愛知県内における豚熱の疑似患畜の確認について

ページID：0373985 掲載日：2021年12月25日更新印刷ページ表示

農林水産省同時

愛知県内における豚熱の疑似患畜の確認について

県内の豚飼養農場において、家畜伝染病である豚熱の疑似患畜（※1）が確認されました。

1　疑似患畜が確認された農場の概要

所在地：弥富市（1農場）
飼養頭数：豚　約2,300頭
疑似患畜数：豚　12頭（殺処分対象）

2　確認の経過

（1）本日12月25日（土曜日）、宮城県伊具郡丸森町(いぐぐんまるもりまち)の農場において豚熱の発生が確認されました（農林水産省、宮城県発表）。
（2）これに伴い、発生農場で12月8日及び15日に採取された精液を用いて、本県弥富市の農場で人工授精した豚12頭についても、「豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針（以下、指針）」に基づき、国において疑似患畜と判定されました。

3　当面の措置

家畜伝染病予防法、指針及び愛知県豚熱等対策実施要綱に基づき、速やかに以下の措置をとります。
（1）当該農場の豚等の移動を防疫措置（※2）完了後から28日間制限。
（2）県豚熱等防疫部会及び現地の海部地域豚熱等防疫部会（※3）による防疫措置を開始。
（3）疑似患畜と判定された12頭の豚を殺処分（12月25日中に終了予定）。
（4）疑似患畜が確認された農場について、部外者の農場への立入制限、畜舎の消毒等を実施。

4　その他

（1）豚熱は、豚・いのししの病気であり、人に感染することはありません。また、感染した豚肉等が市場に出回ることはありませんが、仮に、感染した豚肉等を摂取しても人体には影響ありません。
（2）現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあること、農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力をお願いします。
（3）ヘリコプター等を使用しての取材は、作業員相互の連絡調整に支障をきたし、防疫作業の妨げとなりますので、厳に慎むよう御協力お願いします。
（4）今後とも、迅速で正確な情報提供に努めていきますので、生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いします。

用語の説明

※1　疑似患畜：豚熱に感染した疑いのある家畜
※2　防疫措置：家畜伝染病の発生を予防し、まん延を防止するために実施する家畜の殺処分、埋却、消毒等の措置
※3　地域豚熱等防疫部会：各地区での防疫活動を行うため県内各地域の農林水産事務所、家畜保健衛生所の職員により設置される組織。

問い合わせ先

愛知県豚熱等防疫部会
担当　農業水産局畜産課
　　　家畜防疫対策室　松井、丸山
ダイヤルイン　052-954-6424

愛知県内における豚熱の疑似患畜の確認について