主要地方道名古屋岡崎線（豊田市中田町地内始め）における土壌調査結果について

1.調査の趣旨

　主要地方道名古屋岡崎線（豊田市中田町地内始め）において土壌調査を行いました。これは、安城市の土地区画整理事業区域内の土地において任意の土壌調査を行ったところ、土壌汚染等対策基準（土壌溶出量基準）を超えるふっ素が確認（本年6月26日に安城市より発表）されたことから、同土地に搬出した公共工事残土の一つである主要地方道名古屋岡崎線において土壌調査を実施したものです。

2.調査結果

（1）調査日

　　平成20年8月6日（水）及び7日（木）

（2）調査地点

　　主要地方道名古屋岡崎線　豊田市中田町地内始め

　　（延長962m、幅員50～70m）

（3）調査結果

　上記調査地点において11箇所の調査を実施したところ、その内1箇所で土壌汚染等対策基準（土壌溶出量基準）を超えるふっ素を確認しました。調査結果のうち、土壌汚染等対策基準（土壌溶出量基準）を超過したものは次のとおりです。また、土壌汚染等対策基準のうち含有量に関するものは、全ての箇所で基準値以下でした。

　なお、当該箇所は既に舗装などの工事が完了し供用されており、飛散や雨水等による道路区域からの拡散の恐れはないものと考えられます。

　注：（　）内は土壌溶出量基準に対する倍率。

3.その他

　本結果については、豊田市環境部に報告を行ったところであり、本日、豊田市において、豊田市政記者クラブと豊田市政記者東クラブに発表されます。

　また、豊田市では、周辺の地下水汚染の状況を確認するため、半径500m程度の範囲において既存井戸等により地下水質調査を行う予定です。