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生食用食肉を取り扱う施設に対する緊急監視の結果について
監視指導結果
愛知県では、各保健所に対し、「生食用食肉の衛生基準」に適合していない食肉を、生食させないよう、焼肉店等営業施設への監視指導を行っていますが、平成23年5月5日付けの厚生労働省医薬食品局食品安全部長通知「生食用食肉を取り扱う施設に対する緊急監視の実施について」に基づいて、県内(名古屋市、中核市を除く)の生食用食肉を取り扱う施設に対する緊急監視を行いました。
5月31日(火)までの監視の結果は、下表のとおりです。
飲食店営業 (30,904施設) | 食肉処理業 (279施設) | 食肉販売業 (3,384施設) | 合計 | ||
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(1) | 調査実施件数 | 877施設 | 68施設 | 218施設 | 1,163施設 |
(2) | (1)のうち、生食用食肉の取り扱いがある施設 | 60施設 | 0施設 | 8施設 | 68施設 |
(3) | (2)のうち、衛生基準に適合していないため 指導をした施設 | 58施設 | ― | 3施設 | 61施設 |
(4) | (3)のうち、指導後に取り扱いを中止した施設 | 28施設 | ― | 3施設 | 31施設 |
(5) | (3)のうち、指導後も提供を続ける施設 | 30施設 | ― | 0施設 | 30施設 |
衛生基準に適合していない主な項目は、トリミングの実施、器具の専用化・消毒等衛生管理及び自主検査の実施でした。
なお、生食用食肉の衛生基準に適合していないが、提供を継続している30施設に対しては、衛生基準の遵守、もしくは取り扱いを中止するよう引き続き指導を行っていきます。
また、県民の皆様に対しては、食肉の生食は危険である旨の啓発活動を行ってまいります。