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愛とん(愛知県の系統豚)

ページID:0168867 掲載日:2023年2月21日更新 印刷ページ表示

愛知県の系統豚

 日本の豚肉は、一般的に、3つの品種の豚を交配して生産されています。これは「三元豚」と呼ばれます。このような掛け合わせにより生産することで、安定した品質のものを常に食卓へ届けることができます。

 お互いに一定以上の血のつながりを持ち、遺伝的にばらつきの少ない豚の集団を「系統」、系統をつくることを「系統造成」、そしてその集団を構成するそれぞれの豚を「系統豚(けいとうとん)」と言います。

 愛知県では、県内の消費者の皆様に安全・安心で食味に優れる、愛知県産の豚肉をいつも供給できるよう、この三元豚の生産に必要な3つの品種の系統豚を県独自に改良しました。

 肉豚生産に用いられる3品種の豚について独自に改良しているのは、全国でも愛知県のみです。

(1)ランドレース種(体は白色、鼻が長く、耳が大きく垂れている)「アイリスL3」…子育て能力(泌乳能力)が高い

(2)大ヨークシャー種(体は白色、鼻が短く、耳は立っている)「アイリスW3」…産子数が多い

(3)デュロック種(体は茶色、筋肉質でがっちりした体形) 「アイリスナガラ」…発育が良く、肉質に優れる ※岐阜県と共同開発

愛知の系統豚

 これらの特徴は、消費者のみなさまに「おいしい」と言っていただける豚肉を提供するだけでなく、流通量及び豚肉価格の安定にも貢献します。

1 愛知県のブランド 

シンボルマーク 愛知県が改良した3品種の系統豚を用いて生産された豚肉及び豚肉製品を「愛とん」と総称し、シンボルマークを制定しました。

 現在、「愛とん」を素材とし、生産者等が独自の工夫を加えることで、品質の高い様々なブランド豚肉が生産されています。

 種豚全てが県産なのは、「愛とん」のみ。全国でも唯一無二の存在です。まさに、他とは一線を画す豚肉。

 今後とも、お引き立てのほどよろしくお願い致します。

 

2 生産体制

生産体制図

3 系統豚のシンボルマーク及び愛称の使用について

  系統豚のシンボルマーク及び愛称「愛とん」の使用を希望される場合は、以下の要領に基づき使用申込み手続きをお願いいたします。

  なお、使用を中止される場合につきましては、以下の要領に基づき、届出をお願いいたします。  

  系統豚のシンボルマーク及び愛称の使用に関する要領 [PDFファイル/253KB]

 

問合せ

愛知県 農業水産局 畜産課

E-mail: chikusan@pref.aichi.lg.jp

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