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令和元年度第2回愛知県道徳教育推進会議協議の概要
令和元年度第2回道徳教育推進会議における議事の内容を報告します
議事録
令和元年度第2回愛知県道徳教育推進会議協議の概要
日時:令和2年1月28日(火曜日)14時00分~16時00分
1 開会
2 愛知県教育委員会あいさつ(義務教育課長)
3 委員紹介
4 議長あいさつ
5 議事
【報告事項】
(1) 令和元年度第1回愛知県道徳教育推進会議協議の概要について
(2) 令和元年度愛知県道徳教育推進会議等の進捗状況について
【協議事項】 (「・」は意見)
(1) 令和元年度研究推進校からの報告について
<研究推進校からの報告>
稲沢市立法立小学校
高浜市立翼小学校
知多市立旭南中学校
蒲郡市立西浦中学校
・ 道徳科では、教師がプラス思考であることが大事である。そのためには、子供の問題意識を幅広くとらえることが大切である。
・ 子供たちの考える幅を広げていくためには、「心の振れ幅」が必要である。「心の振れ幅」が子供の視野を広げていくことになる。
・ 主題にしばられて授業をするのではない。道徳科では、他の教科とは違い、「違い」を認め合うことが大切である。到達点は、「みんなが認め合うこと」である。
・ 小学校と中学校では、授業の流し方が違うような気がした。しかし、それぞれによさがあってよかった。翼小学校の「つばさトーク」に、自分も参加したいと思った。
・ 評価の方法として、「道徳ノート」を活用している。子供の成長が見られた部分を評価している。
・ 児童が、多面的・多角的な見方ができるようになったことを評価している。本校では、「自分事として考えているか」「多面的・多角的に考えているか」「教材との関わりで考えているか」という三つの視点をもとに評価を行っている。
・ 子供一人一人に、それぞれの評価項目を設定している。教師は、年間指導計画、授業記録、子供の記録を基にして評価を行っている。通知表には、どのような書き方をすると保護者や子供に伝わるかを考えながら進めている。
・ 授業づくりに目が行きがちであるが、道徳教育全体を見る必要がある。道徳科の評価と道徳教育の評価を分けて考えなければならない。
・ 今後、授業をしていく中で、この研究でつかんだ手応えを、より確かなものにしていく必要がある。
・ 授業の中で、教師の失敗談を聞けたのは、子供にとっても大きかったと思う。今は、生きづらく、失敗ができない。だから、若い教師も失敗を恐れている。これからの道徳教育では、失敗することにとらわれすぎず、何度でもやり直すことができるということを伝えていきたい。
(2) 令和元年度愛知県道徳教育推進会議の啓発物について
・ リーフレットは、研究推進校等の実践が基になって作られていてとてもよい。イラストについては、男女の割合や役割分担を平等にするとよい。
・ 教師が「教えたい」のではなく、「一緒に学ぶ」という姿勢が大切だと思う。それが、教師の成長につながると思う。
・ リーフレットについては、今後、事務局と相談して進めていきたい。どの学校でもすぐに取り組めるもの、少しがんばればできそうと思える取組を提案できれば、よりよいものになると思う。
(3) その他
6 連絡
7 閉会