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愛知県における豚コレラの患畜の確認(4例目)について

ページID:0496602 掲載日:2019年3月28日更新 印刷ページ表示

愛知県における豚コレラの患畜の確認(4例目)について

本日、田原市の養豚農場において、豚コレラの疑いが発生した事例について、国の検査の結果、豚コレラの患畜であることが確認されました。

1 発生農場の概要

所 在 地:田原市
飼養頭数:1,647頭

2 確認の経過

(1) 3月27日、農場から東部家畜保健衛生所へ、飼養する繁殖豚に食欲不振、発熱が散見される旨の届出を受け、中央家畜保健衛生所が検査を実施した。
(2) 3月27日、中央家畜保健衛生所の精密検査の結果により、豚コレラの疑いが生じたため、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門(東京都小平市。以下、動衛研。)に検査材料を運搬した。
(3) 3月28日、動衛研での遺伝子検査の結果を踏まえ、国が病性を判定し、豚コレラの患畜と判定する旨の連絡がありました。
なお、本ウイルス及び3例目のウイルスは、愛知県のイノシシや岐阜県の豚やイノシシと同一のウイルスでした。(別紙1「豚コレラウイルス遺伝子系統樹」)

3 当面の措置

家畜伝染病予防法、豚コレラに関する特定家畜伝染病防疫指針及び愛知県豚コレラ対策実施要綱に基づき、
(1) 発生農場について、部外者の農場への立入制限、畜舎の消毒等を実施。
(2) 豚コレラ防疫部会及び現地の東三河地域豚コレラ防疫部会による防疫措置を開始。
(3) 今後、発生農場の豚をすべて殺処分し、埋却等の防疫措置を実施。
(4) 発生農場を中心とした半径3km以内の区域を「移動制限区域」として豚等の移動を禁止するとともに、発生農場を中心に半径10km以内の移動制限区域に外接する区域を「搬出制限区域」として、豚等の当該区域からの搬出を禁止。(別紙2)
(5) 感染拡大防止のため、本日午前10時から、田原市の主要道に消毒ポイントを6か所設置し(別紙3)、畜産関係車両の消毒を実施するとともに、幹線道路を対象に散水車による消毒(現在調整中)を実施。
(6) 周辺農場の立入検査を実施。

4 その他

(1) 移動及び搬出制限区域内にある豚等の飼養状況(速報値)
移動制限区域内:19戸23農場、飼養頭数:45,714頭
搬出制限区域内:23戸25農場、飼養頭数:36,746頭
計:42戸48農場、飼養頭数:82,460頭
(2) 豚コレラは、豚・いのししの病気であり、人に感染することはありません。また、感染した豚肉等が市場に出回ることはありませんが、仮に、感染した豚肉等を摂取しても人体には影響ありません。

【 報道機関へのお願い 】

(1) 現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあることなどから慎んでいただきますよう御協力をお願いいたします。また、ヘリコプターを使用しての取材は作業員相互の連絡に支障をきたし、防疫作業の妨げとなりますので、低空での飛行は控えていただくよう、お願いいたします。
(2) 今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。

問合せ先

愛知県豚コレラ防疫対策部会
担  当 農林水産部畜産課 下山、鈴木
ダイヤルイン 052-954-6425
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