る医療を担い、愛知病院は主に亜急性期、回復期、在宅医療支援等に係る医療を担う。
(3)移管の条件については、以下のとおり。
ア 愛知病院の土地・建物等を、10年間、愛知県は岡崎市に無償で貸与し、期間終了後のことについては、改めて協議する。
イ 愛知病院の施設等の今後、必要となる修繕は、愛知県が実施する。
ウ 岡崎市民病院の結核病床の整備に要する費用は、愛知県が負担する。
エ 結核医療に要する経費については、愛知県が10年間負担する。 など
(4)愛知病院の職員の移行については、以下のとおり。
ア 愛知病院の医師は、岡崎市が割愛採用する。
イ 医師以外の職員で、岡崎市の職員として移行希望のある者は、岡崎市が割愛採用する。なお、割愛採用の時期、実施手順等については、別途協議する。
ウ 移管から10年を限度として、愛知県職員を岡崎市の病院へ派遣するものとする。
3 覚書締結式
(1)日 時
平成30年3月31日(土曜日)午後2時から午後2時30分まで(予定)
(2)場 所
岡崎市役所東庁舎2階大会議室
(岡崎市十王町二丁目9番地 電話0564-66-6016)
(3)締結者
愛知県:大村秀章知事
岡崎市:内田康宏市長
愛知県病院事業庁 木下 平庁長、がんセンター愛知病院 斎藤 博院長、
岡崎市民病院 木村 次郎院長が同席
(4)進 行
ア 趣旨説明、出席者紹介
イ 知事、市長挨拶
ウ 覚書署名、記念撮影
エ 質疑応答
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愛知県がんセンター愛知病院 |
岡崎市民病院 |
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所在地 |
岡崎市欠町字栗宿18 |
岡崎市高隆寺町字五所合3-1 |
開院年月日 |
昭和29年10月25日 |
昭和23年7月1日 |
病床数 |
276床(一般病床220床、結核病床50床、感染症病床6床) 〔平成29年4月1日現在〕 |
715床(一般病床) 〔同左〕 |
延べ患者数 |
外来60,310名、入院52,836名 〔平成28年度〕 |
外来298,789名、入院215,823名 〔同左〕 |
職員数 |
330人〔平成29年4月1日現在〕 |
1,111人〔同左〕 |
主な機能 |
・三河地域において高水準ながん医療を提供(がん診療連携拠点病院) ・結核、感染症、2次救急、へき地医療支援への対応 |
・3次救急、災害医療拠点など地域の基幹病院(救命救急センター、中核災害拠点病院) ・がんを始めとする4大疾病や小児・周産期等総合的に医療を提供(がん診療拠点病院、地域周産期母子医療センター) ・地域医療支援病院、認知症疾患医療センターとして医療機関や医療と介護の連携を推進 |
問合せ
愛知県 病院事業庁 経営課 経営企画・予算グループ
電話:052-954-6470(ダイヤルイン)
E-mail: byoin-keiei@pref.aichi.lg.jp