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通いの場フォーラム2023を開催しました
地域の高齢者が集い、「生きがいづくり」、「仲間づくり」の輪を広げ、介護予防の拠点ともなる「通いの場」は、愛知県内で約5,000か所が把握されていますが、新型コロナウイルスが流行し、5類感染症移行後も通いの場への参加率が戻らない状況です。
そこで、愛知県では、通いの場をより魅力あるものとし活性化を図るため、「通いの場フォーラム2023」を令和5年12月22日(金曜日)にウィンクあいちにて開催しました。
「通いの場フォーラム2023」では、有識者による講演と、「通いの場のコンテスト」として、通いの場が抱える課題とそれを解決した優良な取組を行っている団体の表彰や事例発表などを行いました。
「通いの場のコンテスト」受賞団体の取組を紹介した動画を以下のリンクから御視聴いただけますので、各地域での活動の参考にしていただければ幸いです。
開催内容
◆第1部(講演) (40分)
テーマ:「通いの場を含めた活動と暮らしによる幸せなまちづくり」
「通いの場」はコロナや参加メンバーの加齢等により転換期を迎えています。地域住民が幸せに暮らすために、多様な「通いの場」を含めその人らしい「活動・暮らし」を選択できる「まちづくり」について、一緒に考えましょう。
講師:藤田医科大学地域包括ケア中核センター長補佐
博士(医学) 理学療法士 介護支援専門員 都築(つづき) 晃(あきら)氏
◆第2部(通いの場コンテスト)(65分)
(1)審査講評
審査委員長 北九州市立大学 特任教員 末永(すえなが) 和也(かずや)氏
(2)表彰式
【最優秀賞】 中野郷住宅コミュニティサロンゆるり(西尾市)
(活動概要)
月1回、市営住宅の集会所において、ボランティアによるサロンの開催に加えて、
移動販売やラジオ体操を実施。
【優秀賞】 ちくたくサロン(名古屋市名東区)
(活動概要)
毎週水曜日、賃貸アパートの一室において、ボランティアが昼食を作り提供。
【優秀賞】 ほっとカフェ藤塚(日進市)
(活動概要)
有志により、月1回、集会所において地域住民が気軽に集まってお茶をしながら
おしゃべりする場を開催。
絵本の読み聞かせ、体操、カフェでのランチの提供、作品の展示など幅広い
世代が参加できる活動を展開。
(3)受賞団体からの事例発表
【配布資料】
令和5年度 愛知県通いの場コンテスト~応募団体の取組と講評~ [PDFファイル/596KB]
フォーラム当日の様子
【藤田医科大学 地域包括ケア中核センター長補佐 都築 晃氏による講演】
【通いの場コンテスト表彰式】
【通いの場コンテスト受賞者からの事例発表】