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「愛知県若年性認知症実態調査」の調査結果について

ページID:0315607 掲載日:2020年12月1日更新 印刷ページ表示

「愛知県若年性認知症実態調査」の調査結果について

 若年性認知症とは、65歳未満で発症した認知症のことです。医学的には高齢者の認知症と変わりませんが、その発症年齢の若さにより、仕事や家事、子育て等に影響を与え、経済的な面でも負担が大きくなることが想定されます。
 そこで、愛知県では、若年性認知症の方及び御家族の生活の実態や課題等について把握することを目的として「愛知県若年性認知症実態調査」を実施し、この度、調査結果をとりまとめました。
 調査結果の概要につきましては、以下のとおりです。

1 調査対象及び方法等

一次調査と二次調査の2段階方式で調査を実施。

(1)一次調査(調査期間:2020年3月27日から5月11日まで)

 認知症の方の利用が見込まれる医療機関・介護保険施設等(4,732か所)を対象に、利用者における若年性認知症の方の有無をスクリーニングするため、郵送配布・郵送回収によるアンケート調査を実施。

(2)二次調査(調査期間:2020年6月8日から8月31日まで)

 一次調査で把握できた若年性認知症の方(1,000人)を対象に、生活実態を把握するため、御本人が利用している施設からの手渡し配布・郵送回収によるアンケート調査を実施。

 なお、御本人・御家族に調査票が渡せない場合は、御本人が利用している施設担当者が御本人の状況等を回答。

2 回収結果

(1)一次調査

 57.2%(2,705か所)

(2)二次調査

 51.7%(517人)

3 調査結果の主なポイント

(1)一次調査

 ○把握できた若年性認知症の方は1,000人

 ○発症時点の年齢階層では、「50歳代」が最も多く46.4%

(2)二次調査

 ○基礎疾患では、「アルツハイマー型認知症」が最も多く56.1%

 ○最初に気付いた症状では、「もの忘れ」が最も多く63.7%

 ○介護保険の申請状況では、「申請していない」が15.3%

 ○発症時点の就業状況では、「就業していた」が44.9%

 ○収入状況では、「減った」が最も多く56.3%

 将来の不安として、「気分が不安定・意味も無く不安になる」を挙げた方は72.6%

 社会参加の場所が少なく、社会とのつながりの薄さについて、「思う」を挙げた方は54.8%

4 添付資料

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