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令和2年度第1回義務教育問題研究協議会の概要
令和2年度第1回義務教育問題研究協議会を開催しました。
本会は、本県の義務教育に関する諸問題について、研究協議を行う協議会です。今回の会議では、令和2・3年度の協議題「ICT機器を活用した教育活動の在り方」について、多方面から御意見と御助言をいただきました。その内容を報告します。
研究協議会の概要
日時:令和2年9月8日(火曜日) 午後2時から午後4時まで
会場:愛知県庁西庁舎 教育委員会室
1 開会
2 愛知県教育委員会挨拶(学習教育部長)
3 委員等紹介
4 会長・副会長選出
5 会長・副会長挨拶
6 議事
【報告事項】
(1) 愛知県義務教育問題研究協議会の歩みについて
(2) 令和2・3年度愛知県義務教育問題研究協議会協議題について
「ICT機器を活用した教育活動の在り方」
【協議事項】
(1) 愛知県のICT教育に望むこと
〈ICTの活用〉
・ 授業だけでなく、生活でもICT機器を使っていくことが必要である。
・ 目的や方針を明確にしてICTを導入していくことが重要である。
・ ICTを活用できる環境を整備し、これまでの学びと関連付けることが大切である。
・ ICTを使い、主体的・対話的で深い学びを実現するためのスキルと知識を身に付ける必要がある。
・ 教員が行うこと、学校が行うこと、教育委員会が行うことなどを示せるとよい。
〈実践例〉
・ 発達段階に応じた実践例があるとよい。
・ 事例を集め広めていくことで、ICTを使った横のつながりができるとよい。
・ 日本語が苦手な子供への教え方や便利なソフトなどの情報があるとよい。
・ パソコンへの依存や、文字を書かなくなったり辞書を引かなくなったりするなどのデメリットも踏まえて進めたい。
・ 先進的な実践は参考になる。
〈教員のICT指導力〉
・ 個別最適化を実現させるため、先生たちの研修も支援員も必要になってくる。
・ 分かりやすい授業をするためのICT教育を進めてほしい。
・ 全ての先生が学べる機会があるとよい。
〈家庭での学習〉
・ 発展的な学習内容もタブレットを持ち帰ることができれば可能になる。
・ 臨時休業以前は、授業でICTをどのように活用すれば、魅力的で効果的で効率的かという点に焦点化されていたが、今はICTを使って家庭学習とつなげることができるかという検討にもなってきている。
・ 論理的に意見を述べるというスキルも身に付けて、家庭や学校で社会に出て行く教育をしていただけるとよい。
〈専門部会での研究協議の方向性〉
「専門部会では、愛知県としてのICT機器の活用の在り方についての指針となるものと、具体的な活用事例を研究協議する。」
・「ICT機器を活用した教育活動の在り方」リーフレットの作成
理想の教育活動の在り方を実現していくために愛知県としての方向性を示すものにしたい。
・「授業における効果的なICT機器の活用」事例集
先進的な事例や、今後、取り組んでいきたい活用法、これまで積み上げてきた実践と、ICT機器の組み合わせ例など、取り上げていきたい。
(2) 専門部会の設置について
(3) 令和2年度愛知県義務教育問題研究協議会の事業計画について
7 連絡事項
8 閉会の挨拶
9 閉会
配布資料
令和2年度第1回義務教育問題研究協議会で配布した資料です。
令和2年度第1回愛知県義務教育問題研究協議会次第 [PDFファイル/82KB]
【資料1】愛知県義務教育問題研究協議会開催要綱 [PDFファイル/108KB]
【資料2】愛知県義務教育問題研究協議会の傍聴に関する要領 [PDFファイル/207KB]
【資料3】令和2年度愛知県義務教育問題研究協議会委員等名簿 [PDFファイル/135KB]
【資料4】愛知県義務教育問題研究協議会の歩み [PDFファイル/114KB]
【資料5】令和2・3年度愛知県義務教育問題研究協議会協議題 [PDFファイル/606KB]
【資料6】令和2年度第1回愛知県義務教育問題研究協議会の協議内容 [PDFファイル/164KB]